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トレントの日記

最強マウスは?

2007-11-20 22:55:29 | *PC Computing
良い相棒ってのはなかなか見つからないものですな。

PC のマウスも同じ。キーボードも。

キーボードについては、散々探しあぐねた結果、東プレ Realforce101(PS/2)ML0100 という名機に出会えて何とかなっている。

で、マウス。

こんなに世の中に有象無象に出回っていそうな製品なのに、いざ自分好みの製品を探そうとするとなかなか無いんだこれが。

まず自分の探しているマウスの第一条件は、Bluetooth 対応機であるという事。

はい、この時点で該当する製品の数が片手で数えられる数になってしまうのだから驚嘆してしまう。

これまで大々的に使われなくて不発だと思っていた Bluetooth だけれど、意外にも自分がここ 1 年で買った PC や PDA は、デル Vostro 1500 (低コスト機なので止む無し) を除いて全て Bluetooth に対応している。

ソニー VAIO type U、アップル PowerBook G4、MacBook Pro、イーモバイル EM・ONE、ノキア N800…。

そして、毎日持ち歩く会社の PC も今年新しいものに置き換えてもらって Bluetooth 対応機になった。

つまり、個人的な印象としては (いや、きっと客観的に見ても) Bluetooth は結構流行り始めているはずなのだ。

端末に Bluetooth が内蔵されていれば、別途 USB ポートにマウス接続用の受信モジュールを挿す必要が無い訳で、とてもスマート。ぜひこれからはマウスの接続用途に Bluetooth を推して行きたい。

それなのに、一般人にしてみたら利用シチュエーションが思い浮かばないようなヘッドセットぐらいしか Bluetooth 製品の幅が広がっていないように見える。

なんで?

マウスに話を戻すと、真っ先に思い浮かぶのは結構前からある ソニー VGP-BMS30 なのだけれど、ティルト・スクロールが出来ない。もうすっかりティルト・スクロールに馴染んでしまっている僕にとっては辛い。

そこで、僕が今自宅でメインに使っているのが Mac でもある事だし、当然 アップル Wireless Mighty Mouse が思い浮かぶけれど、Windows 環境でティルト・スクロールが出来ない!(じきに登場するサード・パーティ製ドライバで対応するらしいが、それっていつなのよ?)

さらに Mighty Mouse の 「スクロールボール」 はかつてのボール型マウスのボール機構と同様の構造となっており、すぐにゴミが溜まって動かなくなりそうな上にメンテナンス性が極めて悪そうだ。なんでこんな機構をわざわざ採用するのか?アップルはやっぱりスカすときはとことんスカすよね。

で次は?

実はもうここでいきなり階段を踏み外したように選択肢が無くなってしまうのだ。

でも、犬も歩けば棒に当たるとはこの事。

店を隅々まで改めて見回していて一つ発見した!それが マイクロソフト Wireless Laser Mouse 8000

Windows 環境では何ら問題無く端末内臓の Bluetooth モジュールと接続出来る (まれに出来ない端末もあるらしい) のはもちろん、若干の特別な手順が必要だが Mac OS X 10.4 Tiger でも使用出来るとのレポートを確認。もうこれしか無い!もちろんティルト・スクロール対応。

ちなみに Mac OS X 10.5 Leopard で使用したところ、“特別な手順” は特に必用無く意外にすんなり繋がって使用出来るようになった!

唯一問題は、マイクロソフトがこのマウスを Mac で使用する事を想定していない為対応ドライバーが無く、第 3・4 ボタンの拡張機能が使用出来ない事。まぁ、これぐらいは捨てても良しとすべきでしょう。

造りもそれなりにしっかりしているし、デザインも中庸で良い。現状最強マウスはこれに決定だな。

なお、マイクロソフトは 12 月 7 日にこんなものを発売するそうで、これが出た暁にはそっちが最強になりそうだ。