写真は議員会館。
【百条委員会情報】
資料に過剰配慮 委員以外閲覧禁止、会議室から持ち出しやコピーもダメ。
田中県政の問題点を暴く、75項目の資料が3日議会事務局に提出されたが、この資料の扱い方が奇妙だ。
4日に百条委の小林実委員長と宮沢敏文副委員長が要請通りに提出されたかを調べ、5日からほかの委員15人に閲覧できるようになったのだが、それが議員会館の会議室の中でしか閲覧できないことになっている。
百条委員会委員の議員しか閲覧できず、会議室から議員の部屋への持ち出しも禁止。会議室の中でだけ読めというのだ。もちろんコピーもダメーという厳しさ。
資料の量は膨大で、段ボール箱で何箱にもなるという。議員だけでこれを精査するのは物理的にも無理がある。詳しいスタッフを頼んで一緒に資料を分析してもらおうと思っていたーという議員もそれができずにどうしたらいいか考え込んでいる。
議員会館は土日は基本的に県職員はおらず、クーラーも利いていない。この時期クーラーもない会議室で、膨大な資料を読み込むのはいかんせん大変だ。
おじさん議員だけだったら下着一丁で作業をしてもいいのだが、女性議員もいるのでそうもいかないーとはあるおじさん議員。
田中知事の嫌がらせか?
資料を提出する際に、田中知事サイドが嫌がらせのためにこんな注文を付けたのか?とも思ったのだが、そうではなく百条委側の気の遣い過ぎのようだ。
小林、宮澤・百条委正副委員長が、資料の中には個人のプライバシーに関したものもある。外に漏れては大変ーと過剰防衛したためらしい。漏れた場合の田中知事の”口撃”を想定したのかもしれないが、ここまでやるのはやり過ぎだろう。
プライバシーに関したものだけ管理を厳しくすればいい。一律に持ち出し禁止にまでする必要はないのではないか。百条委員会での今後の話し合いの中で是正される可能性もあるが、このままだと本来の調査に支障をきたすことにもなりかねない。
この情報は、このブログを見たマスコミ記者クンたちによって後日報道されるかもしれない。