KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

大学入試の方法が昔と様変わり

2017年07月22日 | 自分史あれこれ
私の大学受験は、1974年で今から43年前になります。
東京の私学のW大とK大を受験し、その後、国立大学を受けました。
当時は共通一次テストはまだ実施されてなく、各大学が自校に必要な人材を集めるために
独自の試験を実施していたと思います。

W大の時は、英語が必須でそれ以外は数学、日本史、世界史から好きな4問を選択して
答えるシステムだったように思います。
ざっと問題を眺め、答えられ点を確保出来そうな数学を2問と日本史と世界史から1問ずつ選択しました。
試験を終えて、予備校が回答集を早くも配っており、ほぼ満点だったように記憶しています。

K大では数学が必須でしたが、他の科目も問題なく対応し、2校とも合格し、
K大に入学金を払い、国立に備えました。

国立では3月3日に英語と数学の1次試験があり、人数を絞って
3月7日、8日に2次試験があり、日本史や世界史は記述式の問題でした。
試験方法に特徴がありました。



一方で、最近の大学受験方法がまた変更するようです。

・センター試験は2019年度(2020年1月)の実施を最後に廃止
・これに代わり2020年度から「大学入学共通テスト」(以降、「共通テスト」)
・これまでのセンター試験と同様、1月中旬の2日間で実施
・今の中学3年生(2017年4月時点)から、この「共通テスト」(2021年1月実施)を受検

・新テストの導入にあたって、「知識・技能」だけでなく、
 大学入学段階で求められる「思考力・判断力・表現力」を中心に評価する。

現在のセンター試験からの大きな変更として、これまでのセンター試験になかった
 ・記述式問題の導入(国語と数学)
 ・英語について4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価
  →すでに4技能評価を行っている民間の資格・検定試験を活用することが提示


【参考】
こう変わる!大学入試 ~2020年度からセンター試験に代わる試験を実施~|河合塾



昔なかった入試方法が【AO入試】です。
※AO入試(アドミッションズ・オフィス入試)は、出願者自身の人物像を
 学校側の求める学生像(アドミッション・ポリシー)と照らし合わせて合否を決める入試方法。

1990年慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパスが、他に先駆けて導入。
学科試験の結果で合否が決まる一般入試と異なり、
内申書、活動報告書、学習計画書、志望理由書、面接、小論文などにより
出願者の個性や適性に対して多面的な評価を行い合格者を選抜。

多くの私立大学においてAO入試が学校経営安定の為の入学者の早期確保の手段となっている
旧来型の推薦入試では出願が11月以降の規制だが、AO入試にはこの規制がない。
夏休み前に合格者を出しているケースも少なくなく、入学までの空白期間で「入学前教育」を実施

中教審が「AO・推薦入試」が、「大学生の学力低下につながっている」と危惧し、
学力を担保するために新たに設ける「高大接続テスト」(仮称)を実施すべきと指摘しているが、
AO入試で入学した学生の方が、一般入試で入学した学生よりも学力が優れているという事例が
早稲田大学、慶応大学、東北大学などから出ている。
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