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エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

草刈りは慎重に 生態系へ配慮を

2016-09-05 | Weblog

数日前、咲き誇るツルフジバカマの美しい紫色の花房に、絶滅が心配なヒメシロチョウが無心に蜜を吸っていた。

今朝、そこだけに細々と生き延びているこの愛おしい貴重なチョウの姿を撮りに行くと、心配が的中、堤防の大がかりな草刈りが行われていた。

ひ弱に舞いツルフジバカマに産卵するヒメシロチョウを横に、乗用の草刈り機がひたすら草を刈って行った。

こんな切ない、無惨な光景はなかった。

  

河川敷や耕地管理のための除草の意義は理解できるが、もっと生態系への配慮が必要だと思う。

昔のように鎌で刈る、環境に優しい草刈りは無理としても、広い範囲を一斉に刈ることは、チョウを絶滅へ追いやる理不尽なものだ。

草刈りは、時期や場所をずらすなど、より慎重であって欲しい。

刈り取られた草の上にか弱きヒメシロチョウが止まった。

彼女はどこに卵を産んだらいいのかと訴えているようだった。

こうしてミヤマシジミもジャコウアゲハも見られなくなった。

 


変わったチョウの翅

2016-08-29 | Weblog

これまで見なかった南のチョウ、ウラギンシジミやムラサキシジミを見かけるようになった。

温暖化のせいか、会津地方でも生息しているようだ。

♀  

ところが、そう言うチョウの分布でなく、数年前から、これまで見たことないチョウを見ている。

翅の一風変わったチョウを見かけているのだ。

いずれも市内の里山でとった写真を整理してみた。

1.クモガタヒョウモン♂ :表の後翅に丸く色褪せた、脱色したような白い斑紋部分が見える。


2.ツバメシジミ♀ :これまた、脱色したような白い斑が。


3.ツバメシジミ  :ちょっと黒い斑紋が少ない.一見ルリシジミと思いきや、尾状突起がある。

             また、尾状突起の周辺の特に裏面の橙色がない。

かすかに橙色に見えるような気もするが・・・。

4.ヤマトシジミ  :裏面の斑紋が少し変わっている。裏面の外縁の斑紋はにじんでいる。
                      しかし、これまでの同種の斑紋を見ると、個体差があるようだ。

 ♀  

5.ヒメシジミ・・・  ときどき見かける裏面の斑紋異常(特に♀が多い)に興味を持っている。

 ♀

チョウの斑紋は確かに長い進化の過程でいろいろな個体差があるだろう。

疑問は1,2の脱色斑。長い間チョウを見てきたが、初めてだ。


ジャコウアゲハ羽化

2016-08-17 | Weblog

庭のヤマボウシの木にウマノスズクサが高く絡まっている。

その木陰に蛹化した蛹が今朝剝けていた。

終令を確認したのが、8/5、その後蛹化した写真撮影が8/10、

そして丁度1週間、台風の大雨の最中に羽化したようだ。

 8/5撮 終令幼虫

8/10 蛹化      8/17羽化確認 


斑紋異常のヒメシジミ

2016-06-19 | Weblog

 


数年前にヒメシジミの斑紋異常の個体を撮った。

以来、興味を持って、ヒメシジミの斑紋を観察し続けてきた。

   斑紋異常の♀ 2007.7 若松

 

今回も、同じような異常個体に出会った。

 

ヒメシジミには斑紋の異常個体が多いらしいが、なぜかは分からない。

結構斑紋が融合した個体を見つけることができるが、雌が多いようだ。

雌の後翅に燈色斑が現れない個体もあるようだ。 いつか会ってみたいものだ。

 ♂には珍しい異常個体  ほぼ正常な斑紋♀

 


名湯と食事会

2016-06-12 | Weblog

つくも会の春の行事に参加した。

名湯と食事会だ。盛会で19名の参加があった。

しばらく気ぜわしい日が続き、一時のゆとりを味わいたかった。

温泉施設の送迎付き、いつもの面々と楽しいひとときを過ごした。

普段の沿道の緑を楽しみながら、約1時間、バスに揺られた。

休暇村 裏磐梯、いつか会議でいったことがあった。

 

