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エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

久々の暑い夏

2015-08-02 | Weblog

                            

窓の脇のカリンの木で、ミンミンゼミが鳴いている。一段と暑さを感じさせるようだ。

今日も猛暑となりそうな気配だ。

夏の暑さをわずかに遮ってくれる簾越しに、金魚が揺れている。

わずかに吹き来る風に涼しげに揺れている。

この暑さでは、さすが出かける勇気はない。

明日は「森で遊ぼう」の事前調査もある。その準備もある。少しゆっくりしたい。

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31日、猛暑の中をE地点へ。2時間ほど歩いたが、相変わらず、虫は少なかった。

  ホシミスジ

 フキバッタ トノサマバッタ

 シュレーゲル?

ヤブヤンマ? オニヤンマ

 ウラギンヒョウモン ミヤマアカネ

 マユタテアカネハグロトンボ

 ミヤマクワガタ♂、♀、コクワガタニワハンミョウ

シオヤアブ

  ヒグラシ

この前、ツルフジバカマを残してくれた?と思っていた土手の半分も、すっかり刈られていた。しかし田を離れたところで、十分の食草は確認できる。

  数日前の個体は、遅い2化(夏型)か?3化か?考えている。


ヒメシロチョウ第3化

2015-07-30 | Weblog

  お日市が25日に終わり、翌日曜は朝早くから後片付け、途中中座して市議選挙のお仕事があった。

疲労困憊で疲れの取れないままだったが、心配しているチョウトンボの様子を見に出かけた。

いつもチョウトンボが当たり前に見られていた池だが、3年ほど前から現れなくなった。

どうも池の水質悪化が原因と思われる。

再三再四、水の入らない人工池の水位を気にしながら、当局に訴え続けて5年目、昨年夏にようやくポンプが快復した。

今年は水位が保たれ、何とか昔のようになった。

しかし、思えばここ2,3年、水位の低下したため池の水温は40℃を超えた。先ずザリガニが岸辺に上がり大量に死んだ。

植生も変わり、茅やガマが水面を覆った。解放されたトンボの水辺は約2割ほどとなっている。これも心配だ。

水質悪化と符合するかのようにマダラナニワトンボも数年来なくなって久しい。

これは、池の周囲のきれいに刈られていた岸が茅に覆われていることとも関連がありそうだ。

環境行政はすこぶる停滞している。積極的な保護、保全の対策、実行はない。なんとかしなければならないと思っている。

   キイトトンボ ハラビロトンボ

近くのオニユリの里を覗いた。ウスバシロの里、ヒメシロの里、・・・の里と、癒される自然の場所にすべて名をつけている。

あの小さいつぼみが大きく育ち、やがて色づき、いま花弁を丸おしべを垂らした。

我が家の庭のオニユリは少し早いようで、もうムカゴも大きくなっていて驚いた。

  

また、夏型も姿を消したヒメシロチョウの里に寄った。

猛暑日の昨日、若松の気温は35.1だった。

田んぼの土手でひらひらとヒメシロチョウが舞った。見ると新鮮な個体、少し早いと思われたが第3化のようだ。

6月初めに産まれた卵が、無事に成長して大空に舞ったのだ。嬉しかった。

土手では常に刈られて見られないツルフジバカマの紫色の花があちこちに咲いていた。

ここならしばらくは何とか生息し続けられるような気がしている。

  

ウラギンスジヒョウモン♀ 

 キトンボ  オオシオカラトンボ♂ジャノメチョウノシメトンボ

マユタテアカネ ミヤマアカネ♂  ショウジョウトンボ    

庭でアブラゼミ羽化盛ん                      ボタンクサギ咲く                                       ギボウシも                                                                         

    

年に一度の暑い暑い夏を楽しみたい。

(2012.7.28)

 

 


オオムラサキ初見

2015-07-16 | Weblog

 

例大祭を終え、市役所へ。補助をいただいたゴミステーションの改修実績報告。

資源物対策課は大川沿いにある。帰路、雲行きの怪しい猛暑の中、土手を歩いた。

細々と生息し続ける土手のヒメシロチョウの様子を見たかった。この付近の土手は、アカツメクサに混じりツルフジバカマが多い。

6月に見た夏型は終わり、わずかにモンキチョウ、ツバメシジミが舞っていた。無事に成長を続けて欲しいヒメシロチョウの幼虫を思った。

 土手の群落 きれいなハムシが

 

