画像は、10月下旬に三重県の実家に咲いていた石蕗(つわぶき)の花です。
母が生前に色々な花木を育てていました。
実家には、父と弟が居りますが、二人とも花木にはあまり興味がなくて・・・
母が大切に育てておりました花木も、
雑草と間違えて草刈り機で刈ってしまったり・・・
そのような過酷な状況にも耐えながら、
毎年綺麗な黄色の花を咲かせてくれています♡
「石蕗の花 十三弁は まことかや」
大正時代から昭和時代に活躍された俳人「山口 青邨 (やまぐち せいそん)」が詠んだ句です。
◎石蕗の花→この句の読みは「つわのはな」です。
◎十三弁→13枚の花びら
石蕗の花は10月中旬頃〜11月下旬頃に咲きます。
俳句では「冬の季語」として知られています。
石蕗は、葉っぱが「蕗(ふき)」に似ていて、つやがあることから「つやぶき」と呼ばれていたそうです。
その後「つやぶき」が変化して「つわぶき」になりました。
ちなみに、佃煮の「きゃらぶき」は、石蕗の葉で作られているそうです。
実家に咲いておりました石蕗の花びらを数えてみましたら、
確かに13枚ありました。(^-^)
石蕗の花を見かけましたら、ぜひ数えてみてくださいね♡