風呂の前に、近くの池、ハス沼へ行ってみた。案の定、アマゴイルリトンボが元気に舞っていた。

他に、エゾイトトンボ、サナエトンボ、イチモンジセセリ、サカハチチョウなどを撮った。

 アマゴイルリトンボ♂ エゾイトトンボ 

ギンイチモンジセセリ スジグロシロチョウ  サカハチチョウカンボクがきれいだった

ゆっくり風呂に浸かり、会食。料理も素晴らしく、おいしいお酒ビールでのどを潤した。

 

こうした日帰りの行事はいい。秋の陣も楽しみだ。

 


次々に登場

2016-05-31 | Weblog

 

             飯豊連峰 清々し

久々にレンコン池をのぞいた。のアザミがチラホラ咲き出した。

チョウやトンボが少ない。池は例年と違ってきれいすぎるほど、ヤゴも棲みにくかったろう。

  

      

  シオヤトンボ 交尾                                単独で産卵 

F地点へ直行、お昼を西湖でとり、G地点へ回るコースを3時間で巡った。

夕方、武くんの中体連への迎えがあったし、午前中は雑用で出勤が遅かった。

F地点、この前のオオトラフトンボの飛翔撮影のリベンジだったが、またもや駄目。

道々サラサヤンマもいたが、旋回を繰り返しなかなかホバッテくれなかった。

クモに捕まったオオトラフトンボを捕った。コサナエも捕まっていた。

  オオトラフトンボ哀れ

   コサナエ♀哀れ

 

美しい複眼  クロスジギンヤンマの産卵

 

 オゼイトトンボ   エゾイトトンボ 

  アジアイトトンボ  アジアイトトンボ 未成熟♀

  アマゴイルリトンボも出始めた。オオイトトンボ

ダイミョウセセリ初見 クロヒカゲ初見

 

 ミヤマサナエ  シュレーゲルアオガエル

::::::::: おまけの出会い :::::::

帰りの踏切を渡るとき、猛スピードで走ってくる4,5台の車とすれ違った。 撮り鉄だ!とピンと来た。

   下り磐越西線電車

おそらく少し前に取り終え、先回りしてまた良い写真を撮りたい一心だろう。

待つこと数分、踏切音が鳴りだした。訳も分からずに、近づく赤い電車を撮っていたら、赤い先頭車両に続いてなんとSLが引かれていた。

通過していった撮り鉄は、磐梯山をバックに、この車列を撮ろうという魂胆だったようだ。

堂も、最近イベントで只見で走ったC51の回送だったらしい。

良い写真を撮りたい思いは、僕のチョウやトンボを撮るこころと同じなのだろう。

  

なんとか武くんの迎えに間に合う。

明日は6月、また数日忙しくなる。

そのうちヒメシジミに会いに行きたい。

 

 

 

 


鮮やかなオオイワカガミ咲く

2016-04-25 | Weblog

 

昨日、坂下方面へイワカガミを見に行った。さんたろうさんから教えて頂いた里山だ。場所は秘密にしようと。
先日ギフチョウ撮影に行ったとき、西会津ではまだつぼみだったイワカガミ。
サクラ、ヒメシロチョウ、ギフチョウと、例年より2,3週間早いので、
そろそろ咲き始めたのではないかと思った。

案の定、深緑の山道からすこし外れた斜面に、真っ赤なオオイワカガミが咲いていた。
紅色の鮮やかな美しさだった。寝ころんで新鮮な姿を写した。

    

 

   イワナシ

ナガハシスミレ?イカリソウ

   ミツバツツジの仲間

 フキそう果 ミズキ

クロモジ                               ウラジロヨウラク 咲く頃また来よう                        レンゲツツジ

