国際政治学者・藤井厳喜と医師・林建良の対談を見て驚いたことがある。(下記の映像参照)
地上波のTVでは、武漢肺炎は「接触感染」「飛沫感染」で広まるとされているが、中国からの情報では「エアロゾル感染」でも伝染することが分かったとしている。
「飛沫感染」は唾液などを介して感染、「空気感染」はウィルスが空気中を浮遊して感染するので、空気感染であればパンデミックという事態が予想される。現時点では、「飛沫感染」であるので2mの距離を保てば大丈夫だという説明が行われている。しかし、この両者の間に「エアロゾル感染」が登場した。
危険度から言えば、接触感染<飛沫感染<エアロゾル感染<空気感染と言う順序になるが、林建良医師によれば「エアロゾル感染と空気感染は大差がない」そうだ。だとすれば、満員電車での通勤や、各種イベント、学校行事などは極めて危険だとなってしまう。「注意喚起」の根底が崩れることになる。
この国では、新たな造語、外来語が頻出するのは、別の何かを誤魔化そうとする意図が働くときだ。だから、エアロゾル感染という言葉も、その意味、概念が明確化されない限り、鵜呑みにはできない。
東京五輪を強行開催するために、嘘に嘘を重ねるようなことがあれば、それは福島原発事故を上回る「国家犯罪」だと言わなければならないが…。
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