ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

話題の写真、2枚。

2015年10月08日 07時28分34秒 | 事件・事故・宗教・政治
皆様、
おこんばんわw

カッパドキア。
今日あたりから

いきなり、すとーん!と
寒くなりやして。

おとといまで
Tシャツ着て

あっち~とか
言ってたのに。

いきなり、
今日から

暖房とか
稼動させちゃったりして。

この温度変化の激しさが
さすがは、カッパ地方!

って感じの。
しとしと雨の降る

ネブシェヒールで
ござりまする…。

ひつじ飼い家は
嵐が去って

やっと平穏が
訪れてくれやした。が。

トルコは
11月1日の

再選挙を
前にして

ますます
内部混乱が深まるばかり~…。

以前、シルナック県の
ジズレ市の

外出禁止令、の話を
書いたのですが。

あの後、シルナックに
とどまらず。

あっちでも、
こっちでも
(と言っても、南東部方面で)

外出禁止令が
続発。

ジズレ市ほどの
長期間は、

今のところ
ないものの。

市民生活に
大変な混乱をもたらしている模様。

公安とゲリラの
市街戦に

巻き込まれる市民も
たまったもんじゃ
ないよね…。

今日のニュースでは
こんな写真が、話題になりやした。



外出禁止令が出ている
マルディン県の
ヌサイビン市で。

透析をしなきゃいけない
69歳のおじいさんが

救急車を
呼んだところ

おじいさんの家の周辺には
危険で近寄れないから

○○まで
歩いてきてちょうだい、と言われ。

困ったおじいさんが
警察に電話したところが

白旗を持って出かければ
大丈夫、と言われたそうで。

奥さんと、息子のお嫁さんと
一緒に

こんな格好で
危険地域に徒歩で

出かけるハメに
なった、とか。

でも、指定された場所が
あまりにも遠く

おじいさんは
疲れてしまい

仕方なく、
戻りかけたところに

出産を迎える妊婦さんを
病院に搬送中の

救急車が
通りかかって

このおじいさんも
拾って

一緒に病院に
連れて行った、とのこと。

もう少し、
透析処置が遅れたら

命に関わるかもしれなかった
おじいさん。

しかし、保健省の大臣は
「現地においての、病人対策は万全だった」


現地のずさんな体制を
否定する声明をだしたとか…。

*詳しい記事を
読みたい方は、こちらから(ただし、トルコ語)
→→→→→http://www.birgun.net/haber-detay/nusaybin-deki-diyaliz-hastasi-beyaz-bayrak-tasimami-polis-istedi-91488.html

ってか。
これって。

普通の法治国家で
見られて良い光景、なんでしょうかね??

どこの内戦地域の
写真かと、思っちゃったよ…。

もう一つ。
現在、真偽が大論争されている写真。



HDP党党首、
セラハッティン・デミルタシ氏が

自身のツイッターで
公表した写真。

死亡したPKKゲリラを
紐で縛って

街中を引きずりつつ
走る、警察装甲車。

公安の発表によると
ゲリラは、死後

体に結びつけた
時限爆弾などを

時間差で爆発させることが
あるので

一定の時間は
このように

用心のために
紐で縛って、引き回さなきゃいけない、

とのことなんだけど。
で、それは国際常識、
なんだそうなんだけど。

ところが。
その後。

これのビデオが
巷に出回って

嬉しげに
死体を引き回している

警察官達の
話し声とかも、録音されてて

「こんなことが、法治国家で
許されていいのか!」と

ますます
世間の批判を煽っているところ。

ちなみに、場所は
シルナック県で。

この、引き回されている
若者は

ある、HDP議員の
義理の弟にあたるんだそうだ。

*ちなみに。
警察が大騒ぎしながら

死体を引き回しているビデオは
こちらから。
→→→→http://odatv.com/vid_video.php?id=8DD3B

ってか。
ますます、

無法地帯化していく
東部・南東部を

トルコ政府は
統制していくことが、できるのか??

