待ちに待った我が家のツバメの雛が誕生したようです。卵の殻が落ちていました。写真では1.3cm、実際はもう少し大きいと思われます。一日に一羽ずつ孵化していると思われます。まだ、全部は孵化していません。小さな小さな雛が早く大きくなって、顔を見せてくれる日を待ち望んでいます。
今日は、日本中が金環日食に沸き立ちましたが、ここ鳥取でも部分日食が見られました。私も準備した日食メガネと穴空けの厚紙を準備して待ちました。しかし、一番良かったのは木漏れ日でした。スケールが大きく、いくつもの欠けた太陽が見られ、意外性や風情もあって、素晴らしかったです。
ピンホールを作るのは、なかなか難しかったのですが、ビスケットの穴でも観察できるとのこと。次の日食では、ビスケットでチャレンジしてみましょう。
日食が最大になった7:30、あたりがほのかに薄暗くなり、ひんやりとして、不思議な感じになりました。刻々と変化し、世紀の天体ショーは終わりましたが、お天気に恵まれ、鳥取は大変幸運でした。
最後に今日の真っ赤な夕陽も素敵でした。
ツバメが減っているというニュースが流れましたが、私も確かにツバメが減少していると感じています。田舎の村ですが、巣がかつての半分位に減ったのではないかと感じています。
その原因は、何でしょう? 10年位前だったでしょうか。とても多くのツバメが飛来して、盛んに子育てをした年がありましたが、次の年にはガタンと飛来数が減ったように感じました。こちらの環境は大きく変わっていないので、フィリピンの環境が悪化したのでは? とその時は思っていました。
今は、鳥取における減少の原因を次のように考えています。
▼子育てに適した家が減少したこと
昔は、玄関にツバメ専用の出入り口があり、大切にされていましたが、今はそんな家は見あたりません。
▼天敵の増加・・・カラス・イタチの増加
特にイタチが増えて、悪さをしているようです。一昨年と今年、イタチの被害を受けました。隣の家もイタチにやられたようです。
▼人口の減少と高齢化
ツバメは人通りの多い賑やかな家を好みます。決して裏口には巣を作りません。民家でなくても人通りの多い道に面した建物には巣を作っています。
野生生物の現状は、日本が抱える問題の縮図でもあるように思います。
鳥取港の西岸には、夾竹桃が一列に植えて潮風を防いでいました。ところが、この春、あの強健な夾竹桃が枯れてしまったようです。根元から伐採されていました。どうしたことでしょう? 直接、潮水を浴びてしまったのでしょうか? 猛毒を含むので、好きな樹木ではありませんでしたが、潮風を防ぐのには有効だったはずです。さて、そんな木ですが、伐採されて根元を見ると、しっかり新芽が伸びてきていました。萌芽力もきっと旺盛なのでしょう。きっと、夏頃にはかなり緑を増してきているはずです。かなり、しぶとい樹木ですね。
6日の日曜日は生憎の雨となりましたが、地区の婦人会で因幡万葉歴史館の庭の草取りをしました。草ぼうぼうとなっていた庭も1時間ほどの手入れで、見違えるようにサッパリとしました。
この庭には、翁草が植えてあり、今、咲いています。既に翁に変身してしまったものもあり、両方が楽しめます。
そして、この会館の中には、大伴家持がこの地で歌った最後の歌がパッチワークにして展示してありました。手間暇かけて丁寧に仕上げられています。是非とも観て頂きたい作品です。
一昨日から降っている雨で、川が増水している。
雨量はそれほど多くはないが、袋川は茶色に濁っている。
もしかして、雪解水で上流のどこかが崩落しているのだろうか?
平成17年には、河合谷牧場の造成地が大雨と雪解水で崩落したことがある。
何だか嫌な感じがする・・・
順調に進んでいたツバメの子育て、小ツバメが孵化したかな?と思っていた頃、ツバメがピチピチと騒いでいた。巣を見ると、壊れて中のものが垂れ下がっていた。ツバメは呆然として、二・三日途方に暮れていたようだった。
どうするかなと考え、取りあえずは壊れた巣をガムテープで巻き、応急処置をしておいた。それから、新しく安全と思われる位置に支えの板を打ち付けてやった。この位置に巣を構えてくれるだろうか? 暫く様子を見ることにした。
すると、ツバメは古巣を修理し始めた。壊れた巣でも、またイタチに狙われるかもしれなくても、慣れたところが良かったのだろうか。そこで、私も腹を決め、イタチが近づけないような対策を考えた。まず、イタチが手がかりとしていたと考えられる電気の配線をガムテープで覆ってやった。そして、柱にもはざれないようにプラスチックの板で覆った。これで、大丈夫だろうか? 雛が孵ったら、二度の子育てが成功した去年のように、駐車場をダンボールで囲い、箱の中にゴキブリホイホイを貼り付け、箱には鈴を付け、万全の対策で臨みたい。
昔の家には、ツバメが入れる30cm四方の穴がどこの家にも作ってあった。ツバメを見守る温かい目があった。ツバメは玄関の土間の梁に吊り下げてもらった藁製のサンダワラに巣を作ったらしい。私の家では電球の傘に作っていた。今の家でも出来れば、玄関へ入れてやりたいが、家がそんな構造になっていない。できれば、ツバメ専用の出入りの窓を作ってやりたい。ツバメも住宅不足、過疎化で巣作りできる適当な家が少なくなったに違いない。
ツバメは決して裏口には巣を作らない。人の出入りが多い玄関を選ぶ。隣の家では毎年、必ずツバメが巣作りをしていたが、ご主人が亡くなられてからは来なくなった。そのご主人は、とても賑やかな方だったので、静かになったため、来なくなったのだろうか? その後、あまり来なかった我が家の方にツバメが来てくれるので、私はとても嬉しい。こうやって、毎年ツバメが来て、賑やかに子育てする様子を見るのが、毎年の楽しみだ。
ブナの葉が開きだし、産毛の生えた柔らかい葉を眺めて楽しんでいたところ、いつの間にか虫食い状態になっていました。あれま・・・と虫を探してみると、こんな黒い小さな毛虫がむしゃむしゃうと葉を食い荒らしていました。十数本の苗木に18匹ついていて、全部処分しました。他の木も沢山あるのに、何故かブナの葉だけを食べます。きっと、軟らかくて美味しいのでしょう。困ったものです。今年はずっとこの虫食い葉で光合成をせねばならないのかと思うと可哀想です。
こちらは鳥取市湖山にあるある会社の駐車場。
駐車スペースの上に藤棚が作ってあり、白・紫・ピンクの藤が今、満開。
あまりに素敵だったので、勝手に中に入らせて頂きました。
甘~い香りが漂い、蜂たちも沢山やってきています。
とても幸せを感じる空間です。
玄関先にもシバザクラが綺麗に植えてあり、この会社の経営者の方の優しさが感じられます。
何を作っていらっしゃるのでしょうか?
こんな会社で働きたいですね。