利根輪太郎の競輪人間学 非凡に発想し実践へ

2023年07月07日 22時12分14秒 | 未来予測研究会の掲示板

利根輪太郎は、希望の星を目指した時期がある。

過去を語るのは、実は後ろめたいのだが・・・

当時、同棲していた19歳の典子は歌手を目指していた。

音大生といえども、みんながプロの歌手になるわけではない。

それは、文学部の学生がみんな作家になれるわけがないのと同じこと。

輪太郎は、典子のために、日々作詞をしていた。

居酒屋でたまたま出会った人が作曲であったのだ。

「君に良い作詞ができたら、曲を付けれやろう」思いもかけないことであり、輪太郎は小躍りした気持ちとなる。

相手は競輪好きでもあり、酒を飲み交わす度に競輪談義ともなる。

そして、意気投合する男同志の邂逅に酒の酔いが心地よくなる。

「非凡に発想し実践へ」輪太郎はアパートに帰り、典子のデビュー曲のための作詞に取り掛かるのだ。

だが、思わぬ些細なことで、その作曲とは喧嘩別れとなる。

「話にならん!君とな2度と会わない、絶交だ!」相手の怒りが爆発し、輪太郎は「取り返しがつかない」事態に自分を失う。

そして、作詞からも離れて、競輪一筋となる。

典子は新たな恋愛で、アパートから姿を消した。

典子が好きな緑の服が部屋に残されていた。

利根輪太郎は6番選手に拘り、車券を買い続けた。

去った19歳の典子、特に1-6-9のボックス車券を買い続けたのだ。

 

 

 

 

 


赤べこ「七夕コンサート」取手・井野公民館2023年7月7日

2023年07月07日 19時08分31秒 | 日記・断片
家人が歌と言うので、午後3時に取手・井野公民館で開催の赤べこ主催の「七夕コンサート」へ行く。
昼の部は歌う人が少なく、多くの人たちは、夜の部で出るそうだ。
開催の初めは、皆で歌うコーナーだった。
「真っ赤な太陽」「見上げてごらん夜の星を」「明日があるさ」「上を向いて歩こう」を参加の皆さんが合唱した。
 
ついで、主催者の鈴木ミチさんと加藤大知さんが歌った。
 
赤べこ「七夕コンサート」取手・井野公民館2023年7月7日
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赤べこ「七夕コンサート」取手・井野公民館2023年7月7日
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赤べこ「七夕コンサート」取手・井野公民館2023年7月7日
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赤べこ「七夕コンサート」取手・井野公民館2023年7月7日
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生き物が老いるということー死と長寿の進化論

2023年07月07日 11時10分30秒 | 社会・文化・政治・経済
 
 
どうして人間以外の生き物は若返ろうとしないのだろう?
イネにとって老いはまさに米を実らせる、もっとも輝きを持つステージである。
人間はどうして実りに目をむけず、いつまでも青々としていようとするのか。
実は老いは生物が進化の歴史の中で磨いてきた戦略なのだ。
次世代へと命をつなぎながら、私たちの体は老いていくのである。
人類はけっして強い生物ではないが、助け合い、そして年寄りの知恵を活かすことによって「長生き」を手に入れたのだ。
老化という最強戦略の秘密に迫る。
「国私立中学入試・国語 最頻出作者」3年連続1位(日能研調べ)
 

著者について

稲垣栄洋
静岡大学大学院農学研究科教授。静岡県出身。岡山大学大学院農学研究科修了。
博士(農学)。農林水産省、静岡県農林技術研究所等での勤務を経て現職。『弱者の戦略』(新潮選書)、『生き物の死にざま』(草思社)、『はずれ者が進化をつくる』(ちくまプリマー新書)、『大事なことは植物が教えてくれる』(マガジンハウス)、『手を眺めると、生命の不思議が見えてくる』(家の光協会)、『命とこの世の倫理 「般若心経」を解く』(コスミック出版)ほか著書は150冊以上。
 
弱い生き物の人類が厳しい自然界で生き残るためには、年配者の経験と知恵を必要とした。
年配者を大切に守る集団は力を付け、発展を遂げた。
年を取って長生きすることは人類にとって進化の帰結である。
いわば、老いこそが<最強の生存戦略>だった。
私たちの祖先は、老いることを自ら勝ち取った。
それは、決して過去に生きるためではない。
「次の世代」である子どもたちや若者たちのために生きる「次の時代」という未来のために生きる。
それが「老人」の生き方である。
 
 
 
202ページ 若返りなどしている暇はないのだ。
何度読み返しても笑いころげてしまいます。それほど笑ってしまう私が変なのでしょうか。80歳、立派な老人になるよう励みます。
 
