友人から元歯科商社バースの前田バース社長の前田哲世さんが亡くなったことを聞く。
私の歯科人生・新生編(20) [2009年08月12日] に登場する前田さんである。
日本歯科新聞社をリストラされた時、「もう、限界だと言われたの?これからだよね。二人で新しい会社を創ろうよ。社名はハッピー社がいいな」と慰めてくれた。
歯科業界人のなかに、「友情」を感じさせる人物が居たことに改めて深く感激した。
リストラの理由は、「もう限界?!」。
理解に苦しむが、「雇用する気持ちの限界」と解釈した。
経営者は、「あいつを、飼い殺しにしてやる」と部下の前で宣言した傲慢な人間である。
当方の立場は、いつ解雇されても仕方ない立場であった。
当時の日本歯科新聞社株主の一人であった吉田初太郎さんが<次期社長>に当方を指名したことで、不本意ながらいじめのターゲットにされてしまった。
経緯を知っていた前田さんは、「過去は過去、前向きになって、新しい事業を一緒にやろうよ」と背中を押してくれた。
あれから20年だが、皮肉なもので10日後に脳梗塞で倒れたのである。
当方のことも全く識別できなくなっていた。
介護するご夫人の車椅子で東京デンタルショーに姿を見せた前田さんは言葉も発することができず、うつろな目をしていた。
千葉大学出身で、教養豊かで広い見識をもっていた前田さんから多くことを学んだ。
ご冥福をお祈りする。
私の歯科人生・新生編(20) [2009年08月12日] に登場する前田さんである。
日本歯科新聞社をリストラされた時、「もう、限界だと言われたの?これからだよね。二人で新しい会社を創ろうよ。社名はハッピー社がいいな」と慰めてくれた。
歯科業界人のなかに、「友情」を感じさせる人物が居たことに改めて深く感激した。
リストラの理由は、「もう限界?!」。
理解に苦しむが、「雇用する気持ちの限界」と解釈した。
経営者は、「あいつを、飼い殺しにしてやる」と部下の前で宣言した傲慢な人間である。
当方の立場は、いつ解雇されても仕方ない立場であった。
当時の日本歯科新聞社株主の一人であった吉田初太郎さんが<次期社長>に当方を指名したことで、不本意ながらいじめのターゲットにされてしまった。
経緯を知っていた前田さんは、「過去は過去、前向きになって、新しい事業を一緒にやろうよ」と背中を押してくれた。
あれから20年だが、皮肉なもので10日後に脳梗塞で倒れたのである。
当方のことも全く識別できなくなっていた。
介護するご夫人の車椅子で東京デンタルショーに姿を見せた前田さんは言葉も発することができず、うつろな目をしていた。
千葉大学出身で、教養豊かで広い見識をもっていた前田さんから多くことを学んだ。
ご冥福をお祈りする。
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