日本の花・花を詠んだ句

日本に咲いている四季の花・花を詠んだ句を紹介します♪

一輪の 芙蓉に秋を とどめたり

2017年08月21日 | 夏の花


残暑お見舞い申し上げます。

今朝、三重県より綺麗な芙蓉(ふよう)の画像が届きました♡
芙蓉の花は、朝に咲いて夕方には萎んでしまうことから「一日花」とも呼ばれています。

盛夏から秋の訪れを感じさせてくれる花として、
多くの俳人、歌人の方々が詠まれた句に登場しています。

「一輪の 芙蓉に秋を とどめたり」

明治時代から昭和時代初期に活躍された俳人・小説家「高浜 虚子(たかはま きょし)が詠んだ句です。

遠く平安の頃から愛されてきた芙蓉の花。
静かにそっと見守ってくれているようですね♡
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炎天の 地上花あり 百日紅

2017年08月10日 | 夏の花


昨日は、本当に暑い一日でした。
山梨県甲府市では37.5度を記録したそうです。
こまめに水分補給をしながら、お気をつけてお過ごしくださいね。

厳しい炎天下に「百日紅(さるすべり)」が満開でした。
約100日間、ピンク色の花を咲かせることから、その名が付いたと言われています。
夏から秋頃まで楽しませてくれます♡

「炎天の 地上花あり 百日紅」

明治時代から昭和時代初期に活躍された俳人・小説家「高浜 虚子(たかはま きょし)が詠んだ句です。

◎地上花(ちじょうばな)あり→地上に百日紅が咲いている

夏になりますと、公園や並木道で百日紅をよく見かけます。
厳しい暑さの中で木陰にもなってくれますね。
昔の人も綺麗なピンク色の花を楽しみながら、木陰で一休みされていたのかもしれませんね。
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