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新潟中越地震で田中知事が送ったモノが、新潟県で売られている

2005年03月13日 | 長  野  県  政
田中知事は新潟中越地震で、被災地では現金よりモノのほうが有難がられるーとして長野県に集まった義援金でモノを買ってわざわざ被災地に持って行っている。募金者の意思と違う、会計処理上問題だと批判が多い。

当ブログ2004年12月25日付け参照。
<田中知事、義援金で購入した県産品を山古志村被災者に届けに>

ところがきょう14日の日経記事によると、被災地ではそのモノをバザーで売ってお金に換えているというのだ。おもわず笑ってしまった。

このWeb版記事には載っていないが、ペーパー版では、古着などは引き取り手がなく捨てられているーとあった。水害などと違って、家に帰ればモノはあるためだとかー。

きょうの日経社会面。
<中越地震の支援物資、トラック116台分も倉庫に>

「民間倉庫4カ所の保管料は月額で計1100万円にもなる」
ため、
「県はバザーで換金して義援金に繰り入れる計画を進めている。」
そうで、
「小千谷市は既にバザーを3回実施、乾パンなどを売却して約400万円を義援金に計上した。」
という。

時代は刻々変わる。田中康夫の考えるボランティアのスタイルはすでに時代遅れになっているいい証拠だ。
彼は一周遅れのトップランナーなのだが、それに彼も世間も気づいていない。

   ==日経記事==
<中越地震の支援物資、トラック116台分も倉庫に>
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=STXKG0198%2012032005&g=K1&d=20050312
 新潟県中越地震の被災地向けに届いた支援物資が、10トントラック116台分も倉庫などに残っていることが12日、県災害対策本部のまとめで分かった。倉庫の保管料が掛かるため、県はバザーで換金して義援金に繰り入れる計画を進めている。

 県災害対策本部によると、2月末までに受け入れた支援物資は、水やレトルト食品、毛布などトラック495台分に上る。物資は被災地に送っているが、現在も使い捨てカイロ96万個やアルファ米10万個などが、民間倉庫など5カ所に保管されている。

 しかし支援物資の需要は、ライフラインの復旧や仮設住宅の完成で減少。民間倉庫4カ所の保管料は月額で計1100万円にもなるため、県は一般の人を対象にバザーを開き、売り上げを義援金に繰り入れることにした。

 被災自治体も物資を持て余し気味で、小千谷市は既にバザーを3回実施、乾パンなどを売却して約400万円を義援金に計上した。長岡市も物資の需要がピークを越えた昨年11月下旬から12月に計5日間にわたり、物資を取りに来た市民に無料で配った。〔共同〕 (17:00)

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3 コメント

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はじめまして(^-^) (アリス)
2005-03-14 17:36:15
TBありがとうございました。



> 10トントラック116台分も倉庫などに残っている

> 「県はバザーで換金して義援金に繰り入れる計画を進めている。」

この件は、今朝ニュースで見ました。

「日本一の米どころに米を送られても・・・」と思っていらっしゃる方もいるとか。

ある程度落ち着くと、物よりもお金が必要になってきますよね。

まったく、田中サンは何を考えてるんでしょうね(呆)
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思うつぼ (謎の人)
2005-03-14 22:56:28
田中康夫が言っている「県の主張」というのは、「既に選挙権裁判で知事の住所は確定しているのだから、これ以上裁判で争っても何も出ないよ。無駄だから止めなさい」という主張のこと。

そういう意味では、田中康夫は嘘は言っていない。わざと誤解を招きやすい表現をしているだけ。彼の狙いは批判者に「県の主張」=「田中康夫の住所は泰阜村」という早とちりをさせて、「何を的はずれなことを言っているんだ」と揚げ足を取ること。揚げ足を取ろうとしている人間の前でわざわざ足を揚げる必要はあるまい。気をつけた方がいいと思うよ。

田中康夫の一言一言に振り回されず、いまだに県が田中康夫の住所は泰阜村という決定と取り消していないという事実だけに焦点を絞って追求するべきと思うがね。

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Unknown (Unknown)
2005-03-16 03:36:42
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