【 Target  】   戦略、あるいは目標の重要性

夢も希望もなくした日本。今が立ち上がる時。言論・思想・発想の自由・権利のあるうちに。目指すは自民党解体。

やれば出来るじゃないか!総務省!

2005-07-29 | Weblog
■下の記事をご覧下さい。財政投融資・国債改革が終了した記事です。
 国を挙げての民営化議論の大テーマがひとつ終わっちゃいました。
 いかに、国民をバカにした民営化なのかを証明しております。

リスク資産への投資拡大 郵政公社が国債依存脱却で(共同通信) - 7月28日19時19分更新

 日本郵政公社は、リスクのほとんどない国債などに限られている郵便貯金や簡易保険の資金運用について、国債依存からの脱却を目指し、より有利な運用を行うため、企業の資金調達に使われる資産担保証券への投資に乗り出す。
 これまでは資産担保証券に対する投資要件が厳しく、運用実績はゼロだったが、28日に総務省の郵政行政審議会が要件を緩和、本年度に初めて100億円規模を購入する方針。
 今回の要件緩和で、公社は資産担保証券について格付けや発行条件を基に投資を判断できることになった。従来は「15億円以上の純資産を持つ上場株式会社が債務弁済の担保措置を取っている」などと定めていた。


■国債と財投債しか運用できないなあんて、バカげた屁理屈を言ってましたが、要件緩和だけで資産担保証券への投資が出来ました。あ~あ~だから言ったじゃないの!公社法の条文あたりを一行直せばいいって!
 そういえば、年金は少し株運用しておりますがあ!なんで郵便資金は出来ないって言い張るんでしょうか?まったく理屈さえ通りませんなあ。

 特定郵便局の是正だって個人の土地建物を借りてるから、世襲制になっているんだから、借地料と家賃を下げて世襲制を廃止するだけで膨大な費用をかけずに済むんです。(8/21追加します。世襲制は郵便局の全体の3割との事です。無集配特定郵便局が、公社化改革時点で都心部で大幅に増えていますが、世襲制を維持しないため新規方式で大幅に雇われ局長へ移行しているとの事。この無集配郵便局は、普通局に比べ維持費が3倍かかるらしい。 著書:ジャパンポストから引用 )

■昨夜テレビに出て民営化しないとダメになる!と言っておられた方を2人紹介します。

 1. お一人目は、松原聡さん(東洋大学経済学部教授)

 『 民営化委員会の委員 』ですが、国債と財投の受け皿になっているから民営化しなければいけないと言い切られましたが、よおおく新聞記事を見ましょうね。

 2. お二人目は北城恪太郎さん(経済同友会代表幹事)

 ふう~ん民営化しないと駄目ですか、肩書きが『 日本IBM会長 』だったらテレビに出たら大変まずかったでしょうなあ。以前からシステム事業を引き受けておられますが、今度のシステム4分社化で大儲けですなあ。
 
 民営化前から受注して仕事にかかっておられますが、法案が通らなかったら大変でしょうなあ。

 そもそも、利害関係者のあなたには、メディアでの発言権はありません。
しかも競争入札が原則ですぞ!競争入札やりましたか?公的肩書きをお持ちですから、やってないでは済みませんなあ。

 会計検査で痛い腹を探られる前に、とっとと会社へ引っ込んで頂かないと法律違反ですぞお!

 情報システムだけで『 1520億円の受注 』ですから、笑いが止まりませんなあ。見積もりはあなたの会社から出ているんでしょう?国会答弁で話が出た、

 『 ソフトロス62億円 』っていうのは一体なんですか?
国民に説明して頂く義務がありますが、テレビでは民営化賛成しか言えませんか?


■ああ、そういえば 『 スリード社ゲート事件 』 は法律違反ですからきっちり処分して頂きましょうか?内閣府の責任者は細田官房長官ですから、国会で約束通りして頂かないと地方公共団体が一斉に法律違反をします。
 会計年度終了からもう5ヶ月です。

 徹底的に処分しないとそれこそ、内閣が罷免される大事件です。