仏法では、人間の生命を「宝塔」と見る。
一個の人間がどれほど尊い存在か、生命がどれほど偉大な力をもっているか―人間革命とは、この人間の「無限の可能性」の開花の異名といってよい。
「仏法というのは、最高の道理なんです。ゆえに、信心の強盛さは、人一倍、研究し、工夫し、努力する姿となって表れなければなりません。そして、その挑戦のエネルギーを沸き出させる源泉が真剣な唱題です。それも〝誓願〟の唱題でなければならない」
「〝誓願〟というのは、自ら誓いを立てて、願っていくことです。祈りといっても、自らの努力を怠り、ただ、棚からボタモチが落ちてくることを願うような祈りもあります。それで良しとする宗教なら、人間をだめにしてしまう宗教です。日蓮仏法の祈りは、本来、〝誓願〟の唱題なんです。その〝誓願〟の根本は広宣流布です。
広宣流布(こうせんるふ)は、法華経の教えを広く宣(の)べて流布すること。
略して広布(こうふ)ともいう。日蓮系各派では、この語を「日蓮(自派)の教えを広める」という意味で用いている。
宗教が平和構築に果たす役割。
平和への一歩は「自己変革」にある。
人間には他者の苦しみに思いをはせることができる「内省」という心の音叉があり、たの人々と心を結ぶ「対話」という橋がある。
<排他的で暴力を許さない市民の連帯>を堅固にする努力を、あらゆる差異を超えて社会全体で押し上げるていくことが重要である。
仏法では声が「仏の仕事」をすると説いている。
私たちの声が人の心を動かし、社会や世界を変え輝く未来をつくっていく。
声を上げることから新しい歴史が始まる。
宗教には、恐れに支配された<小我>を超えて、慈悲や共感に根差した<大我>への成長を後押しする力がある。
ラマ·ドゥンドゥラップ·ドルジェ師 は 仏法の真髄とは何か’ の中で、仏法は私たちにためにならない行いを断念させ、完璧な功徳を生みだし、私たち自身の心を制する必要があることを教えてくれると説明します。
彼は更に、その 仏道の三つの基本原則 である、一切衆生の徳のために、苦から自由のなる決意と、利他的意志の行為、そして存在の真実のすがたを理解することで、智慧を発育させることを説明します。
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