昨日、ミハイル・プレトニョフ指揮、ロシア・ナショナル管弦楽団 の演奏会に行って来た。
プレトニョフといえば、今日最も成功しているピアニストの一人である。
指揮者としても活動するそのプレトニョフが、1990 年に自ら創設したオーケストラを率いてやって来た。
昨日はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と、交響曲第 6 番 『悲愴』 が組まれていたが、その内容はというと、極めて上品な演奏であった。
ヴァイオリン協奏曲は、もう少しテンポを緩めて厚みや温かみを感じさせるものがあっても良かったなぁと感じたが、楽曲そのものが薄いのだから仕方の無いこと。
翻って 『悲愴』 は文句の付けようが無い飛び抜けた優等生的な、それでいて決して機械的にはならない名人芸的な名演であった。さすが、プレトニョフ!
僕は基本的にチャイコフスキーの楽曲はあまり好まないが、昨日の演奏を聴いて、改めて 『悲愴』 を色々と聴いてみたいと思った。
さて、来週木曜日。今度は彼らのベートーヴェンである。交響曲第 5 番と第 7 番。
僕が人生で最も愛して止まないベートーヴェンの交響曲。名人プレトニョフはどういう勝負を仕掛けてくるのか。
プレトニョフといえば、今日最も成功しているピアニストの一人である。
指揮者としても活動するそのプレトニョフが、1990 年に自ら創設したオーケストラを率いてやって来た。
昨日はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と、交響曲第 6 番 『悲愴』 が組まれていたが、その内容はというと、極めて上品な演奏であった。
ヴァイオリン協奏曲は、もう少しテンポを緩めて厚みや温かみを感じさせるものがあっても良かったなぁと感じたが、楽曲そのものが薄いのだから仕方の無いこと。
翻って 『悲愴』 は文句の付けようが無い飛び抜けた優等生的な、それでいて決して機械的にはならない名人芸的な名演であった。さすが、プレトニョフ!
僕は基本的にチャイコフスキーの楽曲はあまり好まないが、昨日の演奏を聴いて、改めて 『悲愴』 を色々と聴いてみたいと思った。
さて、来週木曜日。今度は彼らのベートーヴェンである。交響曲第 5 番と第 7 番。
僕が人生で最も愛して止まないベートーヴェンの交響曲。名人プレトニョフはどういう勝負を仕掛けてくるのか。