blog Ranking へ 昔の記事から,ダビンチの「岩窟の母」の部分を引用する。 この部分,SIMON COX の『CRACKING THE DA VINCI CODE』にも解説がある。引用はもう面倒なので,てきとーに要約させてもらうが,要は,両作品とも,聖母マリヤの両脇に幼子が二人いて,マリアからみて,左側の幼子の脇に,大天使ユリエルがいる。それで,一体,どっちがイエスかということになる。 . . . 本文を読む
いずれもボッティチェリの作品だが,当然のことながら,私は,今,フィレンツェにいるわけではない。 ウフィッチで実物を見たのは,もう,20年近く前の,相当,昔のことだ。 当時のイタリア旅行のことを思い出しながら,月日の経つことの速さと,時間に追われる今のことを想った。海外旅行が楽しめない現実がある。 . . . 本文を読む
受胎告知。数あれど・・・。お気に入りは,ボッティチェリ。何といっても,マリアが色っぽくて,やさしげである。深い安堵感が得れる。それにひきかえ,ダビンチの受胎告知の怖いこと怖いこと。お告げが脅しになっている。 ボッティチェリの次に好きなのは,ラファエロもの。ラファエロは,ボッティチェリの柔らかで優しい筆致を確実に継承している。癖のない伸びやかさが,見ているものに安心感を与え . . . 本文を読む