今年は春の訪れがいくぶん早い。
ただその分、冬が短かったかというと、そうでもない。
12月は例年以上に寒く、雪も多かった。
それでも、屋根が新しくなったので「雨でも雪でも風でもどーんと来い!」の心境。
ワーイ1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/1b/eb536ea9576cdb3b0bceade113358a91.jpg)
だが、年末年始の大雪で土間のストーブの煙突が折れた(これは雪が溶けた後の3月の写真)。
ガッカリ1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/ba/bb22b08605a9e91a561f1601c8469782.jpg)
内側から見たところ。針金で吊った煙突はひとたまりもなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e4/9e119ce2a2467abc334f379cda71bbf9.jpg)
煙突だけでなく、雨樋も落ちた(同)。「どーんと来た」雪の力、恐ろしい。
ガッカリ2
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/c1/b9e2c5278473a2bb0d4982211760c563.jpg)
写真はないが、天井裏にはびっしりと結露。屋根の下地作りの時、「寒さ対策に」と換気口を全部ふさいでしまったためか…。素人大工のミスだ。ほかにもいろんなミスをしたので、屋根完成後も気分が晴々としない。
ガッカリ3
煙突も壊れたが、ストーブも寿命が尽きた。
ガッカリ4
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/70/20c3711dbf05d9959f057d09a6fcf530.jpg)
このルンペンストーブ。ホームセンターで3780円だったと思う。
12年の長きにわたって働いてくれた。
薪に火がつくとカーッと熱くなり、燃え尽きるとサーッと冷たくなった。
ストーブどうしよう…、思案していると、舎長の友人の友人から、ノルウェー製の薪ストーブの話が舞い込んできた。近く引っ越すので安く譲りたいというのだ。
その名は「ヨツール」。ノルウェーでは首相の名は知らなくてもヨツールの名を知らない者はいないのだそうだ。ネットで調べてみると、新品で40万円ほどする。
それを、ン万円で譲ってもらった。
ワーイ2
少々錆びているが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/43/bd593e081f25d8389ad2d8581226a2b0.jpg)
金属ブラシで錆を落とし、耐火塗料で塗装すると…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/7a/b6b1debef889f8147776774499cf8d22.jpg)
ストーブの横面には、トナカイ、馬、キツネ、もみの木?、木こり、丸太小屋などなど、ノルウェーの風物、民俗が描かれている。
正面、空気取り入れ口は回転式。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/75/f00776bc4a723b61870130b9e1f9598b.jpg)
なんぞ書いてある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/6a/10e19b292e6618f39b3401943fcb68be.jpg)
ヨツールの日本輸入代理店のホームページを見ると、
「一日が終わり、夜遅く種火に灰をかぶせる。神よ、私の火が決して消えることのないように」
と書いてあるのだそうだ。
屋根屋さんに煙突をつけてもらった。
垂木の間に鉄製のアングルを渡し煙突を固定。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/09/0981e04ccbd781a035906b33428f546e.jpg)
煙突の上側の斜面には雪止めもしてもらった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/57/6bd9a7d01ff46c5feb0473428b0aecb2.jpg)
さあ、点火だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/6b/45b1243e3826e22c9916b9bf837fca40.jpg)
重量感のある柔らかな暖かさが広がる。
ワーイ3
ところが翌日。
煙突の継ぎ目からタールが漏れてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/6d/1dcadd6bd270476cfa4ee271970dcaa6.jpg)
安物の煙突をつけたからだろうか。薪ストーブに詳しくない屋根屋(板金屋)に頼んだのが間違いだったのだろうか…。
葺き替えたばかりの屋根にもタールが垂れている。
原因がはっきりするまでしばらくストーブはお預けか。
来シーズンまでにちゃんとした煙突にしなければならないが…。
ガッカリ5。
ここまでのところ、ワーイ対ガッカリ、3対5。
屋根も新しくなったのに、ヨツールも来たのに…、なんかすっきりしない。
舎長は「せっかくの新しい屋根やヨツールがかわいそうだ」と言い、「あー、まともな煙突をつけてあげたい」「貧乏はやだなあ」と、30分ほどぼやいてから寝た。
屋根にしてもヨツールにしても舎長は心を躍らせ待ち焦がれていたのだ。
言葉がない…。
後日、出てこなかった言葉を歌(言葉)にしてみた。
これしきを貧しと泣くな汝が横で貧乏神が笑っているぞ
黒金のストーブ燃えよ来冬は清しき土間に種火絶やさず
やがて来る花の下にて酌み交わさん福の神と頬を染めつつ
ただその分、冬が短かったかというと、そうでもない。
12月は例年以上に寒く、雪も多かった。
