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エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

かわいいヒヨドリ

2015-03-12 | Weblog

 

 冬から春先にかけて庭に良く来るヒヨドリはかわいい。
 今日も雪の中、居間の窓越しにこちらを覗いていた。
 

 

庭のレストランに剝いたリンゴの皮を置くと、どこで見ていたのかヒヨドリがすぐに飛んでくる。

 数年前の6月、ヒヨドリが書斎の窓の脇のサザンカの枝に巣を作り卵を温めていたことがあった。

 カーテンを引きしばらく気を使いながら観察していたが、何せ出入りする窓の脇、残念ながら途中で巣を離れてしまった。

 これからの時期には愛嬌のあるコゲラも楽しみだ。ついこの前、窓ガラスをつついていた。

 また、梅が咲くころはメジロが訪れる。野鳥はどれもかわいい。
 


雪の季節の日課 いつも清々しい

2015-01-20 | Weblog

  

 このところ夜半に目覚めることが多い。そんなとき、目を瞑って心の中を巡らすひとときは豊かでもある。

 しんしんと降る雪の音が微かに聞こえるような気がする。

 それほどの悩みではないが、頭から離れないことはいくつもある。そのまままどろんでいればじきに眠りに就くのだが、ここでラジオのスイッチを入れたり小さなライトを付けたりしてしまうのがいけない。

今朝もさらに覚醒してしまい、仕方なく暗い居間に入りストーブに火を点けた。やがて何事もなかったように白々と障子戸が明るくなる。

 窓を開けて雪の降り具合を見る。多少睡眠不足で頭が重くても、厳寒の朝の空気はいつも清々しい。

お茶を入れ、暗いうちに届いた新聞を拡げる。雪が積もれば雪かきに出て市道まで一本、道をつける。そんな、雪の季節の日課だ。

やがて寒さもゆるみ、新しい季節を迎える。
                               
                           


お城の雪吊り

2014-12-04 | Weblog

 

 日曜日の観察会で忘れてきた傘を取りに行った。

ついでにお城の雪吊りと、お堀の水鳥を撮ってきた。

差すがに寒くなり、観光客もまばらだった。

いつもの南の壕にはダイサギが1羽、カワウが5~6羽止まっていた。

 

久しぶりに西出丸から本丸へ、シジュウカラやヤマガラが囀っていた。シジュウカラは胸の線が太いので雄のようだ。

遠かったが、カワセミも見ることが出来た。

  

  

 カワセミ くちばしから雌か

雨で中断していたのか、最後の何本かの松に雪吊り作業をしていた。

 

 

雪吊りはやはり風情がある。雪が降るとまた一段と趣き深く感じる。

今度行くのは雪の中、2月の絵ろうそくまつりになるだろう。


鶴ヶ城自然観察会

2014-11-29 | Weblog

 

 市の環境生活課主催の〈自然環境教室 ~鶴ヶ城自然観察会~  〉に参加した。

 昨日の森の会でIgkumiさんからこの観察会の講師がHuru氏と聞いた。前から一度お会いしたい方だったので良い機会と思い、参加することにした。
 

 謹教コミュニティセンターに開催時間30分前に到着、Huru氏にお会いできた。20年も前に、息子が同じ職場でお世話になった方でもある。

 参加者は小学生が4人、保護者等大人が8人だった。

  

雨降りのため、パワーポイントでの解説が始まった。ところが、双眼鏡の使い方をしていて窓の外を見ると雨が止んだようだった。

そこで、急遽、西出丸のお堀まで行き観察することとなった。お堀には、マガモ、オナガガモ、キンクロハジロなどが、石垣の上の木々にムクドリやヒヨドリを認めた。

遠くにカワウも見えた。

 観察の途中でまた雨が降り出しセンターへ戻ったが、7,8種の野鳥を観察することが出来た。少しの時間でも観察できてよかった。

  キンクロハジロ ♂、♀


 
 観察のまとめのあと、鳥に関しての図書の紹介があった。最後は「エコな生活、自然環境を大切に!」と締めくくられた。

 初めて参加した「自然環境教室」、参加者が少なかったが、2月には動物の足跡の観察があるとのことだ。

 会が終わってから、Huru氏と小生の絶滅を心配しているチョウ、トンボの保護活動について話しをすることが出来た。 

  名刺を交換し別れた。氏にはこれからもいろいろ教えて頂きたいと思っている。市の環境生活課の,Yaさん、Maさんにもお世話になりました。

 小生の名刺は仕事を離れて初めての名刺、マダラナニワトンボの写真を載せた数日前に自作したものだ。

   


