
今年も小庭の日本芍薬(にほんしゃくやく)が満開を迎えました。
球根から育てて八年目になります。
いつも母の日のころに綺麗に咲いてくれる芍薬の花・・・
今年は花数が多く、3回も楽しませてくれています♡
ゴールデンウィークの頃に白と薄いピンクが咲き揃い、
母の日に濃いピンクと薄いピンクが咲き揃いまして・・・
昨日から再び薄いピンクが咲き揃いました。(合計3回)
一緒に文目(あやめ)も咲き揃いました♡
「かたまりて 芍薬の芽の ほぐれそむ」
大正時代から平成時代に活躍された俳人「五十嵐 播水(いがらし ばんすい)」が詠んだ句です。
◎芍薬(しゃくやく)→夏の季語
◎ほぐれそむ→蕾がほころぶ
芍薬の花は一つ一つの花が大きく華やかですね。
蕾も大きて、とても固い蕾です。
芍薬の蕾が大きくなりますと、いつ間にか蟻たちが蕾に集まってきます。
その後も蟻たちは蕾の周りに居続けて、
少しずつ蕾の中から花びらが顔を覗かせるようになり、ほころんでゆきますと・・・
いつの間にか蟻たちは居なくなります。
そして初夏の陽射しを浴びて、次つぎに花が開花して咲き揃います。
花が大きいので、小庭がとても華やかになります。
雨の日や曇りの日は、花びらを閉じて静かに佇んでいます。
その仕草がとても可愛らしくて癒されています♡