石井映治郎のブログ

日々感じたことをアップップ。

時間を経て、おもうこと。

2013年07月18日 | 日記

みなさまこんばんは、石井映治郎です。

 

本日は寒い一日でした。

 

天候とは常に気まぐれなものでありますが、こうも日々の気温の変化が多いと

体調も変化しやすくなってしまいます。

 

みなさまくれぐれも体調管理にはご留意くださいね。

 

さてさて、本日は久しぶりに石井映治郎の

びっくりクッキング~(≧∇≦)

 

本日の食材であります。

 

一品目

『揚げ野菜のおろし和え』

 

ズッキーニやナス、ししとうなどを切る。

やや大きめに切ります。

野菜は何でもいいですね(⌒▽⌒)

かぼちゃや長芋なんかも良いですね。

 

大根おろし。 

大根おろしをたっぷりする。

これが大事です。揚げ野菜がさっぱり食べられます^o^

 

素揚げ。

野菜の素揚げであります。

 

 

油きり。

こんな感じ。揚げる時間も油きりも軽くでいいです。何故かと言うと、二度揚げするからですね。

 

では二度揚げいたしましょう。

ちょわわーん。

 

 

するとこうなります。

一度表面に出た水分が更にカラッと蒸発し、更に程よい揚げ色に♪

 

仕上げです。深めのお皿に盛り付けて、大根おろしとカツオ節をのさっと。

 

 

お好みのダシ醤油やめんつゆ等(ドレッシングでも良いでしょう)をかけます。

 

 

次は『ひよこまめのバターソテー』

缶詰のひよこまめをあけて水気を切る。

 

 

フライパンにバターを溶かす。

 

今夜は赤ワインなので、少し焦がすのがコツ。

 

 

ひよこまめ投入!!チャッチャと炒める。

 

仕上げにハーブソルト等をふって出来上がり。

超簡単!!

今夜はお気に入りの燻製塩をかけました。

 

揚げ野菜は底から全体をかき混ぜていただきます。

 

因みに、今夜は初めから「酒の肴」というイメージでしたので、味付けは濃くしました。

 

濃いほうがお酒が美味しく(すすむ?)感じますw

更に濃い味付けのお惣菜は、翌日のお弁当のおかずにもなります。

 

 

 

まめまめなひよこまめは、とっても美味しい小さなおまめさん。

 

一粒ずつ口に運び、重めの赤ワインを一口。

うっとりする程ベストマッチです。

 

 

 

 

 

 

さて。

 

 

今日は早めに自宅に非難しwのんびりとしておりますが。

 

我が家、基僕の部屋にはアボカドの苗があります。

 

これが今わたくしの育てている唯一の命です。

 

 

以前このブログにもかきましたが、僕が種から育てたアボカドの苗です。

 

「アボちゃん」

これが今のところ、わたくしの預かる命。つまりはわたしが負っている命の責任ですね。

わたしが放って置いたらアボちゃんは枯れるのです。

 

ホンの軽い気持ちで育てたのですが、実際芽が出てくると長いお付き合いですね。

 

 

 

その昔、わたくしが小学生の頃。

 

我が家に一匹の犬がやってまいりました。

 

その犬は雑種の雌犬。今で言うところのハイブリッドです。

 

わたくしにとって犬を飼うというのは、当時喜び以外の何物でもありませんでした。

 

 

「最初は」www

 

 

名前を石井ジュンコ。呼び名をジュンと申しましたそのワンちゃんは、

まあ主従関係に鋭くw

しっかりと一番下は誰かを見極めており、彼女の中ではわたくしは

弟(もしくは格下)であったようです。

 

散歩に行っても言うことを聞かないおてんば娘。

 

あまりに言うことを聞かないので紐でピシッとしたら僕の手をガブっと噛んだ事も!

 

発情期には、父が自前で作ったハイパー犬小屋(我が父は元大工)から逃げようとして、

高い柵が越えられないので床に自分で穴を掘り、

結果犬小屋と床下の間に挟まって泣き叫び、わたくしと姉で引っ張り出した事もあります。

 

朝と夜の散歩。食事や犬小屋の世話。

夜中に「クウーン、クンクゥーン!!」と鳴きだして、寒い雪の中トイレに行かせた事も

ありました。

 

そんなこんなで、いつしかわたくし、「めんど~!!」とブーブーブーたれるようになったのであります。

 

 

 

そんなジュンコ(六月産まれ)でしたが、ある時姉と僕で夜に散歩をしておりました時、

興奮したジュンコが道路に飛び出した所を通りかかった車にひかれてしまいました。

 

あの時の姉の「ジュンーッ!!」と言う声は、今でも記憶に残っています。

 