帰宅後、明日の天気は雨と確認、D地点に向かう。記録のためのヒメシロの様子観察だ。

ぽつりぽつり降りはじめたヒメシロの里を歩いた。わずかに1頭を見ることが出来たが、2化(夏型)は姿を消したようだ。早ければ8月半ばに第3化が現れるだろう。

  

 

新鮮なウラギンスジヒョウモンが湿地に吸水に来ていた。レッドデータでは準絶滅危惧となっていて驚いたが、そういえば会津ではオオウラギンスジが多いような気がする。

  

すっかり成長したミヤマアカネがふわふわ風に乗っていた。オスもメスも縁紋、帯条斑が魅力的だ。

 ♀ 

帰りにオオムラサキの様子を見てきた。いつも「もり案」でお世話になっているSaさんにお会いした。

実は、D地点で一部土手の草刈りの様子が変わったところを見たが、これは少しでもツルフジバカマを残そうと考えたSaさんの助言と分かった。嬉しかった。

 上の方半分が刈られた土手

 

たまに訪れるミズナラの樹液には、コクワガタ、カナブンが集まっていた。オオムラサキも1頭を見ることが出来た。

 仲良くね  コクワガタ

 カブトムシ♀  ノコギリクワガタ(小型種)も

 貫禄のオオムラサキ 

近くの林にヤマユリが一つ咲いていた。数年前まではかなり群れに咲いていたヤマユリだが、盗掘だろう、ほとんど見られなくなった。さびしいことだ。

台風が近づいているせいもあり、昨日までの猛暑は一変、今日は半袖では寒いくらいだ。

 


ルリボシカミキリ

2015-07-07 | Weblog

昨日の朝アオキの葉の上にルリボシカミキリを見つけた。
夕方見ると、同じ場所にじっとしていた。
今朝は数メートル移動して、ぼけの葉上にじっとしていた。
このルリボシカミキリは我が家の庭でときどき見かける。
前の林の際に捨ててある伐採した木々で育っているのかも知れない。
観察すると、左の前脚と右の触角がかけている。
何があったのだろうか。 不自由だろうが頑張れと声をかけた。
それにしても斑点のデザイン、色が美しい。
中央付近はいくらか緑がかっている。いつ見ても美しいルリ色だ。


虫が少ない

2015-07-06 | Weblog

 

 梅雨の晴れ日に恵まれ、「森で遊ぼう」3回目の準備作業に参加した。

11日のテーマは「宝探し」、子どもたちが歩く林道の点検、除草をした。

いま頭が痛いのは8月の会のテーマ「虫の観察」だ。そのプロデュース担当となっている。

いろいろ考えながら歩いたが、乾燥は「なんと虫が少ないことか」

森の植生もあるが、最近はどこも虫が少ない。そのためか、野鳥もあまりみれない。

数えるほどだが、バッタの仲間、ようやく出はじめたアキアカネ、ほんの数匹通り過ぎたヒョウモンチョウやセセリチョウくらい。

  ヒメギス幼虫 ヒシバッタ

フキバッタ アキアカネ

ウツボグサ トリアシショウマ

一通り山を歩いたあと、ダイヤ凧の講習だ。

今回のプロデューサーの指導で久々に小学生に返り凧作り。

磐梯山デザインのマイカイトが高く上がった。60年ぶりの純真な喜びに浸った。

  

 

 


ヒメシロチョウ2化(夏型)の産卵

2015-07-04 | Weblog

 

ヒメシロの里へ、様子を見に行く。

手前の橋の脇に、ヒメシロチョウが数頭、産卵を繰り返していた。仲良くじゃれ合っているペアをしばらく眺めた。

   

    ♀が翅の開閉を繰り返す

  卵は白から→黄色→黒へ

 ♀(左)は翅の開閉を繰り返し、 ♂(右)が密栓を伸ばして独特の求愛行動をする。

    

