鳥取県西部では水不足が問題となっており、積雪が少なかった今年水不足が心配されています。近年、手入れの行き届かない井手やなくなってしまった溜め池の重要さについて今一度考えてみましょう!
鳥取県の出前説明会
「鳥取の井手と溜池の歴史と現状」
日 時:平成19年 5月 17日(木)19:00~21:00
開催場所:アクティブとっとり(さざんか会館2階)
鳥取市富安2丁目104-2
説 明:鳥取県農林水産部 耕地課 地域農業基盤室 畠山室長
参 加 費:300円
問合せ先:NPO法人鳥取環境市民会議 t_doi@pop17.odn.ne.jp
雨が多いと思われている鳥取ですが、梅雨から夏にかけては意外と雨は少なく、水不足に陥ることがあります。国府町に雨乞いの傘踊りがあるのは、それを物語るものでしょう。そして、近年、鳥取の雨量は減少傾向にあります。さて、このような状況の中、渇水となった場合、私達の水は大丈夫なのでしょうか? 飲み水や農業用水はその蓄えはあるのでしょうか? 昔の人々は渇水に備えて溜め池を築いてきましたが、現在、古人が築き上げてきた大切な溜め池はどのようになっているのでしょう。また、豊かな耕地を切り開いてきた井手はどのように造られ、現状はどのようになっているのでしょう。今一度よく考えてみたいものです。 今回は、鳥取の井手と溜め池の歴史と現状について、疎水百選に選ばれた大井手用水のことなどについて、県の地域農業基盤室の室長にお話しいただきます。