夕方・・・エサを求めて動き回る水鳥の水面の線が静かな風景に映えます。午前中からこんな時間まで科学館で過ごすのは久しぶり。最後の「プラネdeコンサート」は少々期待はずれなものの、ボニージャックスの「冬の星座」には逝きし人を思い涙がこみ上げました。3年前、近江八幡のロープウェイ山頂駅で、よし笛のこの曲を聴いたときも泣けてきて、大きな琵琶湖を眼下に世界中の人の涙を見ているような思いにさせられたものです。歌詞は荘厳ではかなく美しく、ちっぽけな存在の大切さを覚えます。何番まであるのやら・・・・・。
去年はここのカモたちに会いによく足を運びました、マガモ、ヨシガモ、カルガモ、オカヨシガモ、コガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、スズガモ、オナガガモ、オシドリ、カイツブリ、オオバン、うーん、見分けがわかるのは双眼鏡か近づくか・・・で、池の館寄りが少し埋め立てられていて水辺に下りられるように工事をしていました。観察者には歓迎だけど鳥たちには迷惑かもしれません。あとはサギ類の多さです、大きなシラサギが姫路だけにバサバサ羽音高く飛びます、アオサギも、ゴイサギも、ササゴイも。空にはミサゴ、トビ、ノスリ、山には数え切れない野鳥たち、この日はほとんど館の中で過ごしたので・・・また会いに行かなくちゃです。自然の生物から、生き方を学べるのはいくつになっても味わい深いものがあります。自分にそれを吸収する能力が残されているように切望します。