何気なくテレビをつけたら、リーガル・ハイというドラマ(第3話)をやっていました。
予想を裏切って、おもしろい。そして、ある部分リアル。
思わず見入ってしまいました。
堺雅人さん演じる辣腕弁護士古美門研介と新垣結衣さん演じる
新人弁護士黛真知子が主人公。
第3話では、黛が、ストーカー規制法違反の被告人の無罪を争いました。
黛が、被害者証人を反対尋問で追い込む場面があるのですが、とても勉強になりました。
① 「被告人のことが好きだったんでしょう?」と弁護側の主張を押しつけて、証人に「いいえ」と否定される。
② 「被告人は***と言っているんですが、どうですか?」と尋ねて否定される。
③ 「あなたと被告人が***しているところを見たという人がいるのですがどうですか?」と尋ねて否定される。
④ 主尋問で出た「気持ち悪いのですぐに棄てました」という証言を、再度繰り返して塗り壁尋問をする。
⑤ 証拠物を示すタイミングを逸している。
⑥ 同じ質問を何度も繰り返している。
と指摘すべきポイントが満載の尋問ですが、指摘できるほどにリアルということ。
本当の法廷でも、本物の弁護士が、こういう尋問をよくしています。
ぜひ、ご覧になってみて下さい。