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県庁内に盗聴器が仕掛けられているーと小林前総務部長が証言

2005年06月20日 | 長  野  県  政

● 県庁内に盗聴器が仕掛けられているーと小林前総務部長が証言
    議会総務委員会集中審議で、ホテルで会議した理由
    盗聴器探しまでしていた!が、その痕跡なし?
   この異常事をマスコミ報じず!

● ≪福祉はオイシイ≫ 目端の利いた若者の捉え方
   25歳、佐藤崇弘・社会部参事はその典型
    屁理屈ベラベラ、まるで小型版 田中康夫
    福祉とは程遠い、マルチ商法勧誘員タイプ    
    居直り、「どうとでも好きに書け!」

● インターネット掲示板に見る職員のホンネ

● 県民が県政の問題を追及するブログ立ち上げ

                    2005年6月15日 17:27頃配信したメルマガ

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13日に行われた、総務委員会の集中審議で小林公喜前総務部長が参考人として
呼ばれ、田中知事の後援会の支払いでホテルで会議をした理由について答弁して
いるのだが、その内容が驚くべきものだった。

なんと、「盗聴器が仕掛けられているかも知れないから」と証言し、さらに、「
実際に県庁内の部屋を盗聴器がないか調べていた」ことまで明らかにした。これ
自体驚くべきことだが、さらに驚くのは、このように重大かつ異常なことをマス
コミがほとんど報じないことだ。


小林前総務部長のこの証言は、竹内久幸議員の質問に答える形で行われた。
竹内議員の、
「県庁内で会議をすると盗聴でもされると思っていたのか」
という質問に小林前総務部長が答えて、実はー、といった形で答えたもの。

これには質問した竹内議員も驚いた。竹内議員はあくまで例え話のつもりで質問
したようだが、まさかこういう答えが返ってくるとは予想していなかった。

いやしくも、県の総務部長が県庁内に盗聴器が仕掛けられていると思い、捜索作
業までして、それでも安心できなくて、知事の後援会の支払いでホテルで何回も
会議を開いていたというのだ。そして、その情報を漏らしたくないと思った先が、
本来なら一緒に力を合せなければならない「副知事・出納長・部局長」というの
だから、またまた驚きだ。

ところが不思議なことに、盗聴器を探した形跡がない。普通こういう作業をしそ
うな管財課庁舎ユニットに聞くと
「うちの部署ではそういう作業はしていない」という。
過去に何度かあったインターネット掲示板への「爆弾を仕掛けた」といういたず
ら書き込みでも、ここが中心になって対応している。
「そういうことがあったなら我々が知らないはずはない」とも言う。
ホテルで会議をしなければならないほどの切迫度がありながら、この部署が盗聴
器の捜索について知らないのはヘン過ぎる。

あと考えられるのは、身近な経営戦略局の人間だけで捜索したケースだが、これ
もなさそう。問題となった平成15年当時、経営戦略局にいた職員何人かに聞い
たが、首をひねるばかり。そんな騒ぎはなかったーというのだ。
注=わずか二年ばかり前のことなのに、大抵の職員が複数回異動になっていた。
これも異常なことだ。

小林前総務部長が、ホテルで会議をすることの正当性を強調するために、このよ
うな作り話をしたのだろうか?

この異常事態をマスコミがほとんど報じていない。わずかに、SBCが13日夕
方のニュースで報じただけ。

小林前総務部長「副知事らに情報漏れると困るので」と“証言”
http://tinyurl.com/9dlz7

信濃毎日新聞は14日付けで、この委員会に関して下記見出し記事を掲載している
が、盗聴器の文字はない。おそらく盗聴器の一件が不穏当として触れなかったの
だろうが、公の場で実際にあった発言までネグってしまう彼らの感覚には恐ろし
くてついていけない。
こういう異常なやり取りが議会委員会であったということを報道することは田中
県政を判断する上で大事なことだ。それをしないということは読者に目隠しをす
るようなものだ。
彼らの立場に立って考えてみると、このようにびっくりするようなことを報道し
て世間を騒がしてはいけないーということだと思うがこれは、治安機関なみの発
想だ。

民の上に俺たちが君臨して、知るべきことと知らなくてもいいことは俺様が判断
してやる!と言っているようだ。

「ホテル使用料の知事後援会負担 総務委審議打ち切り」
http://www.shinmai.co.jp/news/20050614/mm050614sha1022.htm

私の知る限り、盗聴器に触れたのはSBCのみ。他のマスコミも申し合わせたよ
うに報じないのも不思議。本来なら大見出しを打って、大きく報道すべきことだ。


この委員会にはもうひとつ不思議なことがある。県側の幹部が大量に出席拒否し
たことだ。議会側は6日に委員会開催の通知を県側にしている。それなのに、経
営戦略局、企画局、人材活用チームなどが揃って都合がつかないーというのだ。
県側の議会審議への協力は最優先されるべきことだが、その常識が通らない。
「昔なら考えられない」と言うのはある職員。
このような重大事項の決定に田中知事が関わっていないはずがない。
ある議員は「田中知事の差し金に違いない」と言う。


