いねいぶる

近くの、車でよく通りかかって見える「いねいぶる」の看板。
お弁当工房の見学案内をいただいたので、きょう行ってきました。

２棟だと思った建物は３棟あって、お弁当工房はそこにはなく、
少し歩いた近くのマンションの１階にあり、興味しんしん見学しました。
５，６人の若者や婦人たちが楽しそうに最後のご飯をつめていました。
「もう少し早かったらもっといいとこ見せれたのに」
きっと、見学者がいつくるかいつくるかと待たれていたのでしょう。

見学兼試食なので、そのお弁当はしっかりおいしくいただきました。
久しぶりのはるさめサラダが特においしかったかな？

そのマンションには、一般の人の中にグループホームもありました。
「いねいぶる」は精神疾患（主に統合失調症）を持つ人たちのための、
地域活動、相談支援センター作業棟なのです。

作業棟には、喫茶店、パン屋、新鮮野菜、リサイクルショップ、その他。
その他の作業は、建物の増築工事が始まっていて見られなくて残念。
集まる人が多くなってきて広げないとならないのだそうです。

「お弁当食べてる間に、そこの壁が抜けるかも・・」
と、若い所長さんが笑っておられました。

その所長さんは、もと精神科のお医者さん。
１０年前、病院を飛び出して？若者たちの居場所作りを、
病院のそばではなく、社会の中に根付くよう奔走されたとか。

「いねいぶる」の活動は全国的にも有名だそうで、
そこの若者や所長さんは各地に招かれて講演されるようです。
すごいところが近くにあったなんて少しも知りませんでした。

何より、いろんな方々に出会えて良かったです。
皆さん、ありがとうございました。