日本の花・花を詠んだ句

日本に咲いている四季の花・花を詠んだ句を紹介します♪

沙羅の花 見んと一途に 来たりけり

2024年06月11日 | 夏の花


6月に入り暑い日が多くなってきましたね。
こまめな水分補給を心がけながら体調に気をつけてお過ごしくださいね♡

三重県より素敵な画像とメッセージが届きました♡
“今朝、玄関を開けると沙羅(しゃら)の木の花(夏椿)が咲いていました。
毎年咲くのを楽しみにしているので、朝から嬉しくなりました。”

「沙羅の花 見んと一途に 来たりけり」

昭和時代に活躍された女流俳人「柴田 白葉女(しばた はくようじょ)」が詠んだ句です。

◎沙羅の花(しゃらのはな・さらのはな) → 日本では夏椿(なつつばき)・ 夏の季語

沙羅の花(夏椿)は、朝に咲いて夜に散る・・・
たった一日だけの “無常の花” として古くから愛でられています。

清楚な白い花には気品があり、
“はかない美しさ” に多くの人々が魅了され続けていますね♡

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