6月始めに刈った土手に、ツルフジバカマは大きく育っていた。

ヒメシロチョウは、やはり新芽の軟らかい芽がお気に入りのようだが、大きな葉にも産卵していた。

これから孵化して幼虫が育つ間にも何回か草刈りがあるだろう。無事に3日まで育ってくれるようにと願う。

モンキチョウが多いが、モンシロチョウやスジグロシロチョウも吸蜜していた。

連続写真ではありません

 右が♀    モンキチョウ♂

 モンシロチョウ   ウラギンヒョウモン

  

オオシオカラ     モートンイトトンボ♀

オオシオカラトンボの♂、遠くから撮った写真を見て腹部の黄色い斑紋を確認できた。腹部に吹く青い粉はきっちり上半分であることが分かった。新しい発見だった。

 モノサシ

 ここも例外でなく、休耕田が目立つ。今年はとても多いような気がする。

田植えをしない田んぼに水を張っておくことは出来ないのだろうか。トンボには良いビオトープになると思う。

眼を見るとモリアオガエルのようだが。                        久しぶりにカラスビシャク

 

忙中の閑、里山を歩く幸せ。 

しばらくは梅雨空が続きそうだ。(2015.7.2)

 


コミスジ 初見

2015-05-16 | Weblog


ヒメシジミの様子を見に東山方面へ出かけた。
1年ぶりに猿滝茶屋のSaさんを訪ねた。お互いに無事を確かめ合った。

ここでコミスジを初見した。観音様の池の周りにシオヤトンボが縄張り争いをしていた。

 

上の大巣子の広場へ行ってみた。未だ、フキも小さく、ヤマザクラが満開だった。

勘が鈍ったようで、ヒメシジミは6月になってからだった。

ウスバシロチョウがのどかに舞っていた。

  コンロンソウ?にスジグロシロチョウ

珍しいところで産卵行動を取っているキアゲハに出会った。シシウドのようだ。

食草はミツバ、ニンジンなどだが、シシウドも食べるとは知らなかった。

産卵行動を撮った。キアゲハが立ち去った後、3つの卵を確認した。

  シシウド? ハナウド?

折角来たので生雲寺へ足を延ばした。階段の灯籠がいくつも倒れていた。

地震によるものと思いきや、この冬の雪で倒れたとのことだった。


前に参拝したのは震災の後だった。
参:拙ブログ   「東山のヒメシジミ」 2011-06-18 | 日々の生活
  http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/a05f98dfb2e2dca1e13048d896b957b1

   

  トチ   クルミ

ヒメシジミが年々少なくなっている。6月にその確認に来てみたい。


たおやかに舞う ウスバシロチョウ

2015-05-15 | Weblog

 

  朝7時を過ぎた頃、庭にウスバ色チョウがたおやかに舞ってきた。

 タンポポ、紅いナデシコに吸蜜する女神にカメラを向ける。

 おなじみの彼女に、何度もカメラを向けシャッターを切る。

 いつも愛おしい姿に感動する。

 シロチョウのひ弱さはないが、美しい。透けるような翅に輝く白い星が神秘的で美しい。

 

 

 心地よい風が頬を撫でる  お前は誰のためにそよ吹くのか

 たおやかなウスバシロチョウ  お前は誰のために舞うのか

 すべての緑が美しい なぜにかくも美しいのか


ギフチョウに再会

2015-05-01 | Weblog

                                                                 

 今年もギフチョウの写真を撮りに西会津方面へ出かけた。
 例年この時期に訪れる林の中でで、ギフチョウに再会できた。
 未だ雪の残る林の中では、カタクリが咲いていた。昨年より残雪は多いが、春は早かったような気がしている。ギフチョウの発生も早いようだ。

 

 時折林の中を縫って飛来するギフチョウは、春を喜ぶように舞ってなかなか止ってくれない。
 小一時間、静寂の森の中でギフチョウを待ち続け、シャターチャンスを狙っていた。
 この年に一度の発生の時期、吸密できる花はカタクリと、ヤマザクラくらいしかない。
 カタクリに吸蜜するわずかなチャンスが訪れた。

 

