10月になり、日毎に秋が深まってきていますね。
寒暖の差が大きい時季ですので、体調に気をつけてお過ごしくださいね。
三重県の実家から車で10分ほどの場所に、昔ながらの棚田がありまして・・・
紅色の彼岸花(ひがんばな)が見頃を迎えていました。
棚田で野焼きの作業をされていた方が、
「今年は、いつもよりも開花が少し遅いね。」とおっしゃっていました。
「曼珠沙華 咲きそめし紅 ほのかにて」
大正時代から昭和時代に活躍された俳人「飯田 蛇笏(いいだ だこつ)」が詠んだ句です。
◎曼珠沙華(まんじゅしゃげ)→彼岸花の別名・秋の季語
曼珠沙華の花姿は、ほんとうに美しいですね。
日本最古の和歌集「万葉集」には、「壱師(いちし)の花」として登場しています。
また、日本各地にある別名・地方名・方言の数は、数百〜数千種類とも言われています。
古くから多くの人々に親しまれ、結果として多くの呼び名が生まれたのですね♡
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昨年末から長期にわたり入退院を繰り返しておりました父が、
入院していた病院と提携している老人保健施設(老健)へ移りました。
緑に囲まれた静かな場所ですので、
お天気の良い日には、リハビリの先生と一緒に車椅子でお散歩にも出かけられるそうです♪
新型コロナウイルスで面会禁止が続いておりますが、初めてオンライン面会がありました。
はじめは、電波の状態が悪く、なかなか繋がりませんでしたが・・・
父の顔が出てきまして、「心配しなくても、元気にやってるよ。」と話してくれました♡
長期間にわたり、ほんとうに大変な状況の中、
多くの方々のお世話をしてくださっている医療従事者の皆様、
施設職員の皆様に心から感謝申し上げます。