やさしい気持ちで創るやきもの 陶芸 京都 吉田正和 ブログ

京都で陶芸・やきものを学び、その魅力を多くの人へ
朝日焼陶芸教室南船場講師
卜深庵(官休庵)にて茶の湯を学んでいます

陶芸教室 開講!

2006-08-31 19:35:40 | 朝日焼
今日、木曜日の午後クラスが開講しました。

テーマに沿って、手びねりで作っていきます。
画像はその第一弾。
「菊花天目茶碗」です。
次にワインカップを五点、そして芋頭水指を作りまして、
最後に自由作品を作っていただきます。

今日から新たに御参加いただきました方もあり、
より賑やかな楽しい教室となりました。
木曜日は同じ時間に、電動ロクロのクラスもあるので、なかなか忙しかったです。
成形を少しお手伝いしたり、コテの当て方をアドバイスしたり、
教えているようで、こちらも勉強することがたくさん。
そんな時間を思い出しつつ、
画像の茶碗を練習して帰りました。


明日も午後クラスが開講しますし、来週は水曜日の午後が開講。
いろんな人とお会いして、
たくさんのことを学んでいます。

教室は、開講前はもちろんですが、
開講後、数回であれば御参加いただくことができ、過ぎた分を補講として、補うことができます。
お気軽に聞いてみてください。

集中して、土に向かう。
楽しいですよ。

作れば作るほど

2006-08-30 19:46:21 | 朝日焼
シュガーポットと鉢です。

削り終えて思うこと。
いろいろあります。

シュガーポットにチャレンジしたのには、水差が発端です。
大きさは違えど、同じような構成。
水差では、腰の張りがうまく行かなくて苦労しました。
そんなことを踏まえて、挑戦。
この大きさならどうにかなるものの、結論から言うと、
大きさの問題ではない。
ごまかしはだめだってことです。
一歩ずつの積み重ねが大きな作品へと繋がるのです。

続いて鉢。
なかなかの大きさです。
電動ロクロなら、作れた大きさも、手びねりなら厳しい。
振ることが多いのかな。
でも結局、ポイントは一緒。
作っていたのではなく、機械に作らせてもらっていたのかな。
ほんとそう思う。

結局のところ、まだまだこんなもんなのかな。
学生時代も同じように、壁にぶつかり、考え、挑戦した…
そんなことの繰り返しだったことを思い出す。
次はもっとかっこいいの作ります!

東京

2006-08-28 23:13:21 | 陶・やきもの
今日まででした。

東京 日本橋高島屋 8階催場(東京都中央区日本橋)にて
展示会が開催されていたようです。
気づいたのは昨日。
ですので、あえてお知らせはしませんでした。

「京の伝統工芸特集」として、卒業作品が展示されていたようです。
画像は、同窓生が送ってくれたものです。
自分の知らない所で、作品はがんばってくれてるようです。
なんか、変な感じですが。

イタリア、東京・・・。
次はどこへ行くんでしょうか。

あー、もうちょっと早くわかれば、東京の友人に伝えたかったなぁ。

上がる下がる

2006-08-25 00:29:49 | 朝日焼
水指の削りをしました。

天気のいい日が続いていますね。
昨日、制作した芋頭水指が削り頃だったので、削って帰りました。

昨夜はようやく完成したことに、気持ちは最高!「↑」でしたが、
今日は、最低「↓」 。
なぜかというと、その形。
とても芋ではないのです。
がっかりなんですが、どうも削り後の形をイメージしきれていなかったみたい。
作るときは、底をある程度、余分をもった大きさで作ります。
それを少し削ります。
もちろん高台の内側も。

でも、そのあたりから、???となってきました。
一番張った部分から腰へのラインが気になる。
削りで、形をどうこうできるものではないのです。
そんなことをしてしまうと厚みにバラツキがでますし、何より駄目!
一通り削って帰りましたが、明日の朝、私の目にどう写るでしょうか。

削りの前には、蓋を作りました。
そっちは明日削ります。
ぴったり合いますかどうか。
さあ、全体のバランスはどうかな。

三度目の

2006-08-24 02:01:46 | 朝日焼
芋頭水指です。


7月、8月、9月開講の作陶教室の作品のひとつです。
7月開講のクラスが、ちょうどこの水指を作る時期になりました。
今週の土曜日は午前のクラスが開講します。
新しくお会いする方も5人ほどいらっしゃいますので、とても楽しみです。

