利根輪太郎の競輪人間学 全盲の競輪ファン

2024年03月13日 14時12分02秒 | 社会・文化・政治・経済

その人の姿を競輪場で初めて見たのは何年前であっただろうか?

強きの性格で、周りの競輪ファンたちに、持論を述べていた。

言葉を一度も交わしたことはないが、競輪に対して一家言の持ち主であった。

だが、その人はその後、糖尿病であろうか全盲となり、奥さんと思われる女性の肩に手を乗せて歩いて競輪場に姿を見せるようになる。

「お聞きしたいのですが、ご主人は目が見えずに、どのように予想しているのですか?」利根輪太郎は、ご夫人に聞いてみた。

「全部、頭に入っているようですよ」とご夫人は言うのだ。

過去の記憶をベース予想をしていても、新人が増えていく競輪界である。

車券が的中し、ご夫人が度々、払い戻しをしていたので、全盲の競輪ファンの姿に対して、これまでになく余計に関心を寄せるようになったのだ。

 

 

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座談会

2024年03月13日 12時56分31秒 | その気になる言葉

▼鍵になるのは、大きな会合ではない。

座談会である。小さい集いである。

お互いの顔が見える、心通う語らいである。

▼開かれた対話による平和構築が重要である。

▼言葉は我々の心の代弁者—モンテーニュ

友を思う気持ちを声に乗せる。

絆を結ぶ対話を。

▼一番の敵は、自分の心。

恐怖や不安に負けそうになる。

闘うと決めると力が湧き、道も開かれる。

▼どうせ死ぬなら立派に死ぬことだ。でも、それは立派に生き抜くことであり、諦めとか、投げやりではなく、最後までの挑戦なのだーと、がん闘病の友人は前を向く。

▼教育こそ、世界を変革してゆく、最も強力な武器である―ネルソン・マンデラ

▼花の成長は水の量に左右されるように、人間の成長は、その思考の量に左右される。

▼夢は人生の指針、エネルギーの源になる。

 

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映画 ラヴィ・ド・ポーエム

2024年03月13日 12時24分30秒 | 社会・文化・政治・経済

3月13日午後4時からCSテレビのザ・シネマで観た。

 

ラヴィ・ド・ボエーム』(フランス語La Vie de bohèmeフィンランド語Boheemielämää)は、アンリ・ミュルジェールの古典文学『ボエーム』を原作とする、パリを舞台にモノクロ撮影されたアキ・カウリスマキ監督の恋愛コメディ映画

1992年に公開され、同年のベルリン映画祭において国際批評家賞を受賞した。

「ラヴィ・ド・ボエーム」カウリスマキ版ボヘミアン生活の情景 - 午前3時の太陽

ヤフオク! - p7695『近代映画 臨時増刊 S49 no.396 ポエム&イ...

ラヴィ・ド・ボエーム 柏(千葉県)の上映映画館・上映スケジュール | MOVIE WALKER PRESS 映画
 
ラヴィ・ド・ボエーム - 解説・レビュー・評価 | 映画ポップコーン
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あらすじ

家賃が払えずパリのアパートから追い出された作家のマルセル(アンドレ・ウィルム)は、レストランでアルバニア人の画家志望ロドルフォ(マッティ・ペロンパー)と出会う。

意気投合した二人はマルセルのアパートに向かうが、そこにはすでに売れない作曲家のショナール(カリ・ヴァーナネン)が入居しており、貧しい彼らは共同生活を始める。

助け合って暮らしながら、友情を深める三人。

ロドルフォにはやがてミミ(イヴリヌ・ディディ)という恋人ができる。しかしロドルフォは、不法入国が発覚して国外退去を命じられてしまう。半年後に戻ってくると、ミミは他の男と付き合っていた。

結局元の鞘に収まり、つましく暮らすロドルフォとミミ。だが、ミミの体は病魔に冒されていた。

キャスト

その他

  • エンディングに流れるのは日本語の歌『雪の降るまちを』(歌:トシタケ・シノハラ)。
  • 2011年の映画『ル・アーヴルの靴みがき』には、元作家と思しき主人公マルセルをアンドレ・ウィルムが演じているほか、『ラヴィ・ド・ボエーム』の出演俳優が多数再出演する。
  • ただし、役名や設定が必ずしも本作と一致するわけではない。

