そよそよ風がふいてます

青い葉っぱが揺れてます

14・続きを書きたい

2009年05月29日 | Weblog
 いっこうに眠くならない午前2時、なぜこのブログを書き出したか初期のものを読み出してとまらなくなった。途中から日記みたいになってきて、まぁ、それもいいんだけど、書きたかったことの続きが書きたいな、と思ってきたよ。

今、スターキッズで「君天」に挑戦しようとしている少年がいるので、娘のそのあたりから書こうかな。実に7年前、うーん、その頃から今のパートナーさんとは顔見知りだったのか、と感慨深い。
(君天とは、国立天文台が夏に高校生年齢を対象に開催する「君が天文学者になる4日間」のことです、競争率、4、5倍

 びっしりと資料が入った「君天」の合格通知?が我が家に届いた時、娘はワールドカップの行われている横浜の「神奈川ユースホステル」で働いていた。18歳以上、英語の日常会話のできる人、の募集に16歳で採用されたのだった。フランス語が少し話せ出したときで、押しの一手で雇ってもらえた。その前には五島列島の三井楽ユースで、アイアンマン世界大会で通訳したー、というのがきいたらしい。

 私は中に入っている天文関係の資料があまりにも高度で意味不明なことに驚き、1994年から利用している西はりま天文台の台長さん宛に、「娘が君天に選ばれたのですがあまり宇宙について知りません、指導してください」とSOSを出した。

 娘は2週間とちょっと、フランスの少年サッカーチーム専属でフランス大使館との窓口になったりして、フランス語漬けの日々を終わらせて帰ってきた。「君天」の資料を見てびっくりしたのは言うまでもない。

 天文台長がじきじき指導してくださるとのことだったが、出張を忘れていたとかで、急遽おざき研究員に任された。最寄の駅までも迎えにきてくれて、びっちり1日学んできての研究員の感想・・「普通の高校生くらいの知識ですね、もっと必要
西はりまでも、高校生の天体観測合宿が、期日がつまっているが薦められたので参加した。これは良かったと思う、ある程度の流れを体得した。
ウイルソンスクールに籍を置いてる10年生でした。銀河の研究員の弟子になる始まりでした。

つづく
 

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
しあわせな時間 (かわせみ)
2009-05-30 15:23:25
半日仕事の帰り、『万博記念公園』で途中下車、一人で、色々思い出しながら歩いてきました。木陰からHSの仲間や、幼い、息子達が飛び出して来るようでした。小さな、しあわせな時間をひとつひとつ、つなぎ合わせて、今につながっています。学校へ行ってしまっていたら、絶対味わえなかった思い・行動・出会い!全てが恵みです
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いいな、万博公園 (つきあかり)
2009-05-30 21:45:57
万博公園、毎日でもお散歩したいところです。
ひめじのネットとそちらのジャックポットと、万博公園を
利用する年代がずれていて惜しかったです。
子どもたちのお気に入りの場所でしたから、ずいぶん行ったんですよ。
たぶんもうそこに住まわれていたはず。

私も、そこに行くと、HSラーたちがモンゴルの王族衣装や、インドのサリーを着て出てきそうに思うのでしょうね。

幸せな時間でしたね
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受け継いで・・ (かわせみ)
2009-05-31 00:17:09
自分達の与えられた環境や出会いを充分に楽しみながら、いろんな展開へと広がりを見せて、今もゆっくり成長を続けています。我が家の先を行かれる姫路のHSの方々、この先もよろしくです。
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よろしくです (つきあかり)
2009-05-31 23:14:56
最近は、反対に励まされたりして感謝です。
ひめじのネットの女の子たちはもうみんな大人になって
自分の生活を謳歌しています。
2人だけだった男の子も。

個性ある子ばっかりで、いっしょにいるのが楽しくて楽しくて、私の本式の子供時代だったかもしれません。
私も、彼らみたいに生きてみたかったです。

親子でお互いを認め合って過ごすHS・・手ごわいわけだ。
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Unknown (Unknown)
2009-06-02 10:08:52
 道都大の小銭寿子准教授(社会福祉論)は「外出を認めない、学校に行かせないという不適切な養育は虐待で、ネグレクト(養育放棄)に当たる」と話す。
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そういう方のために (つきあかり)
2009-06-02 22:57:26
コメントありがとうございます。
東京都では、親子が近所の人々の通報で虐待とみなされて、
数年離されているケースもあります。
また、今はホームスクーリングが全州で認められている
アメリカでさえ、30年前はホームスクーリングしている
親が刑罰を受ける、ということもあったようです。
私も10年前、テレビの大きなニュース番組から取材を
受けましたが、そのときは子どもたちのために
「今はまだそのときではない」旨を申し上げ、
長い取材でしたが最後はわかっていただき良かったと思っています。
余計な圧力がかからないで子どもたちは成長できました。

10年後の今、状況は違います。
たぶん、小銭寿子氏は研究不足でしょう。
現代日本で、健全にホームスクーリングの歴史が創られているのをご存知ないのだと思います。
私がこのブログを立ち上げたきっかけは、同じように、
奈良教育大学の教授が、不登校児への偏見を研究会で
あからさまにしたことから始まりました。

子どもを囲む人たち、これからの教育を担う人たちのアンテナの方向がいかに限られているかみせつけられて驚嘆しています。
が、少しずつですが大学生たちの中に、ホームスクーリングを卒業論文や修論の題材として研究する若者も出だしてきました。

このブログを最初から読んでいただいて、これが虐待でしょうか?と、問いたいです。むしろ彼らを無理やり学校に行かせたほうが虐待ではないでしょうか。
日本の教育の専門家たちに、ホームスクーリングの子どもたちがどのように育っているか、もっと知って欲しいです。
そうすれば必ず、学校現場にも生かされるノウハウを得られるはずと私は思います。

これからも、「おうち大好き」な子どもたちを応援して
いきたいと思います。
おうち大好きって、素敵なことですよね。

学校大好き」な子ももちろん認めています。

多様になってきた子どもたち、学校へ行くのか行かないのか、
子どもたちが自由に選択できる日がいつかきますよ。
我が家の子どもたちはもう、やってのけちゃいましたけれどね
全国には、たくさん、たくさん、たくさんいます。


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調べてみました (つきあかり)
2009-06-04 22:08:15
コメントはブログ本文のように訂正できないのでもう1回。何の事件で小銭さんがそう言われたのか、最初から調べるべきでした。
 札幌で小6から19歳になるまでの8年間、家から一歩も外に出されず軟禁されていた少女の事件の直後に述べていたものでした。でもあとで判明したことは、母親が治療していない統合失調症で、娘が誰かに連れ去られるという妄想に苦しんでいたという、誰からも助けられない8年間であったとの悲しい結果です。

私たちホームスクーラーも最初は孤立していて、手探り状態でした。自分から努力して何かを掴んだのではなくて、手探りしている手を掴んでくれた人々がいて今の元気な子どもたちがいます。

 ですから、学校が辛くて、死にたいほど辛くて、でもどうしていいかわからない子どもや親たちに、私たちは少しでも早く手を掴んであげたいのです。悲劇がおこらない前に。またそうする責任を感じています。

 また一方、就学期最初からホームスクーリングを選ぶ若い親たちが増えてきました。今の日本は社会で学ぶ機会が溢れているのです。通用する社会性が早くから身につきます。そんな子どもたちと過ごすことは、家にいても外に出かけても、学校しか経験して来なかった親たちにとって、発見、感動の連続でした。

応援していきます、子どもたちを
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