  雪の残る杉林に入るとひんやりした冷気が心地よかった。
 カタクリに囲まれしばし佇む。カタクリの時期に合わせて舞い始めるギフチョウ。
 これ以上の幸せはない。

 
食草のコシノカンアオイは見つけにくかったが、結構大きい葉を拡げていた。冬場も枯れない常緑多年草だ。

  例年のコースで、帰りに大山祗神社へお参りした。この山の神の本社へ3年続けてお参りすれば、一生に一度の願いが叶うと言われている。

 今年3年目だ。片道4㎞あるが、体力を試したい思いもあった。

  本社への山道は老いた身に多少きつかったが、景色、道ばたの緑が変化に富んで楽しかった。

 道の両側の雪は昨年より多かった。途中、エゾエンゴサクが咲き乱れ、キクザキイチゲやミヤマカタバミ、エンレイソウなどが咲いていた。

一株だけミヤマキケマン?を見つけた。日だまりにはシマヘビが歓迎してくれた。

  

 

  

  ツメナガセキレイ?

  

本社へ近づくと、スギタニルリシジミが吸水したり、活発に追いかけっこしていた。

  クマ鈴を鳴らしながら

  一歩一歩かみしめながら歩き、途中、可憐な花やチョウや野鳥を撮りながら、登り始めて約2時間ほどで本社へ到着した。

 今年も元気で登ってきた。健康に感謝しつつ、嬉しくて喜びが込み上げた。

 3年続けての参拝でどんな願いも叶えてくれるというが、多くは望まない。しばらくは健康でありたいと願った。
       

 例年のこの小旅行では、やりきれない暗澹たる気持ちになる。記録にとどめたい。

 今年もギフチョウ採集のマニアの数組に出会った。この連休中も多数訪れることだろう。

 普段は他県ナンバーがほとんどだが、珍しく会津ナンバーに出会った。車の横で、大きなねっとを持ちギフチョウの飛来を待っていたのは親子だった。

 無駄なこととは分かっているが、息子の方に「採集はやめましょう!」と呼びかけた。チョウの採集が趣味で標本にすると言う。

 同じ若松の住人だ。方やチョウの保護を訴える者あり、一方で、峠に車を止め、生息が心配されるギフチョウを採るものあり。何とも切ない限りだ。

 数年前、ギフチョウの危機を西会津町に訴えた。今積極的に保護しなければ本当に絶滅してしまうと思っている。


石部桜満開

2015-04-20 | Weblog

 

 朝6時、石部桜の様子を見に行く。数日前咲き初めの報道があったが、昨日は満開だった。
付近を散歩する人も、普段はせいぜい1,2組、桜の季節は団体客が訪れる。
裏の「ふれあい体育館」の駐車場も特設され、しばらくは賑わうことだろう。

  

  

 いつも思うが、満開のサクラにみなが浮かれるが、僕は咲き始めも良いし、特に散り始める頃や逝く春を惜しみ急ぎ散るサクラ吹雪も良い。
 飯盛山をバックに、眼下に広がる若松市内といっしょに石部桜を撮った。

 近くの土手には、もうタンポポがきれいに咲いていた。                                                                 ヒメオドリコソウは霜で真っ白でした。

 

 

 よく見ると、一見エゾタンポポらしいが、どうも雑種のような気がする。少し調べてみたいと思っている。
      


トウカエデの大木を切った

2015-04-15 | Weblog

あいさつ運動で、高台にある松長小学校を訪ねた。

生徒数は350名ほど、大きな声で「おはよう!」少し控えめな生徒たちだった。

学校に向かう車窓から、各地区の小学生登校時の交通安全に立つ地域のボランテイアの方々が目に入った。頭が下がる。

春の「あいさつ運動」3日間が終わった。

   

めったに行かない松長団地、周辺を回った。かなりの大所帯になっていて驚いた。

小学校東の高台に登ると、若松市内が望まれた。

会津若松市内をこれほど鳥瞰できるのはこの辺りが一番だろう。

会津盆地を囲む山々の残雪の麓が美しく、しばし見とれた。 

午前中は穏やかな春日和。門の脇、お隣の2階から屋根まで達し、枝を広げていたトウカエデの大木を切った。はしごの足場が悪く、かなり低い位置から倒した。

チェーンソウで、基本に忠実に思う方向へ倒すことが出来た。

新築時に、前住んでいた川俣の秋祭りの植木市で求めた寄せ植えのトウカエデを、庭のあちこちに植えた。

あれから40年、庭を取り巻くように7,8mに伸び、太さも20cm近かった。

 