わずかにルリタテハが舞い降りたくらいで、チョウやトンボ、それに人間もいなかった。

午前中、町内の雑件処理に時間を費やし、お昼を済ませ出発した。 車で往復1時間、この里山に1時間、あわただしい写真撮りだった。

帰りに温泉にでもと思っていたが、夕方5時には約束の用事があった。

 寸時を惜しまず逃れた里山は美しかった。

  立木観音本堂脇のサクラ 


エナガ

2016-04-19 | Weblog


このところ、庭にあまり見かけなかったエナガが頻繁に来ている。

エナガはひしゃくの柄からの命名だろう。身体は小さいが、尾は長い。

英語名はLong-Tailed、中国語名は銀喉長尾山雀。

スズメより一回り小さいシジュウカラの仲間。

動きは速いく撮影しにくいが、未だ芽の出ないサルスベリの枝をつついている。

慣れっこく、静かに窓を開けてカメラを構えても写せるほどだ。

口に巣の材料にするのか、細いものをいっぱいくわえている。どうも近くに巣を作っているようだ。

   

 

 

カイドウが咲き始めた。ワビスケも。

 

我が家のシンボルの一つ、ハクモクレン満開。

他にもいっぱい咲き出した。

毎日が矢のように過ぎ去ってゆく。 抵抗して庭に出ると、不思議とこころが落ち着いてくる。

  

       ツルニチニチソウ      八重

 

忘れていた。今日遅ればせながら、鯉のぼりを挙げた。

 

 


町内かるた会

2016-01-19 | Weblog

  貴重な木の札

日曜日に、初めての「百人一首かるた会」があった。 

参加者は少なかったが、、和気藹々楽しいひとときだった。

発起人の0さんご夫婦には、詳しい資料コピーからお茶の準備までお世話になりました。ありがとうございました。

同じく発起人のIsoさんから、お父さんの自製の手書きの木札を見せていただいた。

ホウノキに達筆な直筆で書かれていた。貴重なものだと思う。

 Isoさんのお宅では、お正月には遊ぶのが常で,娘さんやお孫さんへと代々引き継がれているそうだ。

 北海道では、独特の書体で書かれた木の板でできた取り札で遊ばれているらしいが、ネットで「板かるたの歴史」について興味ある記事を見つけた。

 『発生については北海道説、福島県会津若松説があったが、現在では江戸時代に会津藩の武士が手内職で作成していたのではないかという説が有力である。

 会津地方から北海道への伝播については、屯田兵が持ち込んだ説、北方警備に赴任した武士が持ち込んだ説、開拓団が持ち込んだ説などがあるが、

 まだ確固たる証拠が発見されていない。当初はホウの木に手書きで作られていたが、盛んになるにつれ、工場で量産され、書体も印刷になった。』

 昔、母から下の句を読んで下の句を取るかるたの話しを聞いた覚えがある。

 北海道では冬になるとこの下の句かるたが一般的らしい。読み札は通常のものを使用するが、下の句しか読まない。

 

以下に、参加しての感想の一端をまとめた。

  

  「町内だより」1月号の回覧にへのお誘い」とあり、発起人の思い入れを知り参加してみた。小正月を過ぎた日曜日、薄日の射す町内会館の窓外には、チラチラと雪が静かに降っていた。/ 我が家では百人一首の文化はなく、高校の古典の授業で学んだ記憶はあるが数首を知る程度、和やかなかるた会を傍観せざるを得なかった。静寂にCDの読み手の豊かなリズムが流れ、古人の心を思いながら静かなひとときを楽しむことができた。/ いまは家庭でかるた取りの習慣は少ないだろうが、小学校の孫は秋口から百首をすべて、その作者まで暗記してしまい、授業中の競技でも強いようだ。また、中学生の孫は3月の校内百人一首大会に向け特訓中、そんな孫たちの境遇を羨ましく思っている。/  最初の参加者は少なかったが、来月の第2回目にはより多くの参加者を期待している。町内の親睦を深めるこうした小さな活動の輪が少しづつ広がって欲しいと思う。小生、時すでに遅しの感もあるが、少しずつ歌を覚えて来春のかるた会には札を取り合ってみたいとひそかに思っている。

第2回は 2/21(日)に予定されている。


玄関からは入れません。

2015-11-28 | Weblog

 

                                        玄関をふさいだ植物園は鬱蒼としている。

 

         

例年だともう初霜、初氷があっても良いが、昨日はみぞれ、未だ雪は降らない。

すでに先月中半、庭の鉢はすべて風防室に取り込んだが、何となく暖冬の気配だ。

数日前からオイルヒーターを点けた。

シャコバサボテンがきれいに咲きはじめた。

        