クルド人ゲリラ組織は
現在

自分達が、世界中から
十分、注目されていることを
意識してて

ここぞ!とばかりに
派手な行動に

出ているんだ
そうなんだけど。

相変わらず、毎日
警官や兵士が
殉職してるし。

11月1日の選挙で
何かしら、区切りがつくだろう、と

国民は
固唾を呑んで、見守ってるところ…。

ちなみに。
日本大使館からは

またまた
こんなお知らせが。

*************

在留邦人の皆様へ

トルコの危険情報の更新及びバングラデシュにおける邦人殺害事件の発生に伴う注意喚起が発出されていますので、お知らせいたします。

【1】~海外安全情報(危険情報):トルコ~
(内容)
トルコ東部及び南東部におけるPKKのテロ活動の活発化により、トルコの海外安全情報が更新されました。南東部のディヤルバクル県が「レベル1」から「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」に引き上げられ、南東部のアドゥヤマン県、東部のアール県、ウードゥル県、カルス県、エルズルム県、エルズィンジャン県も新規で「レベル1:十分注意してください。」が発出されました。トルコ南東部及び東部(シリア及びイラク国境地帯を除く)へ行く予定のある場合は、最新の報道に注意し、危険情報を踏まえた上で、渡航の是非を検討してください。詳細は外務省の海外安全ホームページでご確認ください。
 なお、11月1日には再選挙が予定されています。6月に実施された選挙では、ディヤルバクル県において選挙集会中に爆弾テロ事件が発生しています。再選挙期間中にありましても、テロ発生の可能性を否定できません。選挙期間中におきましては、集会や政党事務所等の選挙関連の場所には近づかないようご注意願いします。

【2】~海外安全情報(広域情報)~
(件名)
バングラデシュにおける邦人殺害事件の発生に伴う注意喚起

(内容)
1 10月3日午前(現地時間),バングラデシュ北西部のロングプール県(首都ダッカから約300キロ)において,リキシャに乗車していた日本人男性が,オートバイに乗った者らにけん銃で撃たれ,殺害されました。

2 本件に関し,「ISIL(イラク・レバントのイスラム国)バングラデシュ」を名乗る組織が犯行声明を発出し,イスラム諸国における外国人に対するさらなる攻撃の可能性を示唆しています。

3 なお,ISILは,本年1月から2月にかけて,シリアにおいて,湯川遥菜氏及び後藤健二氏を殺害したとみられる動画を発出したほか,本年9月には,ISIL機関誌において,インドネシア,マレーシア及びボスニア・ヘルツェゴビナの日本の外交使節(大使館等)を攻撃対象の候補として言及したことがあります。

4 つきましては,上記のような情勢に十分に留意し,誘拐,脅迫,テロ等の不測の事態に巻き込まれることのないよう,各地域の特徴を踏まえた上で,外務省が発出する海外安全情報及び報道等により,最新の治安情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心がけてください。

ご心配な点がございましたら大使館まで遠慮なくご連絡ください。


在トルコ日本大使館
領事班
代表電話:0312-446-0500

********************

えっと。
トルコ大丈夫ですか?

みたいな。
ご質問を

たまに
受けるのですけどw

とりあえず。
カッパ周辺は、安全どすw

イスタンブールは
現地の領事館とかに、

メールで確かな現地情報を
確認するのが良い、と思います。

楽しく、大手を振って
どこにでも行けるトルコ、とは

どんどん
かけ離れた国になってるのが

とても
悲しいどす。

わしも、いつかは
東部旅行に行きたい、と
思ってたのになあ~。

ってか。
アダナ、アンテップ、ウルファ
あたりで

新しい遺跡とか
モザイクとかが

見つかってますよ!なんて
ニュースを見ると

本当に
うきうきするのだけど。

全然。
それどころでは、ござんせん。

悲しい~…。


本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。

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コメント (4)
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