写真は別の場所で、去年、牧草が栽培された所。県営牧場で不足する牧草を栽培する予定だったが、何故かバッタ?が大量発生。殆ど全滅の状態になり、牧草栽培に失敗。諦めたそうだ。今年はその名残が生えてきている。去年は、土が見えていた所。標高1000mの高原で虫の大発生とは?
大根畑の開墾事業の概要は、県の資料によると次の通りである。
写真は、耕作放棄地か輪作予定地。
かつては、大根の生産に沸き立っていた所である。
河合谷地区農地(大根畑)開発事業
(1) 事業の目的
耕地面積が少なく零細規模で兼業に依存している山間地農業を、地域の特性と規模
拡大のメリットを活かした特産夏大根の生産により農業経営の自立を図る。
(2) 事業主体 鳥取県
(3) 事 業 費 538,480千円
(4) 事業期間 昭和57年度~平成元年度
(5) 土地利用(事業実績)
地目 面積(ha) 備 考
畑 40.6 植栽面積25.5ha
道水路用地 4.2
防災用地 21.1 防風林、沈砂池
計 65.9
1 開発経過の概要
S50頃 旧国府町農協から地元へ、河合谷牧場付近標高約1,100mの
比較的緩やかな土地を利用した高冷地農業について提案。
雨滝集落から期待表明あり。
S54~56 旧国府町農協による高冷地大根の試験栽培。
適地であることを確認。
S55~56 農地開発事業計画の策定(鳥取県)
S56~57 土地改良法手続き(申請者 国府町 入植者9名)
S57.2 保安林指定解除
S57.3 国定公園内行為許可
S57.4 事業着手
H2.3 事業完了
写真は、耕作放棄地か輪作予定地。
かつては、大根の生産に沸き立っていた所である。
河合谷地区農地(大根畑)開発事業
(1) 事業の目的
耕地面積が少なく零細規模で兼業に依存している山間地農業を、地域の特性と規模
拡大のメリットを活かした特産夏大根の生産により農業経営の自立を図る。
(2) 事業主体 鳥取県
(3) 事 業 費 538,480千円
(4) 事業期間 昭和57年度~平成元年度
(5) 土地利用(事業実績)
地目 面積(ha) 備 考
畑 40.6 植栽面積25.5ha
道水路用地 4.2
防災用地 21.1 防風林、沈砂池
計 65.9
1 開発経過の概要
S50頃 旧国府町農協から地元へ、河合谷牧場付近標高約1,100mの
比較的緩やかな土地を利用した高冷地農業について提案。
雨滝集落から期待表明あり。
S54~56 旧国府町農協による高冷地大根の試験栽培。
適地であることを確認。
S55~56 農地開発事業計画の策定(鳥取県)
S56~57 土地改良法手続き(申請者 国府町 入植者9名)
S57.2 保安林指定解除
S57.3 国定公園内行為許可
S57.4 事業着手
H2.3 事業完了
こちらは今年耕作されている大根畑、殆どの人が撤退する中、ただ一人の方が大根を栽培している。他には耕作者がいないから、耕地は使い放題、輪作して連作障害を防いでいる。連作すると、大根の切り口が黒くなるという。私もマーケットで購入した大根の切り口が黒く変色して気持ち悪くて捨てたことがあった。ホルモン剤でも使っていたのでは?と心配したことがあったが、あれが連作障害だそうだ。
次ぎに開墾地の大根畑へ行ってみた。ここは耕作放棄地、何年か耕作がなされていない所だ。ヤマヤナギが生い茂り、森林へ自分自身の力で戻ろうとしている。喜ばしいことだ。もしかしたら、人間は何もしなくて良いかも・・・
高原への道の両側はウツギの花が満開で、山は薄紅色に染まっていた。去年は5月18日、5日ほど早かったが、タムシバの白い花が印象的で、今年とは随分と雰囲気が違っていた。今年は、山の緑は豊かで牧場の草も随分と濃く、春が早く訪れた感じだった。これも温暖化の影響だろうか・・・
5月23日(土)「河合谷高原開墾地の森林復元を考える会」で河合谷の牧場と大根畑の視察に行ってきた。牧場は、S46~S47に調査、S49~S55に草地造成と関連施設の整備がなされた。その内訳は県の資料によると次の通りである。