メダカたちも小さな金魚鉢に入れ取り込んだ。

3月まで、みんな元気で厳しい冬を乗り越えてくれるだろう。

   

      


カリンに重ねてきた思い

2015-11-05 | Weblog

朝のあいさつ運動 、今朝は一箕中学校へ一番のりだった。

7時20分、霧の中、部活の朝練が始まっていた。

わが子3人が通ったあの坂道に「あいさつ坂」の看板が立っていた。あれから30年ほどが経った。

元気で登校する中学生の姿、それぞれの家庭の、家族の思いを巡らせながら「おはよう!」と声をかけた。明日は松長小学校。

    

 

今日、庭のカリンを収穫した。
ざっと50個、今年は一段と大きいが多い。ごつごつした黄色い実が好きだ。

あまり使い道もないが、ご近所の友達に配っている。小生、机に置いてときどき香りを楽しんでいる。

   

ブログ内検索をすると、沢山記事にしていた。
 【カリンの収穫 2013-11-09 | 日々の生活 】には、10年前の冬の写真【鮮やかな残りカリン しんしんと降る雪】と、スケッチが載っている。
        http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/8ae29c29babacba0cf14b7c3d0831d5f

 

 また、【秋の実(その4)2006-11-10 | 自然観察】には 初めて実を付けた喜びもあった。
  桃栗3年柿8年、カリンは20年だったのか。そこには〈 来年は何個なるだろうか。〉とあったが、翌年からがらがらとなり始めた。
        http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/c3c1d99c90d925975845b97a6e8df3ed

カリンに重ねてきた日々を思っている。

  霧の梅雨に濡れて


懐かしい先輩に会う

2015-10-13 | Weblog

 実に40年近くになるか、若いころお世話になったT先生に再会した。

若松を会場に還暦軟式野球の県大会があった。若松のチームのメンバーのKさんから試合の様子を聴いていた。

Kさんの若松のチームは準決勝で白河のチームに敗れ,明日の決勝は白河と川俣だと。

う~ん!川俣。忘れていた地名と共に、野球というとT先生が浮かんだ。還暦野球、まさか監督をやっておられるか?とも思ったが、もうお歳は80才を越えたろう。そんなことはない。

翌日の決勝戦の朝、KさんからT先生がこの還暦野球連盟の会長さんらしいとの電話をもらった。

驚いたが、うなずけた。懐かしく、お会いしたいと思い、早速、会津土産を見繕い球場まで出向いた。

   

懐かしい出逢いだった。決勝戦が始まる忙しいところにお邪魔して迷惑だったが、ひととき当時の懐かしい川俣での話をすることが出来た。また、お会いしましょう。

当時、僕はT先生のお隣に住んでいて、公私ともにお世話になった。

T先生は、当時川高の生徒指導部のキャップで野球部長をいていた。その後、いくつかの校長を歴任された。

ひょんなことからの再会に,いろいろな縁を感じた。

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あまりの天気に誘われ、里山へ・・・、といきたいところだったが、小さな孫たちと娘が帰宅を待っていた。

パパは信州へ職場の旅行中、歩行者天国へ行くのにばーちゃん一人では大変と娘にせがまれ予定変更となった。

 

午後もゆっくり庭で過ごした。穏やかな秋の一日だった。              (2015.10.12)

        

        


マダラナニワトンボに再会

2015-09-18 | Weblog

はるくんの保育園、祖父母参観に行った。隣はかなちゃんの幼稚園だ。

約1時間、はるくんと遊んだ。悠くんより一つ下だが、早くから保育園に出されているのでたくましい。

来月はかなちゃん、そのあとは小学校の笹りんどう祭と忙しい。その前に、会津まつり前日の萌えちゃんの鼓笛パレードと。忙しい忙しい

   

 

