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トレントの日記

iPhone <その 3 ─ 傲慢>

2007-01-11 21:19:38 | *Networking
iPhone の商標使用について、権利保有者のシスコシステムズとアップルの間で何らかの形で合意に達すると考えられていた矢先の出来事。

アップルがその商標権を無視して iPhone という名称を使用する姿勢である事が明らかに。

ほっほぅ。やっぱりか。アップルってそういう人達だったんだね。胡散臭いね。

以下、アップル広報担当 Natalie Kerris 氏の発言が更に胡散臭さの度合いを増している。 (CNET Japan 参照)


「Cisco の商標権侵害訴訟はばかげている・・・Cisco の商標は根拠に乏しいと考えている」
「VoIP 製品で iPhone という名称を使用している会社は既に複数ある。携帯電話で iPhone という名称を使用するのは、われわれが初めてだ。Cisco がわれわれに異議を唱えても、優位なのはわれわれだ」

かつてスティーヴ・ジョブズが音楽著作権に関して言い放った言葉 ─ 「違法コピーは技術ではなく礼儀の問題だ

当時、「そうそう技術の前にモラルなんだよ」と深く納得させられたこの発言。ジョブズさん、礼儀はどうしたんですか。礼儀は。

いや、今思えばこの発言、単に違法コピーを奨励していただけだったのだろうか。

思えばアップルのやり方って大体そうだった。「夢の世界が現実に!」という物言いで宣伝するも、実際は 外観デザインや GUI に騙されて素人が必要以上に踊らされるだけ…という「大仰風説流布」パターン。

そして、マイクロソフトを強く批判するも、やっている事は大して変わらない…という「弱者の仮面でネガティヴ・キャンペーン」パターン。

アップルの行動は大体この 2 つのパターンの組み合わせで分類出来る。

特に「弱者の仮面で…」のパターンには、最近のグローバル派・リベラル派気取りの“純粋真っすぐ君”あるいは“サヨク君”が馬鹿みたいにアホみたいに共鳴してしまうようで…。

まじめにおとなしく堅実にコツコツ商売してくれてりゃぁ、何の文句も無いのに。僕だって気に入った上で去年 PowerBook G4 + Mac OS X ユーザになってんだからさ。

一度大嫌いになった iPod だって、去年 9 月発売のモデルでようやく良い線になって来たと思って iPod nano 8G と iPod 80GB を発売当日苦労して手に入れたりしてんだからさ。

この馬鹿りんごが!

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