国府町甑山は鷺のねぐらとなっている。その数、200羽? 300羽? すぐ横を袋川が流れており、鷺たちはこの川や田んぼにエサを取りに行っている。山の下には民家があり、鷺たちはギャーギャーと五月蠅い。木を切ってほしいとの声も聞くが、急斜面の樹木を伐採することは、危険極まりない。我慢してもらうしかないのだろう。
今週のはじめ、民家の庭の手入れに行ったところ、珍しいカエルを見つけた。モリアオガエルである。アマガエルより随分と大きい。数センチはある。本物を見たのはこれが初めて。ここは街中、庭は5m×10m程の小さな庭である。こんな街中のこんな小さな庭にこんな珍しいカエルがいるなんて、驚きだった。ただし、庭には蹲いが二つあった。それが居心地の良さとなっているのであろう。
毎年、手入れに来ているおばさんに尋ねたところ、蹲いあたりにいつもいたという。カエルの寿命は数年とか。この庭の主のような顔をしている。逞しく生きてきた風格みたいなのがうかがえる。
毎年、手入れに来ているおばさんに尋ねたところ、蹲いあたりにいつもいたという。カエルの寿命は数年とか。この庭の主のような顔をしている。逞しく生きてきた風格みたいなのがうかがえる。
ブナ林を歩いていると時々奇妙な格好のブナに出くわす。どうしてこんな格好になるのか? 豪雪地帯なので、雪の重みからだろうか? 植物に詳しい先生に尋ねると「あがりこ」というらしい。村人が薪や炭の材料として、雪上に出たブナの幹を伐採して、伐られた部分はやがて癒合してコブとなり、新たな芽を出して更に成長してこのような形になったとか。そういえば、登山道の道沿いに多かった気がする。
倉吉農業高校の構内にあるヒバの木に日本蜜蜂と思われる蜂の巣を見つけた。自然界にある蜜蜂の巣を見つけたのは初めてである。いつかナショナルジオグラフィックの番組で日本蜜蜂がオオスズメバチの偵察蜂を巣に引き込んで蜂球で焼き殺すのを見たことがあるが、それにそっくりの巣だった。
パチパチと写真を写していると、黄色スズメバチが近づいてきた。おや、危ない・・・と思ったが、スズメバチはすぐにどこかへ行ってしまった。仲間に蜜蜂の巣のありかを知らせに行ったのだろうか。ちょっと心配になってきた。今度、行った時に蜜蜂の巣が守られているか確かめてみよう。
パチパチと写真を写していると、黄色スズメバチが近づいてきた。おや、危ない・・・と思ったが、スズメバチはすぐにどこかへ行ってしまった。仲間に蜜蜂の巣のありかを知らせに行ったのだろうか。ちょっと心配になってきた。今度、行った時に蜜蜂の巣が守られているか確かめてみよう。
この盆栽の根元をコケがびっしりと覆っている。カタバミや螢草なども生えているが、皆盆栽と一緒で小さく可愛らしい。まるで小宇宙だ。うっとりと見とれていると、先生は「そのコケは栄養を奪うから取りなさい」と言われてしまった。こんなに綺麗なにの・・・と惜しくて仕方ないので、私は雑草だけ取り去ることにした。
この学校には、黒松・五葉松・錦松・その他の広葉樹の盆栽もある。聞いてみれば、やはり樹齢100年を超える盆栽もあるそうだ。そんな明治時代からの日本の歴史を見つめてきた貴重な盆栽に昨日今日剪定を習いたての私たちが鋏を入れてよいものか・・・迷いながらも先生が言われるように松の芽摘みをしていった。
この学校の農園で見つけたトカゲ。花にしっかりとさばりついて、何をしているのかしら? と見ていると、蜂が飛んできた時、ピクリともしなかったトカゲの目がキョロと動いた。そう、花に寄ってくる虫を狙っているようだ。面白い。動物たちも生きるために必死になって様々な工夫をしているようだ。人間も弱音を吐いてなんかいないで、頑張らねば!
鳥取県倉吉市の大谷という所に創立123年の県立農業高等学校があります。ここには、学校の周囲に大きな植物園があり、樹齢数十年から百年の樹木が沢山あります。創立以来、一度も移転したことがないということで、植えられた植物は大切に守られてきたようです。玄関前に聳えるヒマラヤシーダー、うんと枝葉を広げたヤブツバキ、珍しいナンジャモンジャ、新芽が美しいコウヤマキ、あまりに大きすぎて何の木だか分からないような樹木もありますが、ちゃんと名札がつけてあります。ここには、樹木の名前を覚えに来る人も多いとか。
こんな素晴らしい学校・植物園があるということを先日初めて知りました。これは県民の宝物です。大切に大切に未来へ引き次いでいって欲しいものです。
鳥取県立倉吉農業高等学校のHP
http://cmsweb1.torikyo.ed.jp/kurano-h/modules/menu/main.php?page_id=1&op=change_page
こんな素晴らしい学校・植物園があるということを先日初めて知りました。これは県民の宝物です。大切に大切に未来へ引き次いでいって欲しいものです。
鳥取県立倉吉農業高等学校のHP
http://cmsweb1.torikyo.ed.jp/kurano-h/modules/menu/main.php?page_id=1&op=change_page
もう、かわゆいのです!
まだ、全長30cm位でしょうか。
よちよち歩き、乳離れしていない感じです。
見たこともない大きな人間達に囲まれて、側溝の中で怯えています。
何だか、ちょっぴり可哀想になってきました。
写真を撮り終えるとすぐに現場を立ち去りましたが、その後、無事に母熊と会えたか気になりました。帰り道、もう一度小熊がいた所を見ましたが、もう姿はなかったので、親子は会えたものと思っています。熊ちゃん、すくすく大きくなってね
写真は、児島良さんの撮影です。
まだ、全長30cm位でしょうか。
よちよち歩き、乳離れしていない感じです。
見たこともない大きな人間達に囲まれて、側溝の中で怯えています。
何だか、ちょっぴり可哀想になってきました。
写真を撮り終えるとすぐに現場を立ち去りましたが、その後、無事に母熊と会えたか気になりました。帰り道、もう一度小熊がいた所を見ましたが、もう姿はなかったので、親子は会えたものと思っています。熊ちゃん、すくすく大きくなってね