雪を前に

2014-11-28 | Weblog

                                                      強清水から 霊峰磐梯

 午前中金堀の森で共生の森の会のメンバーと雪囲いをした。
昨年はうっすら積もった雪の中の作業だったが、今日は濃霧だが比較的暖かかった。
 何年か前にサクラを植樹したようだが、年々減って育ちも悪く、4本しか残っていなかった。

 

ときどきT会長さんがいろいろな木を持参し、池の周囲に植樹しておられる。
ビオトープも今年は子どもたちに荒らされず徐々にそれらしくなるだろう。 子どもたちが作った森の基地の残骸をかたずけた。

1時間足らずで終了、お茶をいただきながらの反省会となった。

 

 終了する頃には霧も晴れ始めたのでトンボ池へ寄ることにした。
 6年越しでポンプが直り、池の水が満々と貯えられ、溢流する水が水路を流れていた。でも、何年も水位が低かった影響が所々に見られた。

  

  

 ヒマラヤシーダ まだ納得していない。                 マユミ                                わずかに残るカラマツ


 途中赤井谷地にも立ち寄った。木々が葉を落とし、下草も枯れて谷地が見通せた。

 湿原の様子を少し近くから見ようと、クマザサをかき分け入った。案の定、昔水位を保っていた池などは見えず、すっかり乾燥が進んで入るようだった。

 マダラナニワトンボを思った。こんなところで産卵できるのだろうか。

 ごくわずかな環境で細々命をつないでいるであろう彼女らの前途を思った。絶滅を免れる何らかの早い保護対策が必要だ。

  

                     天然念物赤井谷地沼野植物群落  昭和三年三月 内務大臣指定 昭和五年四月建立 福島縣とあった

   強清水から下がると、霧がひどくライトを付けた。もう防雪柵が建てられていた。

 八田野付近

会津盆地の霧が晴れたのは2時過ぎだった。

 


素晴らしい紅葉

2014-11-20 | Weblog

 

寒くなった。ようやくスノータイヤに替えた。

久々に我が家に滞在の悠くん、外での砂遊びが大好きだ。陽が当たると暖かいが西側の庭からの風が冷たい。
 例年は裏庭への通路なので風雪よけの波板の枠はそこには張らなかった。
急遽、通路を少し開けて、枠を立てかけブルーシートを貼った。我ながらうまくいった。

 今年の紅葉は例年になく素晴らしかった。
カキ、ホウ、ウメやサクラはすでに散った。いま、イロハモミジが真っ赤に色づき最も美しい。

庭のカエデは4種類、ハウチワカエデはすでに葉を落とした。

トウカエデの黄葉は先端が紅くなり、イロハモミジと並んで桐の大木の下のオオモミジが黄緑から黄色、ほのかに紅く色づいている。枝を手折り並べてみた。

 イロハモミジ

 

  トウカエデ                                左からハウチワカエデ、トウカエデ、オオモミジ、イロハモミジ

 

 信州の妻の実家から「野沢菜を送った!」と電話が入った。 例年、勤労感謝の日前後に届く。

 野沢菜漬けは、いつしか繰り返す、「信州の風物詩」ならぬ会津の我が家の風物詩になった。

 野沢菜を漬けると、じきに雪の季節到来だ。


 
 昨夜は娘の里帰り(近くにいるが久々のお泊まり)、孫たちの所望で巻き寿司だ。

 寿司ネタやおでんをつまんで美味しいお酒をごちそうになった。

 先日トドさんにソバ会に誘われた帰りにいただいた純米大吟醸だ。 トドさん町内の仲間に混ぜてもらい、楽しいソバ会だった。
  ブログで失礼します。 トドさん! いつもいつも有り難う!

 


嬉しい秋の一日

2014-10-26 | Weblog

○ザリガニの絵が表彰  ○裏磐梯の紅葉  

     MOA美術館 全会津の児童作品展があった。 武くんが特別表彰された。

  

     武くんが娘と一緒に参加した表彰式が終わった頃を見計らって、天気も良いので、ばあちゃんと二人で作品を見に出かけた。

   (萌えちゃんは会津体育館でドッジボールの試合だった。)

  作品を見て回ると、一番目立つところに武くんのザリガニの絵が見えた。

  理科の自由研究でザリガニを観察した。その流れで描いた絵なのだろう、「田んぼの王者」はなかなかいい絵で、市教育長賞に輝いた。

 真っ赤なザリガニがごろごろした石の上を歩いている。仲間が後ろから覗いている。  水の中の、さわやかな、平和な世界が感じられた。

 

