はじめの３連休、読書でした。
ベストセラーになった「伝える力」も読みました。
あまり目新しい話はありませんが、的確かつ正しい指摘。
この手の本にありがちな、独りよがりさがなく、
さすがにテレビの人気者になるだけのことはあると感心します。
リクエストを言えば、経験談が多く、
そこからの一般原則の抽出への踏み出しが今一歩。
書いてあることを実践することはすぐにできそうだけど、
応用できるようにするには、読者が「言いたいこと」の背景を読み取って、
一般化しないといけなさそうです。
とはいえ、この本に刺激を受けて、ブログでも法律業界の言葉や弁護士の技術を
わかりやすく伝えてみようと思います。
４月から、ラジオ大阪（OBC)で毎週水曜日１９：０５～１９：２０にオンエアされている
「たまの法律目線！はよ相談しなはれ」に出演しています。
今日は、午後から５月オンエア分を収録しました。
４月は、賃貸借契約、離婚問題について話をしてました。
５月に私が出演するのは、５月１６日（水）、５月２３日（水）です。
テーマは、５月２１日でちょうど施行３年になる裁判員裁判です。
メインパーソナリティーの
笑福亭たまさんと一緒にです。
たまさんは、なんと！
京都大学経済学部出身の
落語家さんです。
検察審査会の強制起訴制度の見直しは必至です。
検察官ですら証拠が不十分と判断したにもかかわらず起訴されて、
裁判が終わるまでの間、刑事被告人という立場で経済的、身体的、精神的に
多大な負担を強いられ、その名誉や社会的地位まで奪われるというのは
あまりにも問題です。
市民感覚を刑事司法に反映させることはいいとしても、そこには感情的に走ってしまう
危険性があります。
無罪推定や無辜の不処罰といった刑事司法の基本ルールや刑罰のあり方を
歪めてしまうことのない市民の刑事司法への参加のあり方を考えなければなりません。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120426-OYT1T00244.htm?from=top
京都全日空ホテルで、2012年度の弁護士会役員披露宴が開催されました。
京都市交響楽団の演奏で開演し、門川大作京都市長をはじめ、多くの参加を得て、
華やかな披露宴になりました。
一年前、私も副会長として段の上にいたのですが、遙か昔のことのようです。
これから一年間大変なご苦労ですが、市民の期待に応える弁護士会のために
尽力していただけるものと楽しみにしています。
京都弁護士会のHPを是非ご覧ください。
全日空ホテル前の二条通りでは、
まだまだ、こんなにきれいな桜が満開でした。
急に暖かくなり、春から初夏になりそうです。
もうすぐ、ゴールデンウィークですね 
プロフェクト法律事務所の京都市営地下鉄の車内ポスターも「こいのぼり」です。
反抗期になって両親に反発、友達と一緒になって悪さをするようになった子鯉と、
困り果てた真鯉と緋鯉。
とうとう子鯉はコンビニで万引きをして、警察に捕まり、鑑別所に入れられてしまいました。
このまま少年院に行くことになってしまったら、せっかくのこどもの日に、親子そろって
大空を泳ぐことができず、子どもたちをがっかりさせてしまいそう。。。
そこで、弁護士が付添人となって、子鯉に必要な、学校や家庭の環境を調整し、
子鯉には良い面もたくさんあること、とても反省していることを裁判官を理解してもらいました。
その結果、子鯉は、両親のもとに帰って、立ち直る機会を得ることができました。
本当の事件でも、こういうケースがよくあります。
地下鉄の車内ポスターはすべて、法律を身近に感じてもらえるようにと、
弁護士が知恵を出し合って考えています。
これまでにもユニークなポスターを掲示してきました。
バックナンバーはこちらから。http://www.profecto.jp/about/ad.html#subway
これからも、車内で楽しみながら、法律や弁護士を知ってもらうポスターを考えていきますので、
ご期待下さい。