 
 
私は自宅に届いた本書を初めてみたとき、随分と薄い本だなと思った。
実際に本書を読み始めてみると、薄いうえに1ページ当たりの字数も非常に少なかったので短時間で読み終えてしまったのだが、中身的には筆者の前新書『はずれ者が進化をつくる』(ちくまプリマー新書)同様、生物学の本の範疇を超えた良書だった。 

筆者は『はずれ者が進化をつくる』では、生物学の知見を引用しながら悩んでいる若者に向けて、「あなたたちは、一人残らず、かけがえのない存在なのです」
「あなたは生まれながらにして、唯一無二の存在です」などとエールを送っていた。
本書では「老いるのはイヤだと、誰もが思う。老いることに抗ってみたりもする。それでも、誰もが老いる。今日より明日、明日より明後日、私たちは一日一日老いていく」
「老いとは美しく、そして尊ぶべきステージだと思う」
(以上、『はじめに』)などと、生物学の知見を引用しながら老いた人や老いをおそれる人に向けてエールを送っている。 

筆者はまず第一章で、イネの老いのステージが米という実りをもたらす最も重要なステージであり、イネはその命が尽きる最後の瞬間まで米を実らせ続けることを示したうえで、人間にとって老いのステージでもたらされる「実り」とは何なのだろうかと問いかけている。 

『はじめに』で筆者も言っているように、誰もが老いることをおそれ、少しでも若くいたいと思うものだ。
第二章で筆者は、あろうことか、人間は「老い」を獲得したとまで老いることを前向きに捉えており、人間を人間として発達させたものは、老いることができた(老いるまで生きることができた)からだとし、年寄りは、けっして過去に生きているわけではなく、未来を作る者こそが年寄りなのだとしている。 

筆者は、第七章では寿命があるのは仕方がないとしても、どうして私たちはセミのように若々しい姿のままで死ぬのではなく、老いて死ななければならないのかその理由は明らかではないことを。
第八章では豊富なアンチエイジング物質を持った植物も老化するのと同様、アンチエイジング物質をどんなに摂取しても体の老化を止めることはできないことをそれぞれ示した。
最終第九章で、私たちが獲得した「老後の時代」は、生物学の常識からも、遺伝子の支配からも、生物の戦略からも完全に解放された、何のしがらみも呪縛もない時間であるとともに、もっとも重要な実りのステージであるとし、そんな老後の時代の生き方や、第一章で問いかけていた老いのステージで実らせるべき「米」とは何なのかについて、筆者の考えを提示している。
 
 

これまで老いることは悪いことだと思っていて、アンチエイジングのため運動したりサプリメントを飲んだり、それでも老いていく自分が許せませんでした。
しかしこの本を読んで老いを素直に受け入れることができるようになりました。
特に「私たちは、立派な老人にならなければならない。そう思えば、私たちには時間がない。 若返りなどしている暇はないのだ。」という文章が印象に残りました。
 
 
 

稲垣さんの別書「植物たちのフシギすぎる進化」は生き物について興味深い生態だけでなく、その本質について読者に語りかけるように分かりやすく説明してくれた大変素晴らしい本でしたが、本書は生命の本質に重きを置いてやや哲学的な部分にまで踏み込んでいます。

シンクレア教授の「LIFESPAN」を読むと老化というのは体細胞の増殖時にエラーであり病気と等しいと言っておられますが、稲垣さんは老化とは人類を始め多くの生物が進化の過程で選択した結果であると言われています。
そもそもオスとメスに分かれたというのも効率の良い遺伝子交換を追求した試行錯誤の結果だというのも興味深いです。
オスもメスも両方出産した方が子孫はたくさん残せるのに?という疑問は今まで考えたことがなくて面白いです。

生物が老化することを選択した理由ですが、老化することで生殖活動を若い個体に任せ、若い個体が遺伝子交換で多くの子供を残すことで変化する環境により適応できる個体を残す可能性が高まるからという説明ですが、大変納得できます。

本書はまた老人を励ますような文調が多くてあたかも老人を読者層にしているかのようですが、「おばあちゃん仮説」と言われる、おばあちゃんの存在意義は大変面白かったです。
特にシャチはおばあちゃんがメスの群れを率いると子供たちの生存確率が高まるといった話は、より経験豊富なおばあちゃんシャチが群れを助けている意味があり人間にも通じるものがあります。
ただ、現代の「じいじとばあば」はテレビ世代の人たちが多いのでお小遣いをあげる以外にどれだけ孫たちの役に立っているかは疑問が残るところですが。