   午後は、久しぶりに磐梯町の新そば祭りを楽しむ計画だった。ゴールドライン沿いにある、アルツ磐梯リゾートへ急いで車を走らせた。

 ようやく到着、と思いきや、駐車場入り口で無念の言葉、「完売しました!」

 でも、ここまで来たからと、素晴らしい紅葉を眺めながらゴールドラインを走り、裏磐梯を目指すことにした。

 猪苗代湖が見える 磐梯山

 

 

 檜原湖も、五色沼も車が混んでいた。かろうじてビジターセンターに駐車、毘沙門沼だけ見ることが出来た。

 大型観光バスが何台も入れ替わり、すごい観光客だった。

 いつ来ても素晴らしい眺めだった。

 松の緑、赤に、黄に美しい木々に囲まれた毘沙門沼にはボートが浮かび、傾きかけた陽に、黒い裏磐梯の雄姿が雄大に聳えていた。

  毘沙門沼

 

 図らずも、素晴らしい紅葉狩りの一日となった。


マダラナニワトンボとの再会を喜ぶ

2014-09-19 | Weblog

 

 昨日のブログで、今年はマダラナニワトンボには会えないかも知れないと書いた。
「昨日、もう姿を見せてよいマダラナニワトンボに会いたい一心で出かけた。
残念ながら会えなかった。今年は、どうも会えないような記がしている。十数年、何とか運良く再会を果たしてきたが、残念だがそんな気がしている。」と。

今日偶然に彼女(とは言ってもオスだったが)に会うことができた。嬉しかった。
 場所は、おそらく発生源と思われる水辺のごく近くの農道、ここでは、年に一度、しかもいつも単独だったが、3~4年毎年行き会っていた。
 1年ぶりに再会する彼は、思ったより小型だった。翅の様子を見ると、大分前に羽化したものではないだろうか。

 

  

このマダラナニワトンボ、おそらく7月中頃には羽化して森の中で過ごしていたのだろう。福大の塘先生からは、M湿原では、1ヶ月前に、しかも今年は多く発生しているとのメールをもらった。若松近辺で、産卵のために水辺に近づくのを見かけるのは例年9月中旬になる。
 実は昨年、たまたま水位が低下したため池で、岸辺で産卵するペアを見かけることが出来た。残念ながら、このため池、今年は水位が1m以上上昇し、昨年の産卵適地は水の中に沈んだ。おまけに周囲はクマザサの藪で、産卵に訪れる環境にはない。たまたま、昨年は土手の工事のために水位を下げていたことを知った。マダラナニワについては、産卵場所の確保が必要と思われる。
 マダラナニワトンボにかかわらず、今絶滅を心配されるチョウやトンボは、ただ心配と言うだけでなくその積極的な保護対策が急務だ。
 特にマダラナニワトンボについては、赤井谷地周辺のビオトープネットワークを大切に考えなければならないと思っている。
 しばらくは、マダラナニワトンボとのさらなる再会を願って里山を巡ってみたい。

 

 

 


 豊かな水辺環境 万全の保全対策を願う

2014-08-29 | Weblog

  役所(県建設事務所)への要望は今から6年前に遡る。レクレーション公園の池の保全管理の件だ。池の水位が低下し悪夢の6年が経とうとしている。再三のお願いに地下水くみ上げのポンプが回復したが、2年持たずにダウン、以来6年程新しい水の流入がないため池状態だ。
 その後毎年要望しつづけて来たが埒があかず,昨年からは文書で環境保全重視の提言をしてきた。

 その間担当者の名刺は増えるだけで、毎年、「予算が付かない」との返事を繰り返している。
予算の問題じゃない、、この池の管理には環境保全の意識が全くないのだ。
  
  この人工池は自然の中のビオトープであり、長い年月に動植物の種や生態系は飛躍的に豊かなものとなった。特に、天然記念物の赤井谷地に隣接するこの地域では、ビオトープネットワークと言える多くの棲み場が分散し、関連を持って存在していると思う。棲みついた貴重な種の積極的な保護対策が急務な現状だ。池(水辺環境)は生命線である。

 また、池の植生が変わり過半がカヤに覆い尽くされてしまい、見える水面は池の1,2割程度、夏場の水温は40℃を超え藻が異常発生し美観もよくない。

 ここ数年で激減したトンボ類、産卵に訪れていた絶滅が最も心配されるマダラナニワトンボもほとんどその姿を見ることはなくなった。

 

