やさしい気持ちで創るやきもの 陶芸 京都 吉田正和 ブログ

京都で陶芸・やきものを学び、その魅力を多くの人へ
朝日焼陶芸教室南船場講師
卜深庵(官休庵)にて茶の湯を学んでいます

ボディ

2005-10-28 18:00:05 | 陶・やきもの
染付け完成です。


といっても、まだ絵付けの過程でいうなら三割程度。
本焼きも大切ですし、その後の上絵もあります。
大変というよりもすばらしいものに仕上げたいので、
楽しみに感じます。
後は窯のタイミングを考えて、むだのない作業をするだけです。


濃み

2005-10-26 17:25:10 | 陶・やきもの
絵付けに没頭しました。


本体も蓋も書く内容に差はありませんが、まずは蓋から。
呉須は上絵でも使いましたが、濃みとなるとかなり久しぶりです。
素焼きの湯呑みで練習しました。
ただ作品は、形がいびつですので、なかなか思うようにはいかなかったです。
蓋を上下二つ、別々に作業したのですが、
特殊な形の上部分よりは、中抜きが必要な下部分の方が書きにくかったです。
ただ、本体も下部分のような感じなので、大変そうです。
時間を作って、余裕を持って仕上げたいと思います。まだまだですが。



たくさん挽く事

2005-10-26 01:24:07 | 陶・やきもの
卒業制作からちょっと離れて・・・


今日は、朝から素焼きの窯詰め。
自分の作品は比較的大きいので、どうしても順番が後の方。
人の窯詰めをどうにかこうにか待っていました。
ほったらかしにして、詰めてもらえないのも困るし、
人任せにしたくはないし。
でも、時間だけが過ぎて行く。

結局、お昼になる。
そんで、昨日蓋を破壊してしまったので、
それに代わるものが欲しいと水挽きをしてみる。
でも、どうも全体のバランスが気に入らなかった。

なんやかんやで、残り一時間。
そういえばこの前の土曜日に、水挽きした後の赤土が
比較的固くなっていたので、土揉みだけでもしておこうかなと思う。
いざ揉みだすと、水挽きしたくなってきたので、
校内作品展用の作品を作る事にしました。
赤土は仁清に比べで、伸ばしにくさというか
たまにひっかかりを感じるのですが、
こうして同じ形をめざしてたくさん作るというのは
なんともいいものです。

最近はもっぱら、1本勝負だったので
改めてこの楽しさを感じたのでした。

京都学園大学:第37回龍尾祭

2005-10-25 03:11:13 | 陶・やきもの
学園祭シーズンですね。


つながりは全く無いように感じるのですが、今年はありそうです。
というのも、作品を展示していただくことになりそうです。
陶芸に限らず各コース数名だと思うんですけど、
自分の作った物が少しでも多くの人に見ていただけるだけで嬉しいですね。

2005年10月28日(金)~30日(日) 
 
 京都学園大学 

 第37回龍尾祭


JR亀岡駅からスクールバスで行けるようです。


まずは

2005-10-25 03:00:07 | 陶・やきもの
練習がてら、蓋から。


あんまり画像をアップしすぎると出来たときの驚きを伝えられない・・・
なんて、せこいことを考えたりもします。
どうせなら驚かせたいってのが、ありますしね。
そうそう、これは呉須です。
なので、還元焼成をしたいのですが、どうも人の集まりが悪いようです。
絵付けをする人は聞くところによると結構いるのらしいですが、
まだまだ、成形で精いっぱいなんでしょうかね。
なので、書き終えてもしばらく焼けないかも。
時間のバランス考えて行こっと。

さらに上を

2005-10-19 21:44:52 | 陶・やきもの
また一段と大きくなりました。


朝から水挽き。
出来ても出来なくても一発勝負としました。
結果はご覧のとおり。
大きさより、張り具合がうれしいのが本音です。

限られた時間どう使うか。
いつもこれを考えます。
今のメインは絵付けなんですが、水挽きしてうまくいったやつを
置いておいたら一石二鳥と感じることができる。
絵付けは自分で書かないと進まないのですが、
轆轤は乾燥の具合が、進行しているかのように感じます。
そんな感じでこの先も。

さて、昼からは絵付け。
でもまだ絵を書く状態ではなく、がんばってアタリをとっています。
たくさん目印をつけてバランス良く書けるように。
全体のバランスと雰囲気がうまくいくように。