採草地 64.3ha、放牧地 42.7ha、計107ha
その他 134.3ha (牧野樹林、道路敷、施設用地)
総面積 241.3ha (鳥取県の自己有地126.9ha 借地114.4ha)
放牧頭数 144頭 (H18夏期)
開発以前の状況は次の通りである。
①岩美町、国府町にまたがる河合谷高原の一角にあり、以前には農家が牧場経営を実施したことのある場所。
②全域が氷ノ山後山那岐山国定公園の特別地域(2種14.4ha、3種226.89ha)
2種:農林漁業活動について努めて調整
3種:通常の農林漁業活動は容認
③草地造成地は、落葉樹林とススキ、クマザサが大部分を占め、標高の高い所ではネマガリダケが密生していた所。
写真は、その放牧場。牛たちが近づいた私達を見て寄ってきた。牧草以外に人工飼料も与えているとのこと。丸い黒くて大きな目が可愛い。昔、藁屋根の家の玄関で飼っていた牛を思い出した。
採草地 64.3ha、放牧地 42.7ha、計107ha
その他 134.3ha (牧野樹林、道路敷、施設用地)
総面積 241.3ha (鳥取県の自己有地126.9ha 借地114.4ha)
放牧頭数 144頭 (H18夏期)
開発以前の状況は次の通りである。
①岩美町、国府町にまたがる河合谷高原の一角にあり、以前には農家が牧場経営を実施したことのある場所。
②全域が氷ノ山後山那岐山国定公園の特別地域(2種14.4ha、3種226.89ha)
2種:農林漁業活動について努めて調整
3種:通常の農林漁業活動は容認
③草地造成地は、落葉樹林とススキ、クマザサが大部分を占め、標高の高い所ではネマガリダケが密生していた所。
写真は、その放牧場。牛たちが近づいた私達を見て寄ってきた。牧草以外に人工飼料も与えているとのこと。丸い黒くて大きな目が可愛い。昔、藁屋根の家の玄関で飼っていた牛を思い出した。
ブナ林の先には、素晴らしい景観が待ちかまえていた。薄の原の向こうにゆるやかに円弧を描いた弓ヶ浜が見える。気持ちは晴れ晴れとし、吸い込まれそうになる。
何年ぶりだろう・・・ そういえば、大山にも20年位来てないような気がする。東部に住む私は大山をすっかり忘れていた。中国地方の最高峰、鳥取の砂丘に並ぶシンボルなのに。もっと、地元のことを知らなくちゃ、大切にしなくちゃいけないと、つくづく思った。
この後、主催者からあったかい豚汁とおにぎりが振る舞われた。寒い中、この絶景を眺めながら頂くご馳走は最高に美味しかった。
何年ぶりだろう・・・ そういえば、大山にも20年位来てないような気がする。東部に住む私は大山をすっかり忘れていた。中国地方の最高峰、鳥取の砂丘に並ぶシンボルなのに。もっと、地元のことを知らなくちゃ、大切にしなくちゃいけないと、つくづく思った。
この後、主催者からあったかい豚汁とおにぎりが振る舞われた。寒い中、この絶景を眺めながら頂くご馳走は最高に美味しかった。
11月9日(日)大山へブナの植林に行ってきた。大山横手道上ブナを育成する会が主催したものだ。この日、大山は初冠雪。軽装のままだったので、寒くて震えてしまった。雨が心配される中、共生の森の調印式があり、その後、作業にかっかた。
苗は、H=1.5m位(5-7年生)、植樹の後、兎や鹿に食べられないよう、笹に埋もれないように、ここまで大きく育てたものを植えるのが良いとのこと。小さな苗では植樹後の管理が大変だそうだ。
植樹時期は、以前は春先にしていたが、水の管理を考えると晩秋に植えるのが一番良いとのこと。
道具はツルハシとスコップ、水はペットボトル2本(又は牛乳パック4本)、φ40~50cmで深さ30cm位の穴を掘り、その中に苗を植えて、しっかり土を踏み固める。土で水鉢を作るようにし、その中に水を入れる。水鉢の下側には石や木で固め、雨水が溜まるようにしておく。
これで植樹の完了。後は大きく育つのを祈るのみ。どうか私の植えたブナが大きくなりますように!
