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エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

哀れ ミンミンゼミ

2016-07-30 | 自然観察

 

  例年より早いようで、ミンミンゼミ、ヒグラシ、アブラゼミの声が暑い夏空に響いている。

  庭の固い地面にセミの這い出した穴がいっぱい見つかる。敷いた石の隙間から出てきた幼虫もいる。

  好んで固い地面を掘って這い上がって来るようにも思える。

 今朝、キクの葉の上でミンミンゼミの幼虫を見つけた。残念ながら既に力尽きていた。

 寄生虫、体力?、突然絶えた命。ここまで来て最後の最後に・・・、何が原因だろうか。1枚写真を撮って、家に入った。

 食事を終え庭に出ると、あの緑色の模様がえぐり取られていた。きっとハチだとぴんと来た。

   

 しばらくすると、黄色スズメバチがセミの体にかみついているではないか。

  

     

 ミンミンゼミは幼虫期が長く7年という。

 長い年月を暗い地中で懸命に生きた。 あと少しで青空を羽ばたき,大木につかまれたものをと、切なかった。これが生態系の掟なのか。

 


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4 コメント

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あと今一歩 (ヒメオオ)
2016-07-31 12:46:20
我が家のベランダに住み着いている
アゲハやツマグロヒョウモンも無事羽化
するのはいずれも毎年1~2頭のように
思います。
蟲の世界も厳しそうですね・・・・・・。
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Unknown (トド伯父)
2016-07-31 15:48:21
貴重な写真を拝見しました
7年ですか・・・
せめて飛び立たせてやりたかったですね
哀れなミンミンゼミに合掌です
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ツマグロ ヒメオオさん (Unknown)
2016-08-01 17:37:50
こちら梅雨も明け、数日前35℃を超えました。暑いですね。
ツマグロヒョウモンはベランダのパンジーにでも産んだのでしょうか。
昔はもっと南でしか見なかったと思います。
最近、こちらでも2度見かけました。
地球温暖化もあり分布が拡大しているようですね。
拙ブログで書きました。
「珍客ツマグロヒョウモン」
http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/8252e55014d1f4b98cd012fd6d2b4d38
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哀れ  トド伯父さん (Unknown)
2016-08-01 17:47:05
毎日暑いですね。
今日も、雑務に追われ庭だけ見ていました。
セミの抜け殻7個見つけました。
木々に囲まれた豊かな環境を愛でて生活しています。
本当に、可哀相です。でも蜂の生きる糧に。
多様な小さな虫たちの役割を思います。

孫の世話で本当に暇なし、柳津の親戚にお中元にも行けず、ときどき浸かる月見が丘温泉を楽しみにしています。
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