写真は、児島良さんの撮影です。
親が出て来ないのを確かめて、みんな小熊の所へ殺到!
我も我もとカメラでパチパチ・・・
しかし、母熊がいつ出現するか気になってみ~んなピンボケ
それにしても、こんな近くで撮影できるなんて凄いことなのです
写真は、児島良さんの撮影です。
我も我もとカメラでパチパチ・・・
しかし、母熊がいつ出現するか気になってみ~んなピンボケ
それにしても、こんな近くで撮影できるなんて凄いことなのです

写真は、児島良さんの撮影です。
先週の日曜日、標高1000mの河合谷高原へ11人で出掛けました。
その途中、熊の子が道に飛び出してきたのです。
車とぶつかりそうになって・・・
あれ、何?あの動物は?
猫なんてこんな山奥にはいないし・・・
もしかして、熊? 熊の子?
おひょ~~
そう、熊だったのです。
その途中、熊の子が道に飛び出してきたのです。
車とぶつかりそうになって・・・
あれ、何?あの動物は?
猫なんてこんな山奥にはいないし・・・
もしかして、熊? 熊の子?
おひょ~~


が、その途中で何とクマの子に出くわしたのです。
はじめは猫の子? まさか、こんな所には・・・
あ!クマだ!

なんて、ラッキーなんでしょう!
と、すぐにカメラを構えてパチリ! 感激!
野生の熊の子を見ることができたんですからね。
やはり、このあたりに棲んでいるのでしょう。
親がいれば危険なので、注意しながら、パチパチパチリ
クマのウンチもあちこちにありました。
ブナ林も思ったより結構あって、牧場や畑がなければ、
ここは野生動物にとって、楽園だと感じました。
何とか、元のブナ林に戻したいものです。