両立

2005-10-17 16:53:29 | 陶・やきもの
素焼きが焼き上がりました。


とは言え、まだまだ水挽きしたい気持ちもいっぱい。
でもスケジュールを考えると、そんなことも言ってられない。
しかも体調がどんどん悪くなりつつあるし。
そんななかでそろそろ、絵付けを始めようと思う。
筆を持つのは久々だが、どうにかなるかな。
絵を書いてみて、イメージに近いものかどうか、本当にわかる。

頑張ろ。

徐々に

2005-10-14 16:03:44 | 陶・やきもの
大きくなりつつあります。


ただ絵付けが控えつつ、期限があるものですので、できるものから次へ。
水曜日に第一弾を素焼きにいれました。
さきほど窯を見ると300℃くらいまで下がっていたので、月曜日の朝一番に窯出しですね。
これからは水挽きに絵付けの予定を組み込み、タイムシェアできるようにしたいと思います。
ちょっとずつ土を増やしトライしていますが、そのちょっとの違いがなかなかくせものです。
あとちょっと伸ばそうとか、頑張ってやるものの、うまくいかないですね。
かなり体力と気力を使ってしまいます。
土の粘り具合もかなり大切で、ローテーションの感覚が短いと、伸ばし切った最後の辺りで悲鳴をあげてしまいます。
こんなことなら、新しい土を用意しておくんやった・・・と思ったりもします。


まだまだですが、大物も慣れてくるとおもしろいもんです。


今からアートフリマへ ---> yossan.net


日本伝統工芸展

2005-10-14 08:54:53 | 陶・やきもの
続いて高島屋へ。

こちらは日本伝統工芸展です。
無料というのはありがたいです。
思っていたより、人が多かったです。
平日の昼間なのにね。
やきものだけではなく、漆、着物、ガラスなどいろいろですね。
やきものは思っていたより、大物ばかりでした。
もちろん重要無形文化財の方の展示もありましたが、いろんなものを実物として見れたのがよかったです。

細かな技術に関心させられるものはあまりありませんが、やっぱりすごいなと感じるものもありました。
成形だけですばらしいと感じるものは少ないんですね。
ロクロ目の美しさを感じるものはありませんでした。
やはり大物の迫力なのかな。
今頑張って、大物を練習しているだけに壺の張りとかはやたら気になります。
でも、それがいかに大変かは、見る人の知るところではありません。
学校の卒業作品展と重なるところを少し感じました。
あとは人のコメントが聞こえてくるのが、勉強になりますね。

デザイン

2005-10-14 08:38:15 | 陶・やきもの
東寺へ行ってきました。


今回は拝観ではなく、友人の一声で。
「とうじでやってるんで来て下さい」
と、メールがきました。
建築系の勉強をしていることを知っていたので、そんな何かかなと。
行ってみると、デザイン系の大学や専門学校が、海外も含め展示していました。
弘法さんの時は、お店でいっぱいの場所にね。
テーマとか、よく知らなかったのですがいろんな素材を使っての椅子が多かったです。
ペットボトルやそのキャップ、水道のホースなども。
素材、色、形など本当にいろいろで発想の豊かさに関心しました。


その場で薦められたイベントがもうひとつ。
建築家の高松伸さんの展示でした。
こちらは有料でしたが、なんとなく見てみようと思いいました。
国宝だという蓮華門を横目に、お堂の中は、襖絵と展示物が見事にマッチ。
廊下の真ん中はライトアップされたデザインシートがガラスの下に埋め込まれ、足下を見ながら進みました。
木造建築の模型ですが、こんな世界もあるんだと感じました。
お名前も知りませんでしたが、いいものに出会えました。


ON THE ROAD 2005 "MY FIRST LOVE"

2005-10-13 06:35:22 | 陶・やきもの
大阪城ホールへ行って来ました。


日曜日のことです。
念願のコンサート「SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2005 "MY FIRST LOVE"」です。
画像のアップができていなかったので、書き込みが少し遅れてしまいました。
ただ頭の中は、まだまだその場の興奮覚めやらぬという感じです。
前回は1999.06.07でしたので、とても久しぶりです。