昼前に、午後からのすずちゃんの世話をばーちゃんに頼んで、里山へ。マダラナニワトンボとの再会を願って・・・。

環境省でも、県でも絶滅危惧1類に分類され、絶滅が危惧されているトンボだ。

数日前に、一頭に巡り会ったが、いよいよ水辺近くに相手を求めて出てくる時期だ。

一昨年,マダラナニワトンボの産卵が見られた水辺では,昨年は水位が上がり,周囲は笹藪で産卵に適した陸地がなくなってしまった。

マダラナニワトンボは,ノシメトンボと同じで、連結して水辺の陸地に打空産卵する。

昨年は見られなかったが、数頭を見かけることが出来た。水辺のミソハギやワレモコウのてっぺんに止まっていた。

  毎年、1頭だけを見かけていた水辺の林道で、今日は運良く4,5頭のマダラナニワトンボを見かけた。

いずれも,ヨモギの花穂のてっぺん,ススキの穂、オオマツヨイグサのてっぺんに止まっていた。いつも泰然自若近づいても逃げない。

彼の習性を知ることが出来た。他の赤トンボとは一回り小さく,オスは黒い赤トンボ、雌は黒くならず、胸の黄色が目立つ。

 ♂ 

 ♀  

 

 

 水辺の草に,小さいアジアイトトンボがスイスイ飛んでいたが、ほとんどが交尾態で飛び回っている。

少し大柄なのは、いよいよ産卵のために水辺に移動してきたコバネアオイトトンボだ。アオイトトンボが多く抽水植物に産卵していた。

笹藪では純肉食のゴイシシジミが、葉裏にアブラムシを探している。どこも個体数が少ないようだ。何とか生息を続けて欲しい。

秋になって、頭花を下向きにナンブアザミが咲き、イチモンジセセイリやキチョウが蜜を吸いに訪れていた。

コバネアオイトトンボ ♂                          アオイトトンボ                         集団で産卵

  

  ゴイシシジミ♂ モンキチョウ♂

カマズミの赤い実がたわわに実り、ウメモドキも美しい。こぶしの実も弾け始めた。ヤマウルシも色づき始めた。

 

 コブシ ヤマウルシ

 アキアカネ♂ ノシメトンボ キトンボ♂  マユタテアカネ♂ 

 オオリリボシヤンマ産卵

 ヤマボウシ     

R公園のヒマラヤシーダ  やはり、雌雄同株がまだ、信じられない。 今開花の時期だが、同じ木に雄花、雌花を一緒に見るまでは信じない。

 雄花 雌花

水辺での産卵風景を見たいと思っている。(2015.9.18)

  今日の麗しの磐梯

 


しばらくブログ休みます。

2015-08-28 | Weblog

 

 明日から、来週末までの1週間、会議が3つ、研修会が2つある。そうだ、次の週も日程が忙しい。

ブログを書くゆとりぐらいとも思うが、いずれも、ただ参加すればいい会議ではない。ちょっと準備が必要な精神状態だ。 

定年まで3年を残して現役をしりぞいた。あれから、もう13年になる。思うに、生涯でいちばん忙しい日々を過ごしているような気がする。

それも、進んで求めたものでないことが不満だ。でも、それなりにやってやろうとも思う。

 


猛暑 原爆の日

2015-08-06 | Weblog

 

猛暑の中、近くのA地点の池へ。

なんだかおかしい。虫がいない。近頃そんな思いでいる。

我が家の庭でもセミの抜け殻はいくつも見つかるが、いつも見かけるヤマトシジミも全く見ていない。

 

ユキヤナギで生息を続けてきたホシミスジも一回見ただけ、ジャコウアゲハも数年卵を産みに来なくなった。

明後日の昆虫ウオッチングも心配するくらい、虫が少ない。

わずかに見かけた虫たち。オニヤンマ、 アカハナカミキリ、ヤマキマダラヒカゲ、ベニシジミ、ツバメシジミ、

 ヤマキマダラヒカゲ

 アカハナカミキリ

 アブラゼミニイニイゼミ

朝のうちにD地点へ出かけたい。命の営みを見つめてきたい。

 

原爆記念日、ラジオでヒロシマも心を聞いている。

黙祷、目を閉じる。涙がこみ上げる。

数々の思いが去来する。

精一杯に生きていきたい。残り少ない人生を、平和を祈りながら。