作陶教室は曜日と午前/午後違いで毎月開講しています。
ちょっと気になると言う方は、作陶館へ問い合わせてみてください。


生徒さんのお手伝いをする前に、まずは自分から。
これくらいの大きさとなるとなかなか難しいです。
大きさは高さが20センチを超えます。
画像をご覧いただいただけでは、電動ロクロで作った?と思う方もいらっしゃるはず。
手びねりで、紐を作って積んでいくんですが、
私としては電動ロクロの方が簡単な気がします。
電動ロクロは勢い良く回っているロクロに、手を添え
ロクロに作らせてもらっている・・・と。
手びねりといえど、なかなか侮れないものですよ。

実は今日で三度目のチャレンジ。
前回二度は、納得がいかず、くしゃっと。
今日は、ポイントを掴みました。
やっと。
でも、それがとてもうれしかったです。
違いは最初に積む紐の太さを、1.5から2センチへ太くしたこと。
それだけです。
でも、それだけで全てが変わる。

これが結構おもしろいんです。
やってみませんか?
もちろん、お手伝いしますが。

富本憲吉展

2006-08-21 16:25:46 | いろいろ・思うこと
京都国立近代美術館では富本憲吉展が開催されています。

美術館や博物館は月曜日が休館日の所が多いですね。
これは、月曜日が休みのものにとっては困った事なのです。
運良くお盆休みに行く時間がとれたので、見に行ってきました。

美術館までは、自転車で15分くらいですが、
今回は地下鉄で。
東山の駅から白川沿いを北へ。
親子で川の中で遊ぶ姿を見てとてもうらやましかったです。
歩いていると、ほんとに暑いですね。
日中は本当に暑い!
息をすると熱気が入ってくるように感じます。
でも、8月もこの時期になると、夜なんかは少し秋へ移行しつつあるのかなとも思いますね。

さて、美術館ですが、卒業作品の時に絵をびっしり書いた作品を作ったもんで、
そんな作風がとても気になっていました。
でも、興味があったのは白磁と、絵はがき。
怒られそうですね。
でも、あの絵心&遊び心のある絵はがきは本当に良かったです。

ちょっと絵の入った、作品を作りたくなりました。

ヨシダノコラム

2006-08-17 22:46:05 | 朝日焼
カテゴリーに朝日焼を追加しました。
朝日焼での時間や感じることなども書いていきたいと思います。


こんな話題から。
朝日焼ではメールマガジン『 菟芸泥赴(つぎねふ) 』を発行しています。
今月、8月号の作陶館だよりを書かせていただきました。

作陶館では、毎週や隔週、作陶教室へ通って頂いている方、
一日体験にて土ひねりや鉄絵を体験して頂く方など本当にたくさんの方とお会いします。
一日体験の方とお会いする時間は、ほんのわずかですが、今回はそんな中でのお話をテーマにしました。
文章にして伝えるというのはなかなか難しいものです。
ですが、いろんな出逢いや会話をお伝えできればと思っています。


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花の寺

2006-08-13 23:52:26 | いろいろ・思うこと
花の寺という言葉の響きと
「蓮 開花」の立て札に惹かれてちょっと寄り道。

法金剛院というお寺です。
JR花園駅のすぐ近くにあります。

京都には本当にたくさんのお寺があります。
世界遺産に登録されているものを始め、
有名な所も数多くありますが、
ちょっと足を運ぶことで、新たな出逢いというか
うれしい発見に繋がります。

少しでも気になったら、是非足を運んでみてください。

デジタルとアナログ

2006-08-12 21:47:08 | 陶・やきもの
京都伝統工芸専門学校のホームページがリニューアルされました。
私の作品もちょこちょこご覧いただけます。
画像は陶芸専門クローズアップガイドのものを使用させていただきました。

トップページにTASK卒業作品ギャラリーというのもあり、
そこの陶芸からもご覧頂けます。
ただ、デジタルの技術が向上したというものの、微妙な色合いというのは限界があるようですね。
実物と結構違うように感じます。
うん、画像データの朱赤(オレンジに輝く花)の雰囲気が気に入らない。

最近はちょっと減ってますが、結構写真を撮っていました。
デジタルorアナログ。

やっぱりアナログ、というかネガ派。
デジタル画像は、元は0と1の情報の集合体で、色の点の組み合わせってことが
理屈として見えているし、目にみても荒さが見えてくる。
プロが使うようなものなら、もっと質も高いのかもしれないが、
目に写る実体が0と1で片付いていいのか?と思ったりもする。
以前の仕事がそうだったのからかもしれないが、なんでも割り切れたり、
理論で通るはずはないと思っている。

そのアバウトさが、人生のおもしろみかな。


更新頻度が月毎になっていますね。
毎日いろいろと楽しくやっていますので、もう少し頻度を上げたいと思います。

追記でもうひとつ。
出身校に括弧付けで都道府県を表記されているんですが、
学校の所在地を書くべきか?

 ・名前/学校名(所在地)出身 より
 ・名前(出身)/学校名    がいいと思うけどな。