演奏は、ケーゲル指揮のライプチヒ放送響。
***
家のすぐ南側、国道139号線を走る車の音も絶えてくる日曜夜の11時。
NHKのFMラジオのスイッチをつけて構えていると、この曲が流れてくる。
・・・トランペットやホルンの音の断片。それらが対話しながら、旋律を形作る。
主題が一通り提示されて、フルートが主題をあらためて歌いはじめるところでナレーションが入る。
「現代の音楽の時間です」
上浪渡氏のいつもの声。
もう25年も前の話である。
中学、高校と、日曜のNHK-FM 放送には本当にお世話になった。
●ブラスの響き(貧乏な学生には貴重な音源!)
●朝のバロック(オルガン好きはこの頃に始まった)
●世界の民族音楽(小泉先生の追悼番組は、しっかり録音した)
そしてこの「現代の音楽」。私の音楽ライフにこの番組は欠かせなかった。私の現代曲好きの原点にあるといってもいい。実際、オンドマルトノの音色やクセナキスの音楽は、この番組から教わっている(クセナキスのライブは機会を得て、草月ホールに見に行くことができたものの、オンドマルトノの実物は、いまだに見たことはないが。)
「番組内容が音楽主体で民間のFM局と似ており、公共放送として維持する必要性は低い」(時事通信)
・・・などという実に浅薄な分析をもって、総務省の懇談会がNHK-FM放送の廃止をぶち上げたのは去る6月のことであるが、NHK-FM放送をまともに聴いたことのないお歴々が、実態を知らずして「たわけ」を仰せになっておられるとしか理解のしようがない。
草葉の陰で、上浪渡さんが泣いておられるぞよ。
***
去る週末、タワーレコードに、チェリビダッケ指揮のDVDとA.リード自作自演集(しかも、アルメニアンダンス・パートⅠのコンデンススコア付き!)を手にして、さてレジに行こうと言う時に、新盤コーナーをチェックしていてめぐり合ったこのCD。
<<<買わないでいられる訳がない>>>
その分予算オーバー。ちょっとした散財。ボーナスまで、CD買いは自粛することとした。
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家のすぐ南側、国道139号線を走る車の音も絶えてくる日曜夜の11時。
NHKのFMラジオのスイッチをつけて構えていると、この曲が流れてくる。
・・・トランペットやホルンの音の断片。それらが対話しながら、旋律を形作る。
主題が一通り提示されて、フルートが主題をあらためて歌いはじめるところでナレーションが入る。
「現代の音楽の時間です」
上浪渡氏のいつもの声。
もう25年も前の話である。
中学、高校と、日曜のNHK-FM 放送には本当にお世話になった。
●ブラスの響き(貧乏な学生には貴重な音源!)
●朝のバロック(オルガン好きはこの頃に始まった)
●世界の民族音楽(小泉先生の追悼番組は、しっかり録音した)
そしてこの「現代の音楽」。私の音楽ライフにこの番組は欠かせなかった。私の現代曲好きの原点にあるといってもいい。実際、オンドマルトノの音色やクセナキスの音楽は、この番組から教わっている(クセナキスのライブは機会を得て、草月ホールに見に行くことができたものの、オンドマルトノの実物は、いまだに見たことはないが。)
「番組内容が音楽主体で民間のFM局と似ており、公共放送として維持する必要性は低い」(時事通信)
・・・などという実に浅薄な分析をもって、総務省の懇談会がNHK-FM放送の廃止をぶち上げたのは去る6月のことであるが、NHK-FM放送をまともに聴いたことのないお歴々が、実態を知らずして「たわけ」を仰せになっておられるとしか理解のしようがない。
草葉の陰で、上浪渡さんが泣いておられるぞよ。
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去る週末、タワーレコードに、チェリビダッケ指揮のDVDとA.リード自作自演集(しかも、アルメニアンダンス・パートⅠのコンデンススコア付き!)を手にして、さてレジに行こうと言う時に、新盤コーナーをチェックしていてめぐり合ったこのCD。
<<<買わないでいられる訳がない>>>
その分予算オーバー。ちょっとした散財。ボーナスまで、CD買いは自粛することとした。