                                                                                                                             

 3年前から姿を消したマダラナニワトンボ、その飛来したときの産卵に備えて刈り残されたカヤを許可を得て刈り終えた。 カヤに囲まれた水面は見えにくいが・・・。↑ 

 池の管理はどうなっているのか。 絶えた自然を取り戻すのは難しい。

 お盆明けには工事に入るとの返事だったが、もう8月も終わる。その間3,4度訪ねてきたがいつまでも工事は始まらない。

 今朝も確認の電話をしたら、今年は予算が付かないとの返事。電話口で思わず大声で叫んでしまった。

 今年こそと思っていたので、堪忍袋の緒が切れた!。 月曜日最終的な返事をもらう。

 

 

 


秋の気配

2014-08-27 | Weblog

 8月もあと数日だ。この時期こんなに雨降りはなかったと思う。

数日前のD地域、ソバの花が満開、ススキの穂が輝きワレモコウの紅い玉が目立ってきた。すっかり秋の気配を感じた。

 久々の輝く青い眼 ハラビロトンボ

コバネアオイトトンボ、よく宝石のようなと表現されるオスの目玉の美しさ。

  ♀  

 ♂  ♀

 

 アオイトトンボ オオアオイトトンボ

池でおぼれるオオイトトンボを助けた。

     

  産卵 キイトトンボ  コオニヤンマ  マユタテアカネ 

いよいよ9月、今年もマダラナニワトンボと再会したい。


酒は静かに飲むべかりけり

2014-08-25 | Weblog

 

 先日トド伯父さんから、純米酒、会津娘『つるし』を頂戴した。

 先ず、いただいた4合瓶はまるでどぶろくを包むように新聞紙にきれいにくるまれ、「つるし」のラベルが下がっていた。トドさんが包んだのだろうか?。疑問が残る。後で聞いてみたい。

  ラベルには「会津娘 純米無濾過」「つるし」「酒袋を吊るし、しずくをあめたしずく酒。橋酒造より」とあり、蔵出しNoがふってある。 

この「つるし」、ネットで調べたら、出来上がったお酒を瓶詰し、一回だけ火入れしたのち蔵で低温熟成させたとあり、そうは作れず夏限定の人気の純米酒で、いつもは予約で完売らしい。そんな情報はからきし疎いが、トドさんは何本か購入と言っていたから、かなりの通だ。

ご飯を待てずに、早速冷えた「つるし」を晩酌にいただいた。聞き酒の才能はないが、とてもおいしいお酒だった。
 

    

 実は会津娘は伯父が飲んでいたお酒、もう40年も前にそれを真似して10本単位で購入していたお酒だ。その頃はたしかまだ1級、2級酒の表示だった。

 いつも安い酒を飲んでいるが、何本か高級な酒の在庫がある。もったいなくて飲めないのだが、早めに開けようと思っている。

 呑兵衛だが、最近は少し量を控えたいと思っている。
 

 「秋の夜長」の牧水の歌が浮かんできた。
 美味しい酒を、静かに、しみじみと、じっくり味わいながら飲みたいものだ。 

 トド伯父さん、ごちそうさまでした。

 


久々に 夜の巷へ

2014-08-24 | Weblog

 

 昨夜はトド伯父さんから「桐や会津蕎麦の会」へ招待された。
 定刻より早すぎてトドさんは未だ仕事中、しばらくお店の隅で待った。
 そこに素晴らしい絵手紙が壁全面に飾ってあった。どれも素晴らしい作品だ。
 作者は岡田伸さん、トドさんの義理のお兄さんとのことだった。
 絵も、文も素晴らしい一枚一枚をじっくり鑑賞した。作者の奥深い心情、お人柄が偲ばれる作品だった。
 後で「岡田伸 会津」 で検索すると、トドさんのお店が紹介されている、ブログ「 奥wa細道in会津 」【http://kounen40.blog97.fc2.com/blog-entry-72.html】に行き着いた。その写真をお借りした。(コメントで事後承諾をお願いした。)
  

 


