日本の花・花を詠んだ句

日本に咲いている四季の花・花を詠んだ句を紹介します♪

枝こまやか 紅梅こころ こまやかに

2021年01月30日 | 春の花


一昨日は、関東地方でも雪がふり、富士山も真っ白になりました。
寒暖差の大きい時季ですので、どうぞ体調に気をつけてお過ごしくださいね。

自転車で15分ほどの場所に、古くからある梅林がございまして・・・
梅の様子を見に行ってきました。

紅白の可愛らしい梅の花が咲いている木もありましたが、
細かい枝には、まだたくさんの蕾がついており・・・
2月中旬ごろには、見頃を迎えるようです。
満開の時期を楽しみにしながら・・・
また様子をお知らせできればと思っております。

「枝こまやか 紅梅こころ こまやかに」

大正時代から昭和時代に活躍された俳人「山口 青邨 (やまぐち せいそん)」が詠んだ句です。

梅の花は、春の訪れを知らせてくれる花として古くから親しまれていますね。
冬の寒さにも、じっと耐えながら少しずつ可憐な花を咲かせてくれます。
そっと私たちのことを気遣ってくれているようですね♡
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実千両 日向に出ては 手をひろげ

2021年01月08日 | 冬の花


寒中お見舞い申し上げます。
しばらくぶりの投稿なりますね。
一年が経つのは本当に早いですね。

一昨年末から入退院を繰り返しておりました父が、
12月13日に、家族に見守られながら安らかに旅立ちました。
新型コロナウイルスの影響により、4月からは病院も施設も面会禁止の日々が続いている中で、
入院中には「家に帰りたい」と言っていたこともありました。

11月に入り、先生から「年を越せないかも・・・」との説明を受けました。
約一年間、ずっと家に帰ることができなかった父・・・
「最後は自宅からお見送りしてあげたい」との想いから、
築40年の実家の仏間(和室二間)のDIYリフォームがはじまりました。

DIYリフォームを終えてから三日後、約一年ぶりに父が自宅へ帰ってきました。
葬儀屋さんと一緒に、みんなで納棺をしました。
納棺を終えた後、父の顔がにっこりと笑ったように感じられました。
大好物だったお酒やお寿司を用意して・・・
昔のアルバムを見たり、懐かしい音楽を聴きながら・・・
手づくりの心温まるお見送りをすることができました♡

三重県での手続きを終えて、しばらくぶりに横浜市へ戻ってまいりました。
小庭には、一昨年前には小さな苗だった千両(せんりょう)が大きく成長し、
たくさんの真赤な実が、キラキラと輝いていました。

「実千両 日向に出ては 手をひろげ」

昭和時代に活躍された俳人「星野 麥丘人 (ほしの ばくきゅうじん)」が詠んだ句です。

二年ぶりに自宅で新年を迎えました。
三重県の親戚の方から、つきたてのお餅を送っていただいたり・・・
お雑煮や、きな粉餅、海苔餅、大根餅・・・
美味しいお餅と可愛らしい実千両に元気パワーをいただいています♡

*     *     *     *     *     *     *     *
コロナ禍で大変な状況の中、
看護師さん、介護士さん、先生方、ワーカーさんをはじめ、多くの医療従者の皆様に、
ほんとうにお世話になり、心より感謝申し上げます。
そして、あたたかく見守ってくださっていた皆様に、心からお礼申し上げます。
今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます♡
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