澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

サンタ・クルス島(ソロモン諸島)M8地震は東南海大地震の前触れなのか?

2013年02月06日 12時52分51秒 | 社会
 さきほど、南太平洋のソロモン諸島にあるサンタ・クルス島付近を震源とするM8の大地震が発生した。震源は、南緯10.738度、東経165.138度、深さ28.71km。

 この地震による津波は、日本には影響がないとかで、マスメディアの報道もおざなり。だが、この大地震の発生を深刻に受け止めている専門家もいるはずだ。というのも、東日本大震災に先立って、ニュージーランド大地震があり、日本人の死者も出た。この先例があるので、今回の大地震が来る東南海大地震の引き金にならないか憂慮される。

 ネット上では、世界中の地震(M5以上)をリアルタイムで表示する、「USGS」というサイトがある。

※  http://earthquake.usgs.gov/earthquakes/recenteqsww/Quakes/quakes_big.php

 そこで、このサイトにアクセスして、リアルタイムの地震地図(直近7日間)を見た。それがこの図。 



 さきほどのM8の大地震は、オーストラリア大陸の右肩上にある一番大きな●で示されている。ニュージーランド、ソロモン諸島、そして日本がひとつのプレート境界線上にあることに注目。
 この図では、実線でプレート境界線が描かれているので、この一週間に起きた地震のほとんどが境界線上で発生したことが一目瞭然。さらに、この一週間に小笠原諸島の北方(伊豆半島から660km南、小笠原諸島から270km北)でM5以上が三回起きているのを知ると、サンタ・クルス島の大地震がわれわれと無関係とは思えなくなる。どちらも同じプレート境界線の線上にあるからだ。


 地震予測サイト「ハザード・ラボ」※が先日の北海道大地震を予測・的中させた。しかし、マスメディアはほぼこの事実を無視している。
 ※ http://www.hazardlab.jp/

 大地震・原発事故に関しては、マスメディアには「人心を動揺させない」とやらの内規があって、目の前の事実さえきちんと報道していない。東日本大震災の被災者に「寄り添い」「絆」を確かめるというような情緒的な報道ばかりだ。いよいよ現実味を増してきた「東南海大地震」には「運を天に任せよ」とでも言うのだろうか?
 Xデーは近い。ある日突然やってくるカタストロフィ(大破局)は、明日なのかも知れないのに…。




ソロモン諸島でM8.0の地震、1メートルの津波観測2013.02.06 Wed posted at 11:07 JST

(CNN) 南太平洋のソロモン諸島付近で6日、マグニチュード(M)8.0の地震があり、周辺の国などに津波警報が発令された。
米地質調査所によると、震源地はソロモン諸島の首都ホニアラの東南東約580キロの地点、震源の深さは約5.8キロ。
太平洋津波警報センターによると、ソロモン諸島付近の計測器が約1メートルの津波を観測。ソロモン諸島とバヌアツ、ナウル、パプアニューギニア、ツバル、ニューカレドニア、フィジー、キリバスなどに津波警報が発令されている。
さらにマーシャル諸島、サモア、ニュージーランド、トンガ、オーストラリア、インドネシア、グアムなどにも津波注意報が出された。


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