こんな本を読んでいる

日々出版される本の洪水。翻弄されながらも気ままに楽しむ。あんな本。こんな本。
新しい出会いをありがとう。

一世を風靡した『「超」整理法』

2006年03月21日 | 読書ノート
「超」整理法―情報検索と発想の新システム中央公論社このアイテムの詳細を見る  blog Ranking へ 長らく捨て切れなかった本を思い切って処分した。20年近く開いていない法律書の類とか,最近のITブームの折の情報のネットワークの技術本だとか,雑多な本,雑誌300点ほどである。投資額は凡そ50万円ぐらいだろうか。そして,古書センターの若いあんちゃんがつけた値段はなんと894円 . . . 本文を読む

勝谷誠彦氏のプロ魂

2006年03月20日 | 読書ノート
プロ論。2徳間書店このアイテムの詳細を見る blog Ranking へ 『週刊文春』の記者・編集者を経て,現在,フリーのコラムニストである勝谷誠彦氏。その勝谷氏が,大手出版会社の次長,年収1000万円の安定を捨ててフリーになることへの不安,今もフリーであることの恐怖をさりげなく吐露する。淡々とした語りに,ものすごい迫力を感じた。プロ魂である。「会社を辞めたときの恐怖は,今も続いて . . . 本文を読む

伊藤有壱 CLAY TOWN ワークショップ

2006年03月19日 | Weblog
blog Ranking へ 昨日のこと。愚息が広島市現代美術館で開催している「伊藤有壱 CLAY TOWN ワークショップ」に参加した。NHKのクレイアニメ『ニャッキ』生みの親,伊藤有壱氏自身が,直接,アニメ制作指導をしてくれる,お得で楽しいワークショップである。 ”CLAY TOWN” というソフトを使い,参加者が思い思いに,粘土でつくったキャラクターをWebカメラで撮影して,場面をつなげてア . . . 本文を読む

飽和しないマーケット=成長するマーケット

2006年03月19日 | 読書ノート
萌え経済学講談社このアイテムの詳細を見る  blog Ranking へ  再び『萌え経済学』。 森永卓郎は,需要の飽和しないマーケットは,「「好きなモノ,好きなコト,好きなヒト」,すなわち,(1)コレクション市場,(2)芸術・文化市場,(3)恋愛市場だ(同書P156)と言っている。これらの市場が,今後,日本の成長を牽引する。  その特徴の一つは,3つの要素が融合した形をとるこ . . . 本文を読む

『巌窟王』を読んでいる

2006年03月18日 | Weblog
巌窟王講談社このアイテムの詳細を見る  blog Ranking へ ブック・オフで100円で買ってきた『巌窟王』。初めて読んだのは小学生の時。その時は,この物語を無実の罪で離れ島の牢獄に閉じ込められた主人公が,隣室の神父を教師に,獄中で様々な言葉や学識を身につけ,やがては脱獄し,金品財宝を手にする成功譚として味わった。(そこまでしか書いていないものだった。)  当時は . . . 本文を読む