 萌えだした庭のあちこちを普請した。疲れがどっと出て小1時間の昼寝は気持ちがよかった。

午後突然に降り出した雨は激しい雷雨になった。予定していた石部桜は明日にしよう。


楽しい「もり案」の活動

2015-04-12 | Weblog

 

 昨日は地区会合があり、その後の懇親会、今朝は6時、町内の一斉清掃だった。

 市内一斉清掃の行事に合わせて、特に日頃手の届かない町内の側溝の土砂等を取り除いた。

 約1時間足らず、町内の皆さんのご協力ですっかりきれいになった。

 昔は水の流れが見えていた側溝も徐々に蓋がされ、最近はどぶの掃除は組によっては少なくなった。

 前日、土砂を入れる麻袋を各組に配布、昨年の実績を基にするが過不足はやむを得ない。

 自転車で清掃風景を撮りながら、各組の土砂の状況を把握して回った。 

  

  苦情を耳にした。年寄り世帯はいざ知らず、いつも出てこない家があるとの愚痴だ。困ったもので、ときどき常識的なモラルの欠如を見る。

 地区によっては、社会生活のモラルの欠如にペナルティーを与えているところもあるという。自主的なことだし、そんなことはしたくない。

 朝6時が辛ければ、常日頃から自宅付近をきれいにする手もあるはずだ。

 身体が思うに任せないお年寄りも沢山居られる。反面、若い者に積極的に参加を促すことも必要だろう。

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 清々しい朝食をとり、磐梯町へ出かけた。「もり案」の総会だ。

 日頃、各種の講師派遣には参加しないでいるが、いろいろな研修だけは極力出たいと思っている。

 

 やはり、同好の志の集まりは楽しいものだ。活発な審議が終わり、雄大な磐梯山麓が見える会議室でお弁当を食べた。

 S.eiさんとT.noさんに「ヒメシロ研究会への協力を呼びかけた。なんとかこの課題、できる範囲で実践してみたい。

 午後は、昨年から「もり案」が整備している「会津の森」の現状を見てきた。 小生、この整備には昨年2回しか協力できなかったが、未だ所々雪の残る森には

 遊歩道が整いつつあった。今後の整備計画を聴きながら散策した。

   

フィールドにある〈森のレストラン〉 見事なウワミズザクラには、クマノ登った爪痕がいくつもついていた。

越冬したヒオドシチョウ、ルリタテハ、シータテハに会えた。

 

 ヒオドシ  シータテハ

 

記念撮影、カメラマンはいつも副会長W.masaさん          ペットボトルにおいしいお酒と酢と砂糖  スズメバチの好物         かわいい桐のつぼみ

  

 

キクザキイチゲの群落                                     そろそろ咲き始めるハシバミ雌花の花柱は趣がある          昔は果実や樹皮を灯用に使ったアブラチャン

   

樹皮の観察もまた楽し                見上げるとどうもカエデの仲間のようだ。

    

ヌルでのようだが。                             見上げると                                コシアブラの樹皮 

  

 

 この4月は年度初めの諸会議が続いている。あと2つ3つある。半分仕方ないと思いつつも、やりたいこともあり、若干ボランテア精神は薄れる。

 今朝の多少の睡眠不足もあり心地よい疲れが出た。

 明日からはしばらく、近くの小中学校に出向き、登校時の「おはよう運動」に参加する予定だ。

 身体に気をつけて!と言い聞かせている。   (2015.4.12)


ヒメシロチョウ保護の方策

2015-04-03 | Weblog

 

  【ヒメシロチョウ保護についての考察・提言】をまとめた。細々した町内会の仕事の傍ら、冬期間、雪に閉じ込められながらその構想を練ってきた。
 総ページ数31ページ、参考資料にはまだまだ載せたい昔の記録もあるが、昨年1年間のヒメシロチョウ関連の拙ブログを入れた。
 小冊子のレポートタイトルは《考察・提言》『○○町のヒメシロチョウの保護について』
  目次から内容を拾うと、
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はじめに                                       
1.ヒメシロチョウについて                    
2.レッドデーターリストについて             
3.ツルフジバカマについて                   
4.ツルフジバカマの分布調査                
5.ヒメシロチョウの生息に適する草刈り時期  
6.保護活動の方策                          
《参考》自然保護のためのプログラムの企画例  
7.問題点と提言                            
8.参考資料                                
 (1)観察記録(2)新聞投稿  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6.保護活動の方策 については、
(1)『ポイント計画』について
(2)ヒメシロチョウ観察会の開催
(3)パンフレットの作成
(4)食草ツルフジバカマの植え付け
(5)小学生/中学生対象 自然保護教室
(6)ヒメシロチョウ保護研究会の組織
    