今後、人類の暴走のせいで地球環境がどう変わっていくのか想像するのが恐ろしいですが、進化の大先輩である昆虫やクモなどは氷河期や隕石衝突なども生き抜いてきたのでなんとかやっていくのでしょう。
ただ、暴走している人類はどうなのでしょう。
高齢化と少子化が進み、遂にはシンクレア教授のような人が不老不死の「治療法」を見つけてしまいそうです。
そうなったら子供を作ろうとするのか?
恐ろしい世界ですが、もはや人類は20〜30年単位で遺伝子交換をして環境適応することを自らやめてしまうわけで、今後人類のせいで激変する環境変化に耐えられず、結局は滅亡してしまうのでしょう。

まあ、あまり恐ろしいことは考えずに老後を楽しむようにしていきたいものです。
 
 
『生き物が老いるということ――死と長寿の進化論』(稲垣栄洋著、中公新書ラクレ)で興味深いのは、「『老い』が人類を発展させた」の章です。

「私たちは『老いて死ぬ』ことは当たり前だと思っているが、じつは、老いることのできる生物は少ない。・・・私たち人間は老いる。老いて死ぬことは、特別なことなのだ。・・・火を手に入れ、道具を扱うように、人間は『老いる』ことを獲得したのだ。・・・じつは、『老いる』ということには、生物の進化が関係している」。

「知能を正しく使うには、知識と経験が必要である。そして、その知識と経験を誰よりも持っているのが、私たち哺乳類の年長者なのである。・・・経験とは『成功』と『失敗』を繰り返すことである。・・・子どもを保護しながら、子どもにたくさんの経験と知識を与えなければならないのだ。それが『知能』を選択した哺乳類の戦略である。こうして、哺乳類は、『子育て』という、少しだけ長い寿命を手に入れたのである。・・・人類は群れを作り、厳しい自然の中で生き残ってきた。
そして、そこには、年寄りの『経験と知恵』が重要だったのである。
おそらく、おじいちゃんやおばあちゃんを大切にする集団は生き残り、おじいちゃんやおばあちゃんを活用しない集団は滅んでいった。
しかし、体力的に劣るおじいちゃんやおばあちゃんを集団の中に置いておくためには、その集団におじいちゃんやおばあちゃんを保護できるだけの力がなければならない。
おじいちゃんやおばあちゃんを大切にする集団は、経験や知恵で集団を発展させ、力をつけた。
そして、その力で年寄りを保護したのである。こうして、年寄りを活用する集団は、ますます力をつけていったことだろう」。

「そして人類の集団にとって、年を取っておじいちゃんやおばあちゃんになるということは、とても価値のあることとなった。その結果、人類は他の生物と比較して、とても長生きになったのだ。
生物は、生存に適した特徴が発達する。年を取って長生きをするということは、人類にとって重要な進化だったのである」。

「人間は、長生きに進化した生き物なのだ」という著者の主張に励まされ、105歳目指して、前向きに生きていこうと思いました(笑)。
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 

日本人の預貯金は(韓国の)皆さんのものだ

2023年07月07日 10時27分29秒 | 沼田利根の言いたい放題

旧統一協会の文鮮明教祖・文鮮明発言録

発言録は全615巻計約20万ページ。

教団創設2年後の1956年から2009年までの約53年間に、文教祖が信者らを前にした韓国での説教などで語った言葉が韓国語で記され、文氏が死去した12年まで計615巻が発行された。

教団の日本に対する政界工作などの実態を裏付ける貴重な資料。

自民党の岸信介元首相、安倍晋太郎元外相、安倍晋三元首相の3代の政治家を特に重視していた姿が浮かび上がる。

日本人の預貯金は(韓国の)皆さんのものだ」と発言し、日本を教団の資金源とした。

「全世界の文明は韓国を中心に吸収融合されなければならない」つまり、「世界統一」の教義である。

霊感商法とともに、教義そのものに大きな問題があるのに、自民党の保守派の議員たちの多くが、統一協会に取り込まれていったのである。

全国霊感商法対策弁護士連絡会の山口広弁護士は「信者にとって、メシア(救世主)である文教祖の発言は神の言葉に等しい重要な意味がある。文氏の発言に従って信者が考え、行動するのは当然だ」と指摘している。

高額献金により家庭が崩壊!

韓鶴子総裁:「今の日本の政治家たちは統一教会に対して何たる仕打ちなの。家庭連合を追い詰めているじゃない。政治家たち、岸田を、ここに呼びつけて、教育を受けさせなさい。分かってるわね」