それでも、屋根が新しくなったので「雨でも雪でも風でもどーんと来い!」の心境。
ワーイ1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/1b/eb536ea9576cdb3b0bceade113358a91.jpg)
だが、年末年始の大雪で土間のストーブの煙突が折れた(これは雪が溶けた後の3月の写真)。
ガッカリ1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/ba/bb22b08605a9e91a561f1601c8469782.jpg)
内側から見たところ。針金で吊った煙突はひとたまりもなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e4/9e119ce2a2467abc334f379cda71bbf9.jpg)
煙突だけでなく、雨樋も落ちた(同)。「どーんと来た」雪の力、恐ろしい。
ガッカリ2
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/c1/b9e2c5278473a2bb0d4982211760c563.jpg)
写真はないが、天井裏にはびっしりと結露。屋根の下地作りの時、「寒さ対策に」と換気口を全部ふさいでしまったためか…。素人大工のミスだ。ほかにもいろんなミスをしたので、屋根完成後も気分が晴々としない。
ガッカリ3
煙突も壊れたが、ストーブも寿命が尽きた。
ガッカリ4
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/70/20c3711dbf05d9959f057d09a6fcf530.jpg)
このルンペンストーブ。ホームセンターで3780円だったと思う。
12年の長きにわたって働いてくれた。
薪に火がつくとカーッと熱くなり、燃え尽きるとサーッと冷たくなった。
ストーブどうしよう…、思案していると、舎長の友人の友人から、ノルウェー製の薪ストーブの話が舞い込んできた。近く引っ越すので安く譲りたいというのだ。
その名は「ヨツール」。ノルウェーでは首相の名は知らなくてもヨツールの名を知らない者はいないのだそうだ。ネットで調べてみると、新品で40万円ほどする。
それを、ン万円で譲ってもらった。
ワーイ2
少々錆びているが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/43/bd593e081f25d8389ad2d8581226a2b0.jpg)
金属ブラシで錆を落とし、耐火塗料で塗装すると…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/7a/b6b1debef889f8147776774499cf8d22.jpg)
ストーブの横面には、トナカイ、馬、キツネ、もみの木?、木こり、丸太小屋などなど、ノルウェーの風物、民俗が描かれている。
正面、空気取り入れ口は回転式。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/75/f00776bc4a723b61870130b9e1f9598b.jpg)
なんぞ書いてある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/6a/10e19b292e6618f39b3401943fcb68be.jpg)
ヨツールの日本輸入代理店のホームページを見ると、
「一日が終わり、夜遅く種火に灰をかぶせる。神よ、私の火が決して消えることのないように」
と書いてあるのだそうだ。
屋根屋さんに煙突をつけてもらった。
垂木の間に鉄製のアングルを渡し煙突を固定。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/09/0981e04ccbd781a035906b33428f546e.jpg)
煙突の上側の斜面には雪止めもしてもらった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/57/6bd9a7d01ff46c5feb0473428b0aecb2.jpg)
さあ、点火だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/6b/45b1243e3826e22c9916b9bf837fca40.jpg)
重量感のある柔らかな暖かさが広がる。
ワーイ3
ところが翌日。
煙突の継ぎ目からタールが漏れてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/6d/1dcadd6bd270476cfa4ee271970dcaa6.jpg)
安物の煙突をつけたからだろうか。薪ストーブに詳しくない屋根屋(板金屋)に頼んだのが間違いだったのだろうか…。
葺き替えたばかりの屋根にもタールが垂れている。
原因がはっきりするまでしばらくストーブはお預けか。
来シーズンまでにちゃんとした煙突にしなければならないが…。
ガッカリ5。
ここまでのところ、ワーイ対ガッカリ、3対5。
屋根も新しくなったのに、ヨツールも来たのに…、なんかすっきりしない。
舎長は「せっかくの新しい屋根やヨツールがかわいそうだ」と言い、「あー、まともな煙突をつけてあげたい」「貧乏はやだなあ」と、30分ほどぼやいてから寝た。
屋根にしてもヨツールにしても舎長は心を躍らせ待ち焦がれていたのだ。
言葉がない…。
後日、出てこなかった言葉を歌(言葉)にしてみた。
これしきを貧しと泣くな汝が横で貧乏神が笑っているぞ
黒金のストーブ燃えよ来冬は清しき土間に種火絶やさず
やがて来る花の下にて酌み交わさん福の神と頬を染めつつ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/e9/a6bf169b83cae2f99d969ec422066b41.jpg)
今日のこと 削除をしたき 春の雨