嶽南亭主人 ディベート心得帳

ディベートとブラスバンドを双璧に、とにかく道楽のことばっかり・・・

【今日のBGM】 松村禎三氏を悼んで「交響曲(第1番)」

2007-08-14 01:14:31 | ブラスバンド
あまりに悲しくて、誰かの肩越しにさめざめと泣きたいくらい。

去る8月6日、松村禎三氏が逝去された。

氏の音楽に初めてふれたのは、もう25年も前の普門館。長野県、屋代高校の演奏だったと記憶する。

・・・曲の最高潮、卑近な表現で恐縮だが、

『ざばーん』

とでもいうような大波然とした音塊が押し寄せてくる。いや、普門館の外壁にも匹敵する、見上げるような高度から、大きさの音のカタマリが降って来る。聞いていて、おもわずのけぞった。

あまりに感動したので、オケ録を探して、再度鑑賞したところ、感動は2倍になった。

あぁ、ご存命の日本人の作曲家諸氏よ。無理を承知でお願いするが、

【交響曲】

を、書いて下さるまいか?それも、松村氏の作に匹敵するスケールのやつを。

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みや)
2008-08-18 21:35:23
松村禎三先生、亡くなられたんですね。残念です。
私は、屋代高校で松村禎三先生の曲を演奏させて
頂きました。 高校生のコンクールながら、先生に
は当日来て頂いて感激しました。
返信する
心より御礼申し上げます。 (岳南亭主人)
2008-08-21 04:13:58
数あるブログのなかから、このようなブログにお越し頂いたばかりか、ありがたいコメントを頂きました。

感激しました。本当に、ありがとうございます。

屋代高校の「松村・交響曲」の演奏は、その後の私の音楽鑑賞の志向に、決定的なインパクトを与えました。故郷のレコード屋「すみや」に、LPを買いに走ったことを、よく覚えています。

クラシック音楽の中でも、邦人作曲家の作品となると、マイナーな部類に入るのは確かですが、松村先生の作品、とりわけ、この「交響曲(第1番)」の良さとすごさを、もっと多くの人と分かち合えるようにしていきたいな、と私も気持ちを新たにしました。
返信する
松村禎三の音楽 (福田滋)
2009-01-18 00:54:03
 松村先生には大変お世話になったものです。
 次号のバンド・ジャーナル誌(音楽之友社:3月号)の連載「日本の作曲家」に「松村禎三」編を執筆しました。
もちろん屋代高校のコンクール演奏も取り上げています(写真入りで)ので、ご笑覧下さい。

※昨年4月に旧奏楽堂で「交響曲」の指揮をさせていただきました。近くCDになる予定です。
返信する
恐縮です。 (岳南亭主人)
2009-01-26 02:33:12
福田さま>

ご来訪、誠に有難く存じます。

次号のBJ、ぜひ購入致したいと存じます。旧奏楽堂の交響曲CDも同様。感動の記憶が蘇ってくるのは間違いなく、発売が今から楽しみです。

ビルの谷間のコンサート、毎回、楽しませていただいております。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
返信する

コメントを投稿