ルイ・マルの認識は無いながらサミュエル・フラーの異質な存在感が逸品で前作『コントラクト・キラー』からジャン=ピエール・レオを引き続き、アキ・カウリスマキの常連マッティ・ペロンパーが脇での好演かと思いきや主演としてラストは悲しくも意表を突いた日本の歌が流れて『過去のない男』でのクレイジーケンバンドの前から日本贔屓なアキ、タランティーノが『キル・ビル』で梶芽衣子の「怨み節」をエンディングに起用して驚いたがそんなのはアキの方が早かった。

作家、画家、音楽家と困窮しながらも日々を奔走するアキ作品では珍しい?男たちの行動が積極的で振り回される女たち、でも悪気は無い男たち三人の憎めないキャラクターに仄々しながらもヒヤヒヤしたり切なかったり笑えたり、でも悲観的には描かない物語が心地良くも胸に響く感動が、あったり、なかったり。。。

 

芸術家の町、パリ。作家のマルセル(アンドレ・ヴィルムス)は家賃不払いのためアパルトマンを追い出され、途方に暮れて入ったレストランでロドルフォ(マッティ・ペロンパー)というアルバニアからやって来た画家に出会い、意気投合する。芸術談議に花が咲いた2人はそのままマルセルのアパルトマンへ戻るが、そこには既に次の住人、音楽家のショナール(カリ・ヴァーナネン)が。かくして3人のボヘミアンな生活が始まった。やがてマルセルは新聞王ガソット(サミュエル・フラー)をだまして雑誌編集の仕事を手に入れ、ロドルフォにも肖像画を依頼してきた資産家のブランシュロン(ジャン・ピエール・レオー)というパトロンが見つかった。さらにロドルフォは隣室の友人を訪ねてきた女性ミミ(イヴリヌ・ディディ)と知り合い、2人の間に恋が芽生える。

一時は不法在留がばれ、ロドルフォはアルバニアに強制送還され、その間ミミは別の金持ちの男とつきあっていたが、ロドルフォがパリに戻ってくると2人のよりもまた戻る。

こうしてロドルフォ、ミミ、マルセル、その恋人ミュゼット(クリスティーヌ・ムリーニョ)、ショナール、そしてロドルフォの愛犬ボードレールたちの、束の間だが幸福な生活が続いた。だが雑誌の赤字が続きマルセルはガソットに見捨てられてしまい、貧乏な生活に愛想がついたミュゼットは故郷の地主に嫁ぐことを決め、ミミも前の恋人のところに戻ってしまう。

再び3人に戻った男たちは、味気ない日々を送ることとなった。時が流れ、ミミが再び彼らのもとに姿を現わした。

彼女は不治の病に冒されていた。

男たちは全てを投げ売って手術費用を稼ぎ、ミミを入院させるが、花が咲く美しい季節の訪れとともに遂にミミは帰らぬ人となる。「ひとりにしてくれ」と呟くロドルフォ。

静かに病院をあとにする男たちの後ろ姿に、「雪の降る町を」の歌がかぶさっていく…。

 

「ラヴィ・ド・ボエーム」の解説

パリを舞台に、3人の芸術家のボヘミアン生活を描く。監督・製作・脚本は「コントラクト・キラー」のアキ・カウリスマキ、原作はアンリ・ミュルジェールの小説『ボヘミアン生活の情景』(Scenes de la vie de boheme)、撮影はティモ・サルミネンが担当、音楽はセルジュ・レジアニが歌う「僕は飲む」、しのはらとしたけが歌う「雪の降る町を」などの既成曲を使用している。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1992年7月18日
キャスト 監督アキ・カウリスマキ
原作アンリ・ミュルジェール
出演マッティ・ペロンパー イヴリヌ・ディディ アンドレ・ヴィルムス カリ・ヴァーナネン クリスティーヌ・ムリーニョ ジャン・ピエール・レオ サミュエル・フラー ルイ・マル
配給 シネセゾン
制作国 フィンランド(1992)
上映時間 103分
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