弁護士辻孝司オフィシャルブログ

京都の弁護士辻孝司のブログです
弁護士の活動、日々感じたことを弁護士目線でレポートします
弁護士をもっと身近に・・・

周防監督の前で名演技!

2013-12-16 21:37:59 | インポート

 

11月17日に開催された京都弁護士会のイベント

「刑事裁判の現在(いま)~それでも冤罪は起こっている~」

映画監督の周防正行さんをゲストにお招きしてのイベントでしたが、

そのイベントの中で、異彩を放ったのが、弁護士による寸劇!!

大胆にも周防監督の目の前で、弁護士による脚本、演出、監督、出演という

怖いもの知らずの寸劇です。

 

YouTubeにアップされました。

 

 

観客の反応は・・・・

 

来場者アンケートの一部をご紹介します。

 

・迫真の演技だった、演劇部立ち上げてください。

・おもしろかった!次もやってください。

・迫真の名演技でした。他の弁護士会のみなさまの寸劇を大きく引き離しています。

・大阪弁護士会の寸劇より相当ハイレベルでした。寸劇なんて、と鼻で笑っていたのですが。次回も期待しております。

 

と大好評でした。

特に、大阪弁護士会より良かったという感想がとてもうれしいです。

おそれおおくも、周防監督に感想をうかがったところ、沸いた会場の反応のとおり!と、褒めて?くださいました。

 

役者がいい! ナレーションもいい! 演出・監督がいい!

 何よりも脚本 (私) がいい!! (*^^)v 

 

決してコメディーを作ったわけでも、笑いを狙ったセリフを織り交ぜたわけでも、

役者がドジったわけでもなかったのですが、

どういうわけか会場から何度か爆笑が起こりました。

 

まあ、狙い通りの笑いだったということにしておきましょう。 

 

 

 


メンタリズム!! プレゼン合宿~後編~

2013-12-08 22:10:11 | ブログ

   

裁判員裁判で勝つためのプレゼンテーション研究会の合宿2日目の様子です。

   

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いったい何をしているのか?

見てのとおりの 「スプーン曲げ」 です。

   

弁護士が集まってスプーン曲げの特訓です。

    

その成果がこちら。

  3

     

さらにここまで。

  

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もちろん、タネも仕掛けもありません。 ごく普通のカレー用のスプーンです。

     

どうして、こんなことをしているのか?

忘年会に備えて! 練習しているわけではありません。

目的は、あくまでも法廷でのプレゼンテーション技術を磨くため。

   

メンタリストDAIGO の研究です。

   

DAIGOはテレビでよく見かける、あのDAIGOです。

Mr.マリックのようにハンドパワーで、スプーンやフォークを曲げています。

ただ、どうやら、単なる手品師ではないようです。

(竹下登の孫の「ウィッシュ!」のDAIGOとは違います。)

   

実は、日本ではまだ少ないメンタリズムの第一人者!

その心理学的理論の裏付けは、本物のようです。

  

そこで、メンタリズムを法廷に応用できいないかと考え、

まずはみんなでDAIGOのDVDを鑑賞して、スプーン曲げの練習から。

  

メンタリズムの基本は、

1 観察する

2 分析する

3 信頼される

4 誘導する

ということだそうで、まさに法廷プレゼンテーション。

交渉術、マーキング、認知的不協和、プロスペクト理論、リマインドなどなど、

法廷弁護活動に応用できる理論が山盛りでした。

  

Photo_4

   

これからしばらく、DAIGOを研究してみます。

   

日本中で、裁判のためにスプーン曲げを練習したのは、間違いなくボクたちだけです!

Yeah!  

   

     


ビブリオ・バトル! プレゼン合宿報告~前編~

2013-12-07 10:14:09 | インポート

Photo_4

 

12月1日~2日(一泊二日)で、「裁判員裁判で勝つ!!」を目的に、

法廷プレゼンテーション研究チームの合宿をしてきました。

場所は、福知山ロイヤルホテル

立派な温泉施設もある、きれいなホテルです。

 

裁判員裁判のために弁護士8名が集まっての合宿ですが、難しい法律の議論や、事件の話は一切ナシ!

 

合宿1日目の課題は、話題の 「ビブリオ・バトル」

 

参加者が各自、自分がお薦めする本を持ち寄り、その本を5分間でプレゼンテーションします。

全員のプレゼンが終わったら、一番読みたくなった本を投票して、「チャンプ本」を決定します。

 

 

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みんな弁護士で、しかも、刑事弁護を一生懸命やるという弁護士ばかりなので、

趣味趣向、価値観が似たり寄ったりで、同じ本でかぶったり、

他のメンバーが既読の本を紹介してしまったりして、

おもしろくならないのではないか?という心配もありました。

 

が、やってみるとなんとみんなバラバラなこと・・・・・ 

 

   Photo_5

 

お互い、他のメンバーが紹介した本の中で、読んだことのある本というのは一冊もありませんでした。

 

さて、8人のメンバーが紹介した本はというと・・・・

「逆説の日本史14」      井沢元彦著

「レトリックと詭弁」      香西信秀著

「チア男子!」         朝井リョウ著

「嫌な女」            桂望美著

「偉大なるしゅららぼん」    万城目学著

「逆名利君」          佐高信著

「アスーシーの風」      アーシュラル・ダヴィン著

「日本カジノ戦略」      中條辰哉著

でした。

 

そして、チャンプ本は 「嫌な女」

先輩弁護士から、「女性の法律家が出てくる本だから、読んでみて!」と薦められたそうです。

私も読んでみたくなりました。

 

ビブリオバトルについて詳しくはこちら http://www.bibliobattle.jp/

仲間どうして集まってやってみるとおもしろいですよ。

 

合宿は温泉と懇親会を経て、二日目へと。

二日目の課題は、さらに裁判から離れた難題へと・・・・・

後編に続きます。