こんな本を読んでいる

日々出版される本の洪水。翻弄されながらも気ままに楽しむ。あんな本。こんな本。
新しい出会いをありがとう。

『天才の栄光と挫折』を読み終えた

2005年12月25日 | 読書ノート
天才の栄光と挫折―数学者列伝新潮社このアイテムの詳細を見る  blog Ranking へ  決闘で倒れたガロアは21歳。旅行先から帰国後急逝したソーニャ・コレフスカヤは41歳。インドの生んだ天才数学者ラマヌジャンは32歳。 いずれも,数学史上の偉大な発見に浴する栄光とは裏腹の天才にありがちな孤独をかかえ,ガロアは社会に,ソーニャは異性に,そしてラマヌジャンはバラモンの戒律と嫁 . . . 本文を読む

『信長の棺』を読み始めた。

2005年12月24日 | 読書ノート
信長の棺日本経済新聞社このアイテムの詳細を見る blog Ranking へ 加藤廣さんの『信長の棺』を読み始めた。『信長の棺』といえば,この本が出版されたころ小泉首相が愛読している,と言っていたので,あまのじゃくな性格から,読むことをやや敬遠していた本だったが,タイミングよく,あたかもクリスマスプレゼントのごとく届けられ手にとった。 著者の加藤廣さんは75歳。76歳になる私の父親 . . . 本文を読む

「論理」だけでは世界が破綻する

2005年12月23日 | Weblog
blog Ranking へ 『国家の品格』には,「論理」だけでは世界が破綻する,という章が第2章に当てられている。ここで示されているのは,”論理というものに内在される危うさ”である。 極端なことを言えば,「理屈がとおってさえいれば,前提条件がどうあろうと,その主義・主張・施策がとおってしまう(あるいは承認されてしまう)」,論理に必然的に内包される怪しさ・危うさにほかならず,論理の上に成り立つ西欧 . . . 本文を読む

『ビューティフル・マインド』を買った。

2005年12月22日 | 読書ノート
ビューティフル・マインドDHCこのアイテムの詳細を見る  blog Ranking へ  映画が気に入ったので,DHCからでている英語字幕シリーズの『ビューティフル・マインド』を買った。ラッセル・クロウも良かったが,幻覚にでてくる諜報機関のパートナー役のエド・ハリスもなかなかの名演だっだ。だが,彼らにも増して良かったと思ったのはナッシュ(ラッセル・クロウ)の奥さんアリ . . . 本文を読む

『ビューティフルマインド』を見た。

2005年12月21日 | Weblog
ビューティフル・マインドドリームワークスこのアイテムの詳細を見る  blog Ranking へ 中学時代からの友人と久しぶりに酒を酌み交わした。仕事のこと,子どものこととなど月並みな話に終始したが,やはり,気の置けない友人との語らいは楽しい。中学で数学を教える彼から,「校長へのエンパワーメントが最近の流れ。学校の実力も校長の力量に左右される。このため,ひとたび,ミスキャストがあ . . . 本文を読む