  当初、農家の皆さんや町役場の協力をいただき、土手のツルフジバカマの刈り取りの抑制等の保護対策をお願いしたいと考えていた。しかし心配なことがいくつか出てきた。
 今年は、草刈りについては農家の方にはこれまで通り続けていただき、しばらくヒメシロチョウの産卵の習性等について、さらに詳しい観察を続けることとした。
  いずれにせよ焦らずに可能な方策を一つづつ実践していきたいと思っている。
先ずは、絶滅の心配されるヒメシロチョウが生息している事実、実態を地域の方々に知ってもらうために『ヒメシロチョウ観察会』を開きたいと思っている。


映画「風に立つライオン」

2015-03-23 | Weblog

  
 

  映画「風にたつライオン」を観た。

アフリカの大地に向かって「ガンバレッ」と叫び、自分を奮い立てながら前向きに生きる青年医師の姿に、切なさ込み上げた。

エンディングでさだまさしの「風にたつライオン」が流れ、感動の映画の余韻に浸った。

 「風に立つライオン」の歌詞は彼が愛する人に宛てた手紙で

僕はやはり 来てよかったと 思っています 辛くないと言えば 嘘になるけど しあわせです」とある。

決して出来ない若き医師の辛い生活を考えた。

そして、いつも当たり前のことと受け止めている日々に感謝しながらも、「人の生き方」について考えさせられた。

また、この歌詞には気になる部分がある。

この偉大な自然の中で病と向かい合えば 神様について ヒトについて 考えるものですね 

やはり僕たちの国は残念だけれど何か 大切な処で道を間違えたようですね」と。

感動の歌を聴きながら、医師の在り方と共に今の日本の姿を重ねた。

  

「風に立つライオン」
https://www.youtube.com/watch?v=feLgF-SFgg0


町内の放射線量を計測

2015-03-16 | Weblog

 

  交通災害共済の会員証を配布に各組長宅を回った。
ついでに、町内の放射線量を計測して歩いた。

 震災1年後の市内一斉清掃の時に住民から不安がでた。そのとき清掃直前に計測した20地点、

その計測データと4年後の同地点でのデータを比較すると、1/3~1/2に減っていた。

 新聞では毎日県内各地の空間放射線量が載っている。
 市内でも各所にモニタリングポストを見かけるが、夕方の短大の値は0.055μSv/hだった。

 

 町内会で市から借りている簡易のモニターで何度か計測して見るとた。0.071~0.09と、少し高めだった。

 誤差は当然だろうが、簡易計のシステムは分からないが、モニタリングポストは放射線により発する光を検出しているらしい。

 全国的にどんな傾向か知りたいと思ってネットで検索した。放射線モニタ結果はマップ形式でリアルタイムで閲覧できた。
【 放射線量測定マップhttp://radioactivity.nsr.go.jp/maps/ja/  】
北日本、西日本では確かに低いが、会津では関東、東海地方よりむしろ低い傾向であることが分かった。  単位[μSv/h]に慣れてまったが、比較値としては[nSv/h]が良いと思った。
 国の原子力安全委員会では国際放射線防護委員会の勧告を踏まえ、一般の人が受ける放射線量としては、平常時は年間1ミリシーベルト以下としている。
 環境省ホームページ【 http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=18437&hou_id=14327】を見ると
『被ばく線量年間1ミリシーベルトは、換算すると最大で0.19μSv/hになる。
(1日のうち屋外に8時間、屋内(遮へい効果(0.4 倍)のある木造家屋)に16 時間滞 するという生活パターンを仮定すると)
 ※毎時0.19 μSv/h×(8時間+0.4×16 時間)×365 日=年間1ミリシーベルト』
 
とすると我が町内の計測値は約1/3~1/2となりクリアしていることになる。
知らないことだらけだが、少し勉強して基礎的な内容を町内に回覧したいと思っている。