 さて、「会津蕎麦の会」 【http://kiriyasoba.co.jp/index.php?m=aizusoba&t=sobakai
知らなかったが、2ヶ月に1度中町の桐やさんで開かれているという。
 たまたま同じテーブルに同席した5人、トド伯父さんを除いて、それぞれの方とは初対面だったが、珍しいことにお一人一人と共通の縁があって話は盛り上がった。つくづく会津は狭いと思わされた。
 普段人と話すことの少ない小生、蕎麦を食べる閑もないくらい堰を切ったように話した。 話題は日頃心配している自然環境保全のことに及んだ。皆真剣に聞いてくれた。
  お蕎麦の愛好者が自然に集まってのおいしいお蕎麦とお酒の会、なかなか良い会だと思う。入会しても良いと思っている。

 さて、2次会に誘われトドさんと、同席したMuさんとで、実に30年ぶりくらいの夜の巷に。勧められたカラオケは学生時代によく歌った「高原の旅数」「湖底の故郷」を歌った。懐かしさがこみ上げてきた。
 大分更けた夜道、携帯を持たない小生、電話ボックスが見つからない。とうとう我が家まで歩いて帰った。約3㎞あるか・・・。
 トド伯父さん、楽しいひとときを有り難うございました。


厳しい残暑 

2014-08-22 | Weblog

 

 昨日と今朝、孫たちを市営プールまで送った帰りみち、A地区へ寄った。
  オオルリボシヤンマが盛んに産卵していた。メスの周りを飛び交うオスの飛翔にチャレンジするも、なかなかうまく撮れない。これから秋深くまで飛び続ける。

  

   


 帰りかけたときに珍客ウラギンシジミ♂と会った。このチョウたま~に見かけるが、会津でも土着しているかは疑わしい。遠距離移動するチョウなのだ。
 なかなか人なつっこくて手を出すと指に載ってきた。生憎望遠レンズだったので、その写真は撮れなかった。

 


あっぱれ! 充実の夏休み

2014-08-22 | Weblog

 

 夏休みも終盤、孫の武くんの理科自由研究を見てやった。
 武くん、今年は最高学年で意欲的だった。どうも、休み前に研究計画を提出したからのようだった。
 途中で投げ出すことはないだろうと、いろいろ手伝ってやった。例年通りじいちゃんの出番だ。
 おかげでじいも、ザリガニについて初めていろいろ知ることが多かった。
 8/1のザリガニ採集から2週間、毎日観察日記を書いていた。
 きっかけは、「赤いザリガニが食べ物によって青くなる」と本で読んだからと言う。
 結局、カロチンを含む野菜を食べさせないで、魚を与えると青くなるらしい。
 でも、初めからの予想通りで、2週間では短すぎたようだ。顕著な色の変化は見られなかった。
 一つ、途中で素晴らしい発見があった。何か、身体の部分部分に白っぽいものが付き始め、写真に撮って驚いた。なんと、はさみや、頭、尾の部分が不思議な青い蛍光色に光っているのだ。
  ここに、公開する。

 

 なんとか20ページに及ぶ研究レポートが出来上がった。
 彼は休み中、水泳、ドジボールの選手でほぼ毎日練習や試合に出かけていた。また、所属のボーイスカウトで4泊5日のキャンプにも出かけた。
 きわめて充実した夏休みを褒めてやりたい。

 


絶滅危惧種 コバネアオイトトンボに再会

2014-08-13 | Weblog

 

 少し先に現れたアオイトトンボ、オオアオイトトンボに混じって、今日コバネアオイトトンボの元気な姿を初見した。

何とか危機を乗り越え1年ぶりの再会がとても嬉しかった。

                               コバネアオイトトンボ                     アオイトトンボ連結                  アオイトトンボ

        

   コバネアオイトトンボ                             コバネ                                        オオアオイトトンボ

 何となく翅のバランスが違う彼女を目で追い、カメラのズームでピントを合わせる。

 このコバネアオイトトンボは、北海道から九州まで分布域は広いが産地は極めて局地的で、各地で絶滅に瀕しているようで、

 環境省のレッドデータリストで絶滅危惧第1B類(EN)に分類されている。

 今羽化した個体が池から離れた林の中をひっそり飛んでいた。9月になれば水辺に戻り、産卵を始める。
 

この近似種3種はわずかな模様の違いで区別できる。(「神戸のトンボ」よりお借りしました。)

 

 

  静寂に包まれた池の端の林の中に佇み、とかく忘れられがちな小さな虫たちの精一杯のいのちの営みをみつめながら、彼女らの保護に思いを巡らせた。

  今日であった仲間たち。

 マユタテアカネ アマゴイルリトンボ

   ウラギンスジヒョウモン

 ミヤマアカネ♂  ♀

 ナガコガネグモ ゴマダラカミキリ