慈恵医大柏病院の消化器外科
消化器内科、腫瘍内科、放射線部、内視鏡部および病理部と連携し、総合的診療体制で臨んでいます。
下部消化管悪性疾患だけでなく良性疾患に対しても日本内視鏡外科学会技術認定医による腹腔鏡下手術を積極的に行っております。進行癌に対しては、お腹に5ヵ所のポートを挿入して手術を行っていますが、良性疾患および早期癌に対しては使用するポートの数を減らしたreduced port surgeryを行っており、手術創が“へそ”のくぼみにかくれて全く目立たなくなるcosmetic surgery(美容的な外科)です。
単孔式手術例
通常の腹腔鏡下手術例
肺・肝などに転移を有する大腸癌症例に対しては、放射線化学療法を行い呼吸器外科および肝臓外科と連携して積極的に転移巣を切除しております。また再発症例に対しては外来化学療法室を利用した外来化学療法を行っております。血管新生阻害薬、分子標的薬などを用いた最新の化学療法を受けることができます。
炎症性腸疾患に関しては内科専門医と連携して手術のタイミング、術後外来フォロー法を検討し“消化器病センター的な治療”を行っております。
下部消化管 診療実績
2001年から2010年の10年間に大腸癌302例(結腸癌199例、直腸癌103例)に腹腔鏡下手術が行われました。stage 0 orⅠが166 例(55%), stage Ⅱが84例 (28%), stage Ⅲaが33例 (11%), stage Ⅲbが8例 (2%), stage Ⅳが11例 (4%)で、その5年生存率はstage 0 orⅠが100%, stage Ⅱが93.4%, stageⅢaが91.0%, stage Ⅲbが85.7%, stage Ⅳが27.2%で開腹手術の成績と差がありません。
疾患解説
大腸癌 潰瘍性大腸炎 クローン病
下部消化管 診療実績
2001年から2010年の10年間に大腸癌302例(結腸癌199例、直腸癌103例)に腹腔鏡下手術が行われました。stage 0 orⅠが166 例(55%), stage Ⅱが84例 (28%), stage Ⅲaが33例 (11%), stage Ⅲbが8例 (2%), stage Ⅳが11例 (4%)で、その5年生存率はstage 0 orⅠが100%, stage Ⅱが93.4%, stageⅢaが91.0%, stage Ⅲbが85.7%, stage Ⅳが27.2%で開腹手術の成績と差がありません。
消化器内科、腫瘍内科、放射線部、内視鏡部および病理部と連携し、総合的診療体制で臨んでいます。
下部消化管悪性疾患だけでなく良性疾患に対しても日本内視鏡外科学会技術認定医による腹腔鏡下手術を積極的に行っております。進行癌に対しては、お腹に5ヵ所のポートを挿入して手術を行っていますが、良性疾患および早期癌に対しては使用するポートの数を減らしたreduced port surgeryを行っており、手術創が“へそ”のくぼみにかくれて全く目立たなくなるcosmetic surgery(美容的な外科)です。
単孔式手術例
通常の腹腔鏡下手術例
肺・肝などに転移を有する大腸癌症例に対しては、放射線化学療法を行い呼吸器外科および肝臓外科と連携して積極的に転移巣を切除しております。また再発症例に対しては外来化学療法室を利用した外来化学療法を行っております。血管新生阻害薬、分子標的薬などを用いた最新の化学療法を受けることができます。
炎症性腸疾患に関しては内科専門医と連携して手術のタイミング、術後外来フォロー法を検討し“消化器病センター的な治療”を行っております。
下部消化管 診療実績
2001年から2010年の10年間に大腸癌302例(結腸癌199例、直腸癌103例)に腹腔鏡下手術が行われました。stage 0 orⅠが166 例(55%), stage Ⅱが84例 (28%), stage Ⅲaが33例 (11%), stage Ⅲbが8例 (2%), stage Ⅳが11例 (4%)で、その5年生存率はstage 0 orⅠが100%, stage Ⅱが93.4%, stageⅢaが91.0%, stage Ⅲbが85.7%, stage Ⅳが27.2%で開腹手術の成績と差がありません。
疾患解説
大腸癌 潰瘍性大腸炎 クローン病
下部消化管 診療実績
2001年から2010年の10年間に大腸癌302例(結腸癌199例、直腸癌103例)に腹腔鏡下手術が行われました。stage 0 orⅠが166 例(55%), stage Ⅱが84例 (28%), stage Ⅲaが33例 (11%), stage Ⅲbが8例 (2%), stage Ⅳが11例 (4%)で、その5年生存率はstage 0 orⅠが100%, stage Ⅱが93.4%, stageⅢaが91.0%, stage Ⅲbが85.7%, stage Ⅳが27.2%で開腹手術の成績と差がありません。