日本の花・花を詠んだ句

日本に咲いている四季の花・花を詠んだ句を紹介します♪

撫子や ものなつかしき 昔ぶり

2019年06月10日 | 夏の花


6月になり、関東地方も梅雨入りしました。
寒暖の差が大きい時季ですので、どうぞ体調にお気をつけてお過ごしくださいね。

さて、開幕中のサッカー女子ワールドカップでは、まもなく「なでしこジャパン」の初戦がはじまりますね。
我が家の小庭では、河原撫子(かわらなでしこ)が見頃を迎えています。
梅雨の時季ですが紫陽花(あじさい)も撫子(なでしこ)も、ほんとうに綺麗に咲いてくれて・・・
なでしこジャパンの選手の皆さんを応援しているようです♡

「撫子や ものなつかしき 昔ぶり」

明治時代を代表する俳人・歌人「正岡 子規(まさおか しき)」が詠んだ句です。

河原撫子は風通しの良い川沿いに咲いており、
風にゆられて咲く可憐な花は、昔から多くの人々に親しまれてきました。
日本の風土にとても適しており、とても丈夫な草花としも知られています。
昔は、日本女性のことを「大和撫子(やまとなでしこ)」と呼んでいたことも広く知られていますね。

可愛らしくて凛と咲く撫子の花々は、ふと何処か懐かしい気持ちにさせてくれますね♡

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