みなさま深夜です、石井映治郎です。
久しぶりのブログあっぷっぷです。
先日購入しました桜。
まだ咲く気配すらなく、つぼみは固く閉じたままでございます。
ま、あっという間に咲かれるよりも、こうしてじわじわドキドキ待つ喜びを味わう、
それが粋というものかもしれません。
いつ咲くかを知ってしまったら、なんだかつまらないですね。
先日、専門学校の後期最後の授業が終了しました。
担当させていただいたのは一年生のクラスでしたので、まだまだ
卒業は先の話と、彼らにも「ああ、今日で終わりだなー…」というような
雰囲気は特に無く、いつもの様にわいわい過ぎたのでございますが、
とりあえずの締めということで、未来に向かって頑張ってねー!的な
話をさせていただきました。
わたくし、テレビが無い生活ですので、最近の世情には詳しいほうではないと
自負いたしておりますから、自分の人生経験をもとにお伝えをいたしました。
彼らの未来はこれからまだまだ続く長い道のりです。
ぜひこれからも元気に進んでいってほしいものです。
さて、久しぶりの出会いが先日ありました。
とてもエネルギッシュな同世代のキャリアウーマンです。
その方が最近語学の勉強を始められたとの事。
しかも、目標は数ヶ国語の習得。
手帳にはびっしりと語学の文字が!
とても素晴らしいエネルギーをいただきました。
本日、仕事を終えて自宅に戻りましてから、色々と用事をこなしておりました。
その間はずっと無言です。
まあ、独り身なので当然ですが。
そしてウズラのタマゴをハサミで切って納豆を食べました。
そのときにふと考えたのです。
「ウズラのタマゴをハサミで切る事を知ったのはいつだろう…?」
思い出せません(笑)。
でも、いつか、知ったのです。
知っていて良かった、もし知らなかったら、
この納豆に添付してあるウズラの卵を、
当たり前のように(鶏の卵のように)テーブルに打ち付けて、
力が入りすぎたりして、
メチャッ!
あ~!!!
と、なっていたかもしれないのです。
つまり、この情報は、知っておくと「良い」情報ですね。
では、「知らないほうが良い」情報とは何でしょうね?
そもそもあるのか、そんなのが。
考えてみましょう。
桜の花がいつ咲くか。
「桜の開花情報」なんていうものもありますし、知っていたほうが便利かもしれません。
でも、部屋の桜は、ドキドキしながら咲くのを待ちわびるのが「楽しみ」の一つです。
自分の未来。
これは知らないほうがいいのではないでしょうか?
せめて、占い程度にとどめておくのが無難でしょうね。
というか、知る方法など、無いでしょうね。旅に出てアカシックレコードを探す…。
生活の知恵。
これは一つでも多く、知っておきたい事柄の一つでしょう。
さて、現代社会は、ちょっとしたツールで世界のありとあらゆる情報を
いとも簡単に手に入れることが出来ます。
一昔なら、それこそ図書館で本を探すところから始まったものが、
検索であっという間に何万という情報が手に入る時代。
もしかしたら、昔よりも「情報」を得る苦労が少ない分、
飽和状態の情報を扱いきれずに、見逃していることも多いのかもしれません。
以前聴いたことがありますが、現代人が今、1日に手に入れる事が出来る情報量は、
二百年前の社会に比べ、その時代の人々の一生分の情報量に匹敵するそうです。
果たして、その情報を、どれだけ活用できているのか。
わたくし、殆ど出来ておりません…。
ですので、僕の場合は、体験が全ての糧になります。
何でもしてみないと気がすまないたちなのです。
昔から「やめなさい!」と言われるほどやりたがるとんでもない男の子♪
いつしか両親は「お上のご厄介になることをしなければ、元気に何でもおやりなさい」
と言ってくれるようになりました。
そうして様々なことを体験しながら、二十九歳でこの仕事を始めたわけでございます。
今思えば、かなり無茶なことをしてきた気もいたしますが。
今のところ、自分の歩んできた人生に後悔が無いことは、本当にありがたく、
袖触れ合ってきました皆々様に、心から感謝の念を感じるのであります。
話は戻りますが、授業最後の日、学生にこのような話をいたしました。
「ネットを覗いたり、なんとなく聞いただけの常識や考えで諦めたりしないで、
とにかく自分で体験してから考えなさい。
未経験のままで知った気にならず、情報でだけで頭でっかちにならず、
自分の目や肌で体験したことを積み重ねて、
自分の人生を歩みなさい。」
僕のようなちゃらんぽらんな男でも、何とか35歳までは生きてこられた。
未来ある学生たちには、自分らしい人生を、是非とも歩んでいただきたいものです。
知覚動考という言葉を以前教えていただいたことがありますが、
わたしたちが手にした情報、すなわち「知」を
覚えて
動いて
考える
そこまでしてこその「知」であると。
ウズラ納豆をはむはむしながら思ったわけでございます。
本日は玄米ご飯を土鍋で炊いてみました。
先日「熱湯」で玄米が浸さなくても炊けるかも!という情報を「知」り、
方法を教えていただき「覚」えて、
今夜で二度目の土鍋熱湯炊きにチャレンジし「動」いているのでありますが、
いかんせん、なかなか思うようにいかないわけであります。
ちょっぴり水っぽい玄米をかみ締めながら「考」え、
ゆっくりと夜が更けてゆくのでありました(笑)。
石井映治郎でした。