車の車輪にクルクルッと巻き込まれ、はずみで投げ出されたジュンは、

そのまま何処かへと走り去ってしまいました。

車も立ち去り、呼べど叫べどジュンコは探しても探しても見つからず、

姉とわたくしは泣きながら家に戻り、両親に話しました。

 

すると母はこう言いました。

 

「ジュンの犬小屋を掃除しなさい。ごはんをあげたり、フンの掃除をしたり

散歩をしたりする事を、これからは責任を持って行いなさい。

命を育てるって大変なこと。だからしっかり反省して、お掃除しなさい。

これからもジュンをみんなで大事にお世話をして

大切に育てていく事を考えながら、綺麗に掃除しなさい。」

 

姉とわたくしは、ほうきで抜け毛を集め、ごはん皿を洗い、丁寧に綺麗にお掃除をしました。

そうして綺麗になったジュンの部屋を見て、また涙が出ました。

 

ジュンコが消えて、気がついたのは、自分の雑さや飽きっぽさや適当さ、

そして、とってもジュンが好きだった、という気持ちでした。

けれど、もう遅いかもしれない。二度とジュンコには会えないかもしれない。

悲しみや罪悪感や後悔。

特に、姉の泣く姿を見るのは辛く、その夜はとてもとても長い夜であったのでございます。

 

翌日、学校でも思い出すたびに泣けて、

「動物は死に際を見せない」という情報が何処からか聞こえて更に落ち込み、

とぼとぼと帰路につきました。

 

 

母が僕を出迎えて、開口一番こう言いました。

 

 

「ジュンが帰ってきたわよ!」

「!!!???!!!」

 

その日の昼間に母が庭に出たところ、自宅の置きタイヤの影に

うずくまって隠れていたそうです。脚には傷がありましたが、幸い命に別状もなし。

こうしてジュンコは治療の後、数週間の安静で済み、我が家に戻ってきたのでありました。

 

その時の喜びは、何にも言い表せないものでした。

そして心から思ったのです。

しっかりお世話をして、普段からこの小さな命に感謝しようと。

 

まあ、それからも色々な出来事があったのではありますがw

楽しい日々を過ごしたのであります。

 

 

それから月日が過ぎ、ジュンコはわたくしが仙台を離れていた二十一歳のある日、

両親の見守る中息を引き取りました。

 

姉は当時既に結婚し実家には兄と両親だけでしたので、

姉もわたくしも電話で知らせを受けました。

 

その後姉とはこんな話をしました。

 

「ジュンは、一生をかけて色々な事を教えてくれたんだね。

ジュンがいたから、わたし達の子供時代は、本当に楽しかったね。」

 

 

あの事故の日の夜に流した涙。その夜は、この世の終わりかという程に悲しかったはず。

正面から向き合うには辛すぎる出来事。

そしてその夜、母は私達に犬小屋の掃除を通して

「命」に向き合うけじめや責任を教えて下さった気がします。

けれど、「きっとあなたたちの気持ちは通じているよ。」と慰めてくれ、

温かいご飯をこさえ、それを美味しいと泣きながら食べた夜。

 そしてジュンコとの再会。

 

命と向き合う大変さを感じるのと同時に、全てはつながっているんだと教えられた、

大切な経験でありました。

 

 

 

さて、聖路加国際病院の副院長であられる、医師の細谷亮太先生の言葉です。

 

「生きていれば、喜怒哀楽、全ての感情があるのはあたりまえのこと。

悲しみや怒りなどのマイナスがあるから、楽しい、嬉しいというプラスがより強く

感じられる。泣きたいだけ泣いたら、美味しいものを食べてうれしいと思う。

それは悲しみを忘れるのではなく、きちんと受け止められたということ。」

 

先生は小児科医の医師でもあられます。

 

「ぼくが小児科医を選んだのは、患者さんである子供の気持ちなら理解できるな、

と思ったからです。自分の子どものころのことを思い出せばいいでしょう、

当時のぼくには、まだなったことのないお年寄りの気持ちをわかろうとするのは

大変でしたから。」

 

 

悲しみを感じたからこそ、優しくなれる。

未知だからこそ畏敬をもって謙虚になる。

子を慈しみ、そして先人を敬うという生き方に通じるのかなと考えたりいたします。

みなさまは、どのようにお感じになられますでしょうか。

 

 

今日、仕事の合間に実家に立ち寄り、母と色々な話をしました。

帰り際、玄関には小さな緑色のゴムの塊が。

よく見ると、それは一ヶ月ほど前にわたくしが作ったバルーンのライオンでした。

 

 

「これ面白いでしょう?ライオンの形そのまま小さくなるのよ。面白くて捨てられないのw」

 

 

 

親心は深遠であります^v^

 

 

 

石井映治郎でした。