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鳥取環境市民会議

鳥取の『雨』をテーマに‘まちづくり’と‘環境問題’に取り組みます!

その他の生き物

2008-11-04 11:24:56 | 外来種対策
 ブラックバスと亀以外に網にかかったのは、スジエビ8匹・トウヨシノボリ2匹・サワガニ2匹・オタマジャクシ2匹・ヒメズミカマキリ2匹・トンボのヤゴ十数匹・イトトンボの小さなヤゴ多数。以上でしょうか。
 これらの生き物は、水草に混じっていたものです。池の中のが流されてきたのか、水路の中のが流されてきたのか、どちらかは分かりませんが、もしも池の中のであれば、水草に隠れてブラックバスから逃れてかろうじて生きていたものと推察されます。よく生きていてくれたと、とても愛おしく感じます。

アカミミガメも

2008-11-04 11:17:02 | 外来種対策
 ブラックバス以外に捕獲したのは、亀5匹。うち1匹は日本の亀(種類を聞き損ねた)残り4匹はアカミミガメ。ミドリガメとして夜店等で売られている亀だ。サルモネラ菌を保持している危険性が高いのに何故、国は輸入禁止にしないのか??? 在来の亀が生息地を奪われようとしているのに何故放置しているのか??? 甚だ疑問であります。この亀たちの始末はどうしたのでしょう・・・

ブラックバス1100匹の大漁!

2008-11-03 22:46:22 | 外来種対策
 結局、網でブラックバスが約1,100匹(32.8kg)獲れた。40cm級の大物が3匹、20~30cm級のが十数匹、残りは10cm級の小物である。
 1匹ずつ大きさ、重さを調べていったが、ブラックバス以外の魚は1匹も見られなかった。ただし、水路で混じったかもしれないヨシノボリ二匹を除く。ブルーギルを確認できなかったことは幸いであるが、見たかった私には少々残念でもあった。

バス拾い

2008-11-03 22:26:18 | 外来種対策
 これは、第四関所にひかかった魚たち。すべてブラックバスである。随分と沢山いる。この最後の関所にこんなにかかったのでは、すり抜けた魚も多いであろうことが予想される。もっと、丈夫な網で、体制を整えて臨まねばならない。

タニシを発見!

2008-11-03 22:08:38 | 外来種対策
 池の水がなくなった所を歩いている人がタニシを見つけた。鳥取自然保護の会の人らしく、絶滅危惧種だから、乾いた所から救出して水のある所へ移動させるのだという。随分と大きなタニシだ。タニシがこんなに大きいとは思わなかった。私も手伝ったが、時々殻の先っぽを失っているのがあったから、もしかしたら、ブラックバスにかじられたのかもしれないと思った。

ため池の中

2008-11-03 21:56:36 | 外来種対策
 池の水はかなり減ってきていたが、まだ魚が十分泳ぐことができるほどあった。水路へ一匹も流れてこないので、本当に魚がいるのか池の中に見に降りていくと、十数センチの小さなのが群でスイスイと泳いでいるのが見えた。

魚の第三・第四関所

2008-11-03 21:49:30 | 外来種対策
 勾配の緩い所に第三関所が設けられているが、ここでもかなりの水圧があり、網を抑えるのが大変だった。向こう側が、第四関所で最後の関所。ここをすり抜けると、魚たちは下流の河川へ旅立つことになる。
 始めの頃は、ご覧のように水は透明で魚は殆ど入らなかった。

ため池干しの意味

2008-11-03 21:26:37 | 外来種対策
 県内には、936箇所の農業用のため池があり、その29箇所で外来種が確認されているという。ため池は、貴重な用水の供給源である一方、釣り客によって持ち込まれた外来魚を下流の河川や湖沼へ供給する源ともなっている。現在、ブラックバスやブルーギルは、在来の生態系に深刻な被害を及ぼしつつあり、これを放置することは更なる生態系の破壊を招きかねない。
 そこで、県が考えたのが、昔から行われてきていた「池干し」である。現在は、高齢化・人手不足・ライフスタイルの変化等で、ほとんど行われなくなってしまったが、今、改めてこの意味が問われそうだ。
 私の里のため池も、現在は水性植物が生い茂り、すっかりため池の機能を失っている。厳しい干魃が暫くなかったためか、耕地が減少したためか、村人から忘れ去られた存在となってしまっている。いつの日か異常気象でその大切さを思い知ることになるかもしれない・・・
 写真は、5人掛かりで固く閉まった水栓を開くところ。

水抜き前のため池

2008-11-03 21:15:51 | 外来種対策
 このの周辺には、管内図によると大小7つのため池が見られる。昔からあまり水の便は良くなさそうだ。このため池は一番奥にあり、幅70m×奥行き50m位ではないかと思われる。この日は既にかなり水が減らしてあった。
 地元の人の話では、時々釣り客がやってきてはブラックバスの釣りを楽しみ、釣糸やゴミを散らかして困っているとのこと。

ため池干しによるブラックバスの駆除

2008-11-03 20:33:49 | 外来種対策
 11月2日(日)8:30~12:00、鳥取県公園自然課が中心となって、鳥取市玉津「本谷池」(玉津管理のため池)の水を干して、外来魚を駆除する取組を行なった。
 ブラックバスもブルーギルも見たことのない私は、ため池が一体どんな風になっているのか知りたく、作業服・長靴・帽子を身にまとい、カメラを準備して、好奇心いっぱいに出掛けて行った。
 ため池はこの堤防の向こう側、現場には写真のように多くの人達(49人)が集まっており、これから始まる一大イベントを待っていた。
 前を嬉々として歩いているのは、遙々湯梨浜町から駆けつけてくれた二人の小学生。この後、魚獲り・調理で大活躍してくれた。