大阪城ホールに行くのは、さらに久しぶりでした。
席は前の方ではなかったのですが、少し前に通路があったり、
一段高くなっていたりで、アリーナ席ですが良く見えてよかったです。
大規模会場ならではの、演出・構成というのは本当にすばらしいと感じました。
歌と共に、スクリーンに流れる画像。
ライティングだけでなく、ステージの使い方など。
3時間半に迫るとても楽しい時間を過ごすことができました。

つい口ずさんでいます。
11月にも、平日ながら公演があるので、再び行きたくなりました。

ヴィオラ

2005-10-09 04:28:19 | 
すばらしい音、楽しい時間を過ごせました。


朝から雨。
でも阪急の上桂駅からすぐでしたので、よかったです。
会場はとても華やかな雰囲気でよかったですね。
あまり大きなホールではありませんが、京都出身の音楽家がよく使われているようです。

さてヴィオラのソロというのは、全くの未知の世界。
ヴァイオリンより大きく、チェロより小さい。
そんな認識の方も多いでしょう。
音域も確かに、その真ん中。
でも、音のすばらしいこと。
これは演奏する方にもよりますので、なんともいえないですがね。

でも、渋みのある音に、豊かな表現力が加わってとてもいい感じ。
少し前までの留学が、大きな財産となったのかなという気がしました。
現代音楽の演奏を聴くのには相変わらず抵抗がありますが、
ブラームスのソナタなんかは、ピアノとの掛け合いがとても軽やかだったり。
もちろん細かな音や、力強さも感じます。
これからも都響だけでなく、ソロを聴きたいですね。

楽しい時間を過ごすことができました。
本当にありがとう!

大物と小物

2005-10-07 13:21:42 | 陶・やきもの
昨日とは、大きな違い。


昨日は、大物にチャレンジしたものの全く挽けず。
午前中のデッサンの後、30kgを使っても全く形になりませんでした。
最初、寸胴型に伸ばすのですが、そこで土の厚みが均一でないといけません。
中途半端に胴を膨らまそうとすると、すぐに潰れてしまいます。
その厚みが全然うまくいかなかったのです。

それに比べ、この日はびっくり。
格段に真っ直ぐ、上へ。
寸胴がこれまでに無く真っ直ぐに。
しかも、上も全然振っていない。
気持ちよく行き過ぎて、次に触るのがいやになりました、
でも、頑張って膨らますと少し高さは落ちたものの、どうにか形になりました。

後は小物の組み立ても行ないました。
余った擬宝珠(ぎぼし)は、底に穴を開けてひっくり返して花入れに
しようと石膏で型をとりました。
画像の右下に花とともにかざってみました。
けっこういい感じですよ。

欄干?

2005-10-06 17:20:36 | 陶・やきもの
再び大物にトライしました。


前に挽いたのは、底のまわりが分厚かったので、それを意識しました。
少しのことのようですが、なかなか簡単にはいきません。
20kg分チャレンジした後、小物も準備がいるのでちょっとやることにしました。
右上の茶碗は、課題ではありませんが、昨日の窯出しの良い印象がつよいので、つい挽いてみたくなりました。
土取りはぴったりでしたし、気持ちよく左手が動きました。
また、茶碗を作りたいな。

その他の画像は、橋の欄干です?
明日は、削るにはまだ早いと思いますので、大物に再度挑戦!


新しくなったyahoo!検索エンジンで「tougei」で9番目でした ---> yossan.net


窯出し

2005-10-04 21:23:41 | 陶・やきもの
窯出しのお手伝いへ行って来ました。


窯詰め、窯焚きとはまた違った、リズムと雰囲気。
窯はすでにあけられ、様子は見えるのですが、
一段ずつ棚板を外し、先生の作品を見ていると
やはり火の難しさとすばらしさを改めて感じます。
あっという間に、作品が並べられそれぞれの想いが交錯するよう。
最後に穴窯の窯出しをしました。
私の物は、今回が始まりという感想です。
組み物と花入、ともにやってみて勉強になったことがあります。
やってみて、こうすべきだとかを学びます。
本当にいろいろと勉強になり、ありがとうございました。
また、お力になれることがあるといいのですが。


その後は雨が降る中、訓練校へ見学に行ってきました。
同じ京都で、同じことを学んでいながら交流が無いのは残念に思いました。
窯焚きの際、ご一緒させていただいた方がいらっしゃったので、
少しお話もしました。
お互い、これからもがんばっていきましょー。