司法修習生の研修で、公判弁護技術の指導をしてきました。
架空の強盗致傷事件の事例を元にして、冒頭陳述、主尋問、反対尋問の技術についての研修です。
冒頭陳述では、裁判員の前で話をするときの立ち方、アイコンタクト、話し方から、構成や獲得目標などについて話をしました。
主尋問ではオープンに、反対尋問では誘導尋問をという、このブログでも取り上げた尋問技術についても話をしてきました。
対象の司法修習生は、最終試験に合格すれば、今年の12月には弁護士、検察官、裁判官としてデビューすることになります。
この司法修習生の中から、将来の日本の刑事弁護を背負っていていく弁護士が現れてきてくれることを期待しています。