● ≪福祉はオイシイ≫ 目端の利いた若者の捉え方

佐藤崇弘・社会部参事を先日、やっと捉まえることができた。25歳で課長とい
う、笑えることが多い田中県政の中でも最高のネタだ。去年9月に採用になって
いるのだが、もちろん私としてはこのネタを見逃していたわけではない。これま
でも、ずーっと狙っていた。
ところが、こいつ、あっ、いや佐藤クンがなかなか捉まらなかったのだ。なんど
も立ち回り先に電話したり、彼の席まで行ったりしたが、いつもいない。周りの
職員にどこに行ったのか?と訊いても、さぁ~・・・・と言うばかり。
これはつまりは役所用語で、翻訳すると「あんな馬鹿とは係わり合いになりたく
ない」ということでもある。
いつも「ふ~~らっか、ふ~~らっか」しているのだという。自席にいることは
ほとんどなく、どこで何をしているか正体不明というのだ。これでは捉まらない
わけだ。

ある日何度目かの電話をした。それが彼にとって運悪くどこかから「ふら~~」
と帰ってきたときだった。
「あっ、帰ってきました」と、たまたま電話を取った職員が言ったあと、受話器
を取るのを渋る様子が伝わってきた。
「ははーん、こいつぅー、電話に出ない気かナ」と思ってしばらくたったころ、
観念したか、ようやく佐藤クンと思しき声が受話器からした。
いやー、なんだか知らないけど感動した。だって、こいつを捉まえるために20
回ぐらいは空振りしてるから。

話してみてすぐ分かったが、
はっきり言って口の減らないガキです。話しているだけでムカムカしてきます。
アー言えばこう言う。まるで田中康夫の小型版。屁理屈と責任転嫁が習い性とな
っているようだ。何かといえば、ジャージャー、と象印やタイガーじゃあるまい
し、言い立てて、あの人はどうの、この人はどうのーとすぐ他人のせいにする。

他人のことはことはどうでもいい、お前はどう考えているんダッ!と聞いてもア
ーダ、コウダと言い逃れ。見苦しいったらない。

あー、思い出すだけでまた腹が立ってくる。こんなに人を腹立たせるのがうまい
人間には会ったことがない。とても福祉に関わるタイプではない。その口のうま
さは、ほとんどマルチ商法の勧誘員。福祉を看板にする前は、それに関わってい
たのではないのか?と思わせる。


田中康夫は一橋大学時代に横領事件を起こして一年留年している、それをどう思
うか?
任期付き職員相手にする時の基本質問から入ったが、
「どおって、、、どうも思わないです」
「なにっ?!!こんな重大なことをどうも思わないなんて、お前それでも人間か
?」
「そんなこと知りませんでしたから」
知らない訳はないのだが、知らないから答えようがないーというよくある逃げの
体制に入ったのでそれを封じた。
「いま私が話したことによって知っただろう。どう思う」
と畳み掛けると、
「いやー、ヘドモド・・・・・・」
苦し紛れに、
僕だけに聞かないで、他の職員がどう思っているか聞けーみたいなこと言うもん
だから、
「他の職員にとって田中康夫は後からやってきたもの。君の場合は田中康夫の理
念とやらに共鳴して好んで来たのだろう。立場がまったく違う。君にははっきり
感想を言う義務がある。じっさい長野県庁に来てみてどう思うか述べよ」
というと答えを言い渋る。
この質問への模範解答は
「来て見てびっくりしました。田中知事は詐欺師です。僕は騙されました」
というものだろう。

そう答えないので、
「君は詐欺師の片棒担ぎだ」
とこれも任期付き職員相手のときの決まり文句を投げつけると、多少はたじろい
だが、認めてはならじと必死で応戦。これを認めては自分の高収入がフイになる
ーといった姿勢がアリアリ。いゃー、醜いもんです。人間、カネのためならこう
まで醜くなれるものか思いました。どこから、どう見ても福祉を語る人間じゃぁ
ーない。

私はこれでも世間一般の人に比べれば世間のことを知っている。いろんな人に会
い、いろんなところに出かけて行き、現場というものを多少なりとも知っている。

福祉の現場というものは、そりゃ~なかなか大変なとこです。そこで働いている
人には頭が下がります。そういう人たちには共通したものがある。簡単に言うと、
口下手で地道ということだ。福祉の現場に必要なのは口のウマさではなく、額に
汗して、もくもくと他人のシモの世話も厭わずすることだ。

この佐藤クンがそういうことをするタイプには到底見えない。実際、彼と同じ部
署にいた人にも聞いたが、彼は自分の手を汚すタイプではない。口ばかりで調子
いいヤツーということだった。

佐藤クンも自分の評判が悪いと言うことは知っていて、とうとうこんなことまで
ほざいた。
「僕なんて、どうせ評判悪いんだからどう書かれたっていいですよ、悪く書けば
いいジャーないですか」
いつもより辛口に書いているのは、このひと言に応えたため。

堂々の居直り宣言だが、評判悪いのを知っているなら開き直ってはいけない。ど
こがどういけないのか考えて直すのが人間というものだ。それが高給を食み、
25歳にして県の課長という要職に就いた人間の責務ではないのか。

彼の仕事振りは福祉という仕事に関わる多くの人に影響する。その責任感はまる
でない。自分だけよければそれでよしーという意思しか彼と話していると伝わっ
てこない。2~30分ほど話したが、彼の口から福祉に関する熱い言葉は出てこ
なかった。
そもそも25歳のガキんちょが、大の大人を捉まえて口答えするところからして
ただ者じゃーない。そもそも礼儀がなってない。福祉に携わる人間が礼儀知らず
でどんな福祉ができるのか。いったいこれまでどういう生き方をしてきたのか?
と思ってしまう。かなりの修羅場をくぐり抜けなければこういう口の利き方はで
きない。

こういう人間に課長というポストを与えるのはキチガイに刃物。そもそも田中康
夫が知事なのもキチガイに刃物状態なのだが、キチガイがキチガイに刃物を与え
たというソラ恐ろしい状態に長野県庁はなっている。

長年、社会部関係の仕事をしていた職員に聞くと、いまや福祉というのはオイシ
イ仕事らしい。目端の利く若者の間では、福祉は汗水たらして人のために奉仕す
るものーではなく、楽して儲かるいい商売ーと認知されているらしい。その典型
が田中県政下での”佐藤崇弘・社会部参事”なのだ。たまげた。


● インターネット掲示板に見る職員のホンネ

長野県庁職員が日ごろの憂さを書き込むインターネット掲示板がある。大抵は取
るに足らないものだが、ごくまれに匿名である故に職員のホンネが垣間見られる
ものがある。それをたまたま見つけたので紹介する。私が取材して得た認識と一
致する部分も多い。ネット掲示板特有の奇妙な言葉遣いなどもあるが、それらは
無視して概要だけ読み取るといい。
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836 :非公開@個人情報保護のため :2005/06/11(土) 09:18:29
現地から本庁に拉致されてはや○ヶ月。
いやはや、確かにここ「溶けて」るわ。

 まず呆れたのが経営戦略局(特に新設部局)が全然指導力も企画力も責任もと
らないこと。知事のアイデア(妥当性については後述)が出てきたら、とりあえ
ず手近な所へ丸投げ。部調整も企画の策定もせずに、「後はあんたらがやれ(企
画も説明も)」
 ・・・なんじゃそら
 で、ヒーヒー言って企画をまとめスタートし始めると逐一「ブランド戦略チー
ム」がしゃしゃり出てきて「ありがたいアドバイス」をいただける。だけどそれ
は知事にとっていかに心地いいものかでしかなく、県民に対する視点も例規もま
るっきり無視。
 だから、内容は凡庸。(極限すれば下劣)時期は必要性より知事に気に入られ
ることを重視するから常に遅れ気味。こっちの仕事の足を引っ張るだけ。

で、知事のアイディアだけど、はっきり言ってここに粘着している「王子」レベ
ル。具体性も政策性もなくただ、「僕ーあれやりたい」「ぼくーこんなのやだー」
とのたまってるだけ。
 はっきり言ってプランナーとしても無能かつ幼稚。

 最後に一番ショックだったこと。経営戦略局に拉致された知人が複数いるんだ
けど、誠実な人や有能だと思っていた人は例外なくやつれたり一気に老けたりし
ていた。だけど調子の良さで行った様な人は皆尊大になっていた。
 なるほど経営戦略局ってそんな組織なんだとつくづく思った。

837 :非公開@個人情報保護のため :2005/06/11(土) 09:24:48
あ、↑に追加。

 知事には多分「県民」のためって考え方は皆無だと思う。
 こっちにくる指示にそんなことが来たことないから。
 くるのは「知事のアイディアを県民(県の施策)に受け入れられる形にしろ」
と言う指示だけ。で、それを考えるのが部の担当者。
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● 県民が県政の問題を追及するブログ立ち上げ

田中康夫はもう要らない by 信州ヒグマ
http://sinshuuhiguma.fruitblog.net/

というブログを長野市在住の男性が立ち上げて、田中県政に関する個々の問題を
鋭く追及している。県が進めている木製ガードレールや、スキー王国の問題を、
実際に県にメールや電話して調べて書いている。
「信州ヒグマ」というのはインターネット上の名前、ハンドルネームで、その名
のとおり立派な体格の方だ。
この方も最初は田中知事に期待していたのだが、段々おかしいことに気がついて
様々な活動をし始めた。

ホームページもすでに持っていて、数年前から様々な問題について書いている。
http://page.freett.com/shinshuuhiguma/


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