Soar into the Sky!

トレントの日記

曙の女神 ─ 紡ぎ出されるクリーンな画

2006-11-05 02:16:09 | *Imaging

先日、清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入した キヤノン EOS-1Ds Mark II

来週末に予定している京都訪問までまだ本格的に実戦デビューは飾っていないけれども、購入してつくづく良かったと感動する日々を過ごしている。いや決して大げさではなく。

以下は高感度テストで撮った自宅ベランダからの夜景。

レンズは キヤノン EF17-40mm F4L (焦点距離 17 mm)、三脚には ジッツォ G1128、雲台に スリック SBH-320 GM を使用している。


シャッタースピード: 2.5 秒 (絞り優先 AE) / 絞り: F8 / 感度: ISO 800 / 露出補正: -1.0

以下の 2 枚は、上と同じアングルでそれぞれ ISO 100 と ISO 800 で撮影した画像の中心部をピクセル等倍で切り出したもの。ちなみに絞り優先 AE、絞り F8、露出補正 -2 2/3。(AE で撮ったので露出がバラついた。) 記録モードは JPEG L。


左: ISO 100 右: ISO 800

さらに、放送・業務用ビデオ・モニタでおなじみ、ブルー・オンリーで比較してみる。(ブルー・チャンネルだけを見るとノイズが浮いて見えて来るので、ノイズ・チェックに利用される。)


左: ISO 100 右: ISO 800

確かにこうして比較すると ISO 800 でのノイズの多さが目立って来るが、問題無く利用出来る範囲といえよう。

今回は掲載しないが、ISO 1600 ではそれなりにノイズは増加するが、敬遠したくなるほどではなく、場合によっては十分クリーンな画を提供してくれる。フィルム時代と比較すれば遥かに低ノイズだ。

夜景撮影にも積極的